この世界では四つの大陸がある。ヴェスナー大陸、リエータ大陸、オースィニ大陸、ズィマー大陸。その一大陸、ヴェスナー大陸では、チーカ国、レオーネ国、ヴァーチ国があり、二千二百三十五年にチーカ国とレオーネ国が共闘し、ヴァーチ国を攻めた。
大陸の半分を持っていたヴァーチ国は、領土が小さかったチーカ国やレオーネ国が不満を持ち、戦争が始まった。
毎年、機械が発展しているチーカ国、戦闘技術が高かったレオーネ国、一方ヴァーチ国はチーカ国やレオーネ国みたいに技術が発展していないため、二千二百四十年に戦争が終わった。
ヴァーチ国は半分の領土を失った。
そして次は、チーカ国とレオーネ国の戦争が始まった。レオーネ国はもっと領土が欲しいという欲望でチーカ国を攻めた。だけど、機械の技術には勝てないのか、半年で戦争が終わった。
戦後、衣食住の生活に困って数十年後、他の大陸に力を借り復興の道を歩み始めた。
だいぶ復興が落ち着いてきた頃、チーカ国の住民達が、戦争を起こさないために戦争中に体験した事を書いたり、子供達に言いました。
だけど、それも途切れていきどうやって残していくか考えると、機械技術者達が現れその話を聞いた途端、機械を作り始めた。
出来た機械の名前は「リコレクション」
リコレクションとは、亡くなった人の遺骨が入ったお骨箱を置き、その人の記憶の中に入り亡くなった人の記憶を見てお骨箱を本にする。
ただ、まだ試作品で未完成なので実験体になった人たちは亡くなっていくことや、後遺症が残る事が多かった。その失敗が続き、やっとリコレクションが完成した。
そしてMEMORYの会社が建てられ、リコレクションと進化していくと同時に世界に広がった。
現在、三千六百五十八年。今では戦争を体験した人以外の人でも、MEMORYに訪れる人が多かった。大切な人の記憶を残しておきたい、お墓として便利だからとか色んな理由をつけて。
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