東北と北海道
北海道視点です
ザクザクと雪の道を歩いていく。
通った道には大きな足跡がついていた。
風が吹くと冷気が頬に押し寄せ、ビリビリと痛くなる。
雪がハラハラと降ってきたため、早歩きで東北の家を目指した。
福島「いらっしゃい!」
ドアをノックすると、東北の玄関口である福島が迎えてくれた。
こうやって笑って出迎えてくれるのは嬉しい。
宮城「福島〜誰だったんだ?」
奥から蕨手刀と日本刀と持った宮城がやって来る。
宮城「北海道!よく来たね!」
北海道の顔を見ると、宮城は安心した顔で刀を下げた。
宮城と福島は東北の守護者的なポジションなので、福島は白虎刀、宮城は蕨手刀と日本刀をいつも腰に掛けている。
福島「寒いでしょ?中に入ろう」
福島に連れられ、お邪魔しますと言って中に入った。
秋田「北海道〜!」
中に入ると秋田が抱きついてきた。
北海道「うわぁ!?」
勢いが良くドサっと倒れる。
秋田「久しぶりぃ〜!」
顔をすりすりしてくるのがとても可愛い。
頭を撫でるとふさふさしており、温かった。
山形「大丈夫!?」
騒ぎを聞きつけて山形もやって来る。
青森はりんごを頬張りながら、岩手は南部せんべいを食べながらその後ろをついて来たようだ。
青森「北海道、りんごいる?」
北海道「相変わらずりんご愛がすごいね」
岩手「居間においでー」
と岩手が言い、秋田を担ぐとみんなで居間に歩いた。
ガラッと襖を開けると薪の匂いが漂う。
東北は寒いので薪ストーブとこたつがある。
外の寒さは裏腹に、部屋の中はとても暖かい。
宮城「さあみんな、こたつに入りな」
秋田「イエッサー大将!」
宮城が呼びかけ、こたつに入る。
山形「北海道!ちゃんとお酒は持ってきたね?」
と酒瓶を持ち上げた。
北海道「もちろん!」
北海道の地酒を机の上に置く。
宮城「準備はいいな?それじゃ」
全員『乾杯〜🍻』
青森「ザナース!!」
北海道「ねえそれロシア語!!」
〜酔い潰れるまで飲みましたとさ〜
短い!!!
コメント
8件
秋田が可愛いすぎる……(昇天)
青森がロシア語使ってて面白い! 話書くのめっちゃ上手いですね! ちなみに道民はこたつ持ってる人少ないです 北海道は家が防寒対策してあるのであったかいです 東北の方は冬どんな感じですか?