mmmr/mmntmr様の二次創作
ご本人様とは関係ありません
曲パロ集
cp表現あり
死ネタあり
誤字脱字報告
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あだぽしゃ/いよわ rklt
rk ⇒「」
lt ⇒[]
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※イカロス について
Wikipediaで調べました。
恐らく,イーカロスの事だと思われます。
以下コピペ
ギリシア神話に登場する人物の1人である。蜜蝋で固めた翼によって自由自在に飛翔する能力を得るが、太陽に接近し過ぎたことで蝋が溶けて翼がなくなり、墜落して死を迎えた。
とのこと。ほぼ本編に関係ないです((
※足枷_あしかせ
※蠟燭_ろうそく
今回,想定している蠟燭は写真のような蠟燭です。
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鼻がつんとする,古臭い書物特有の香りがする。
懐かしいなんて思いつつも,早速ぺらぺらと書物を読み始めた。
[__はぁ]
少女は白い息を吐いた。
辺りは真っ白。そんな中黒髪の少女がダウンを手に持って引きずりながらさまよっていた。
ダウンの袖には雪が少し積もっていた,大分歩き回っていたのだろう。
『だらんと垂れ下がっちゃった 栄光の手をご覧』
少女も心なしか,灯りの蠟燭(ロウソク)を見つめている。
それでも少女の足が止まる事はない。
歩き続けたらいつの間にか温まっている..そんな希望を探しに行っているようにも見えた。
『私の有り様』
『その体が 無様に温まるまで 歩きましょう』
[…rkさん,,っ]
少女はいつの間にか夢を見ていた。眠っている訳ではない。夢という名の理想を見ていた。
遠い昔__といっても最近だ。だが少女にはその夢が遠い昔のように感じていた。
rkという少年は少女__ltと交際相手だった人物だ。
__交際相手だった。
そう。ついさっきまでは。
「別れよう」
街のホテル内のレストランで彼は言った。
時計は丁度8の数字を指していた。
少女は何も考えられなかった。
愛し合っていた。一生分の愛をささげていた。
だから__少女は今日こそ【プロポーズ】をすると心に誓っていた。
だがその誓いは破られる事となったのだ。彼に別れを切り出されてしまったから。
[rkさん,私と一生を過ごしてくれませんか]
少女は雪の中,プロポーズするためのおまじないの言葉を呟いた。
勿論,返事が帰ってくる事はない。いつの間にか雪と混じってしょっぱい液体が目から溢れていた。
少女は身震いして,ふと引きずっていたダウンを見つめた。
『水ぶくれの跡が酷く 痒くて堪えるような 爛れた夢の続きを見て 泣いていました』
『大事にしてた秘密の おまじない ふと唱えたら わけもなく 体が震えて 正気になった』
[私の気持ちなんかこれっぽちも伝わらなかったんだ]
[私達,気が合わないみたい..でもこれが正解だったはずだよね..??]
[別れてお互い幸せに暮らした方が..いいんだよね..??]
[..幸せに暮らす..か。私はもう無理かもしれないね..]
少女は自信なさげにダウンを見つめながら呟いた。
もう少女には文字すら読めないだろう。現実と幻覚と涙がごちゃまぜになっている。
『私たちもう一生 分かり合えないと 分かっていたでしょう』
『_____お互い幸せになりましょうね 文字すら読めぬ猿よ』
[..まだ好きだよ..]
その言葉がお呪いになるとも知らずに,少女は本心を雪と一緒に積もらせた。
おまじない。
__おまじないはかけ方を間違うとお呪いになってしまう。
少女はお呪いを自分自身にかけてしまっていた。
自己暗示。それの繰り返し。ずぶずぶと沼に沈んでゆくように。
丁度,少女も足が雪にハマって沈んでいた。
お呪い__それは遺言にもなり得るらしい。
少女は言うだろう。
__まだ愛してるよ,と。
『遺言は短めに たいそうお気楽に 済ませるのが良いわ』
…それでも,少女は歩いた。
もう何が何か分からない。それでも,向かう場所があった。無我夢中で歩いた。
道には鹿や猪の屍。凍死したのか,喰われたのかは知らないが,少女はそれをゴミを見るような目で見つめた。
少女は5分に一回程の頻度でちらちらとダウンを見る。
相変わらず,ダウンの袖はだらんと垂れ下がって,雪が積もっている。
…引き摺っているダウンはもう少女にはrkのようなものに見えているらしい。
でも,rkに見えるダウンを見つめる少女の表情は,後悔なんてモノはなく,
[rkはあの鹿や猪みたいになって死ぬんだよ..笑]とでも言うかのような..煽り的な表情だった。
『だらんと垂れ下がっちゃった 栄光の手をご覧』
『あなたの有り様』
[目を見て話しましょう] (め,み,はな)
[お野菜を食べましょう] (やさい,た)
[お勉強しましょう] (べんきょう)
[なんてうるさいよ..私,もう大人だよ??] (わたし,おとな)
[結婚だって..できる年になったんだよ..??] (けっこん,とし)
少女は,恐らく家族に向けて空へと呟いた。家族への遺言,とでもいうかのように。
家族は過保護だったのだろうか。少女はずっと,自分の【大人さ】について話している。
確かに,ltは【女の子】といえる程幼くはない。顔立ちだって,少し色気があるくらいなのだから。
それでも【彼女】より【少女】と表したほうが的確と感じるのはなぜだろう。
言葉選びから幼さがにじみ出ているからかもしれない。
『目を見て話しましょう お野菜を食べましょう お勉強しましょう』
[わたしもう,死んじゃうのかな]
[だいじょうぶ,だいじょうぶだよ..きっと…]
[まだ,歩ける..まだ,歩けるよ..]
[ずっと歩き続けれるよ..]
少女は死から逃げまどいながら,歩き続けた。
歩いても,歩いても,景色は変わることのない雪山を。
その時,雪の吹雪が少女に襲い掛かった。その吹雪は,少女の人生の針が止まる事を暗示していた。
[わっ..!?]
[..もう..終わり..??]
[わたし,もう終わり..??]
少女は自分自身に問いかける。勿論,返事は返ってこない。
ダウンには,もっと雪が積もってどんどん鉛のように重くなっていた。
『それはまるで 日の光に翼もがれた イカロスのように』
『変わることも終わることのなく続く 眠りの箱のように』
『身に余る寒さと 問いが襲いかかった』
歩き始めて3時間。少女のブーツの靴紐がほどけてしまった。
ダウンと蠟燭を雪の上にそっと被せて,靴紐を結びなおそうと思った時。
少女の瞳には何が映ったのだろうか。蠟燭のよわい光をじっと見つめだした。
その瞳には確かに,涙が浮かんでいた。
[ぁ..あぁ,]
ゾンビみたいな唸り声を上げて,苦しそうにもがいた。
それが引き金になったとも知らずに,また泣き出してしまった。
『交差点に渦巻いている 悪意のような陽炎に』
『靴を履くのも怖くなって 泣いていました』
『鉄で出来た処刑台の 床から ふと伝わる』
『温度だけで 体が腐り落ちて 気が狂った』
[rkさん,もういいよねっ..??]
[rkさんから振ったんだから,もう一生戻らなくても..いいよね??]
[大嫌いだよ,]
『私たちもうずっと 互いのこと 好きじゃなくていいでしょう』
また少女はrkへと話しかける。___rkという名のダウンに。
[捨てられてもいいもん]
[新しい人なんてすぐ見つけられるし,]
[今だって,rkさんと別れられて幸せだし, !!]
そんな事を言った途端に,また涙が溢れてしまうのは何故だろう。
少女はまだ,気づけていなかった。
『私は幸せになれるのよ ここじゃない所でも』
「別れよう」
少女の頭にはrkの言葉が,足枷(あしかせ)のようにこびりついていた。
【分かり合えない】そう分かっていたとしても,rkの事を考えてしまうのだ。
[幸せになれますように,]
『私たちもう一生 分かり合えないと 分かっていたでしょう』
『お互い幸せになりましょうね 忘れてよ この顔も』
ダウンの上に雑に置かれた蠟燭。その蠟燭の火の勢いは少しずつ弱くなっている。
__少女の寿命を表すかのように
実際,少女は狂いかけていた。
[あつぃ,]
聖夜の雪山,寒いはずなのに【あつい】なんて言っている。
うわあ最後まで書ききりたかった..もう限界突破してるから書きません..
約3500文字..多分最初の説明とかで500は使ってるな..
ここまで長くしたの初めてかも。
続き(自分の妄想)
lt→低体温症で死亡
rk→ltの最後を見届けてそれを書き綴る。
→最初の2行はrkが書き綴った書物を読んでいるという描写。
なんでrkさんが別れを切り出したのかは自分でも分かりません。なのにltさんの最後を書き綴ったっていう事にしたからぐちゃぐちゃになった。辛い。
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