この作品はいかがでしたか?
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「ゲームのこと、ってなんなん?」
「それは…みんなの前で話す…よ。」
「わかったわ。じゃあ、みんなを呼びましょう。アオリさん。」
「廻さん。」
「…ん?どしたん?華さん。」
「夏暉さん。お願いね。」
「…」
「おーけーや!」
そういってアオリさんと華さんは足早に消えていった。
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「…よし、整理しましょうか。」
「うん。大丈夫だよ。青葉くん。」
図書室は匂いが残るため、メインホールに移動した。
そして―
「まず、木崎さんは能力で殺された可能性が高い。」
「うん。だって普通に生まれる傷じゃなかった。」
「そして、木崎さんの死体の近くにはドアがあった。」
「隠しドアみたいでこんなことじゃなかったら興奮してたなあ…」
「まあ…それはわかります。」
ここは一体何処なのだろうか。絡繰も多いし…少し興味があるなんて言えないけど。
「だから―」
バタンッ
「!?」
突然ドアが開く。その奥には廻と夏暉さんが居た。
「あ!楠木くん!ここにおったんか! 」
「え?どうしたの?廻。」
「説明は後や。今すぐ戻って!」
「え?どうした―」
そんな事を立花さんが言う前に、廻達は行っていた。
―二人はどうしたのだろうか。こんな焦ってたことは何かがあったのは明確だけど。
「青葉くん…」
「‥まあ、向かいますか。」
「まあ、そうだね。じゃ、行こっか」
コメント
2件
初コメ失礼します 面白くて一気読みしたよ〜 発想天才だね!!!