展開ジェットコースター
死ネタ
エセ関西弁
年齢操作
謎作
登場人物
桃、白、黒、青
ネタ提供ありがとうございます‼️遅くなってごめんなさい😿
桃.視点
もう春なのにまだ寒く雪まで降ってしまう以上気象、
そんな中俺はとある場所に来た。
桃.おじゃましまーす
白母.あらいらっしゃい、寒かったでしょ?
桃.すっごい寒かったです…
白母.初兎、部屋にいるわよ
桃.あっありがとうございます、
玄関からそのまましょうちゃんの部屋に向かう。
桃.しょうちゃん、
白.んぁ!ないちゃん!いらっしゃい!
桃.今日さ美味しそうなうさぎのクッキーあったら買ってきたんだかわいいでしょ!
白.んぉー!!すっごいかわいい!ええの!?こんなかわいいの食べて!
桃.ゆっくり食べなね、
白.はーい!
にこにこと美味しそうに頬張るしょうちゃん、
一方的にしか会話は出来ないけどそれでもしょうちゃんが友達としてでも好きだから会いに来る。
桃.俺もそっちいきたいなー、
白.来てほしいけどな、
桃.今の仕事が忙しいからさ、
白.大変やね、
桃.また来るよ。もしかしたらそっち行くかもね笑
白.やっぱ来んなよ笑 ないちゃんすーぐ抱きついて鬱陶しいわーなんて笑
桃.あいつも連れてきたいな、
白.僕も会いたいな、連れてきてよ
桃.なにしてんだろーな、あいつと一緒に嘘つき兎こらしめてやる、
白.そらごめんって、笑 自分でもこうなるなんて思わんかったし笑
桃.またねって言ったのに…
白.…、
桃.さよならになるなんてさ、
初兎は中学生の頃、
殺人事件で俺を庇って死んだ。
今俺の目の前にあるのは仏壇と体育祭で弁当をにこにこで食べてる初兎の遺影。
白.ないちゃんはいつまでもかわらんね〜、
桃.もうそっちいきたいよ、会社辛い。
白.そっか、おいで。
暫くして日が赤く染っていた。
桃.じゃあしょうちゃん、またね。
白.うん、またね。
さよならできなかった。またねが嘘になるから、
田舎でもなく都会でもない街、不便を感じてるわけでもない生活。
ぼーっと歩いていると家の前に立っていた。
黒.あ、この家の人ですか?
桃.あ、はい、そうです、
黒.こんにちは、警察のもんなんですがね
関西弁の毛先が金髪になってる警察か疑うほどちゃらいお兄さん。警察手帳みせてきたから多分本物なんだろうな、
黒.最近怪しい人が彷徨いてるらしくてですね、
なんか見たり聞いたりしてません?
桃.あー、見てない、ですね、
黒.そうですか!令和なのに物騒なもんですよねー、なんかあったら叫んでください!すぐ駆けつけます!
桃.あ、はい、笑
黒.では、
家に入るとどっと疲れが押し寄せた。
桃.警察ってだけでなんかすっげぇ心臓バクバクする現象名前つけようぜ…
もうしょうちゃんには会わない、
死んでも会いに行かないと思う。
桃.怪しい人、ね、
そいつが可愛い女の子だったら殺されても悔いはないんだろうな。
殺人犯ってわけでもないと思うけど笑
ぴーんぽーん。
桃.はーい。
家にくる用は大抵宅急便だから気を抜いて確認しないでドアを開けた。
?.こんばんは。
フードを深く被ったやつに挨拶されたあと記憶が飛んだ。
?.おっ起きたか。
俺はベットの上にいてフード被ってたやつだろうか、青髪のやつが視界に入った。
青.お前は人質だ。
桃.そう、
青.怖がらないんだな。
桃.丁度死にたいと思ってたからね。その銃で殺してよ。
青.はっ、お前もかよ笑
桃.お前もかよって、心中計ってたのかよ
青.そう。いやー丁度好みの顔面がいてさ、
桃.ごめんけど男無理。
青.そっ、じゃあいい?もう。
桃.えー銃で俺の部屋で死ぬの?
青.何、なんか要望でも、
桃.屋上行って飛び降りね?
青.なんで。
桃.友達と同じ死に方はいやだね。最後まで一緒とかきもい。
青.そ、じゃあ逝こ。屋上。
桃.話わかるんじゃんすっげ。
青.別に死ねればなんたっていいんだよ
屋上。普段は鍵がついてて入れない。
入れたのはまぁ察せよ。
最後が男ととかどんだけ不憫なんだよ
青.死ねなかったらまた会おうぜ。
桃.うんまたね。次は辛さ分かちあった友達としてさ笑
青.んふ笑きっしょ笑なんも話してねーだろ
桃.死にたいってだけでいいんだよ。またね。
青.また、
6階の屋上から飛び降りた。
痛みは少しだった。
?.__ち__、な__ちゃ_、
桃.ぅ、
白.ないちゃん!
桃.しょ、ちゃん、?
白.ほんとに来たんだ笑
桃.あ、こ、来れた、
白.ないちゃん大っきいね!
桃.しょうちゃん中学生のままだもんね笑
白.また会えたね!
桃.うん、あのさ、
白.なに?
桃.青髪、見てない?
白.見てないけど…
桃.そっか、
安堵したような、もやっとするような、変な感情がぐるぐるしてる。
またねじゃなかった。
桃.また嘘かよ、笑
白.なにが、?
桃.んーん、なんでもない
また会えてよかった!
白.僕も!
抱きしめあって昔に戻った気がした。
白.まろちゃんもおればよかったのに、
桃.俺さまろと一緒に死んだんだよね。
白.えっ?
桃.しょうちゃんと同じでまたねって言ってまた会えなかったっ、
出したくもない涙が出てくる。
桃.生きたのかなっ、嬉しいのにっ、嬉しくないの、ッ、
突然頬に痛みが走った。
白.うるさいっ!
途端に涙目で怒ってるしょうちゃんが怒鳴り出す。
白.見てることしかできんねんからっ、まろちゃの心配とかしやんときよっ、会えただけでいいやん、
意味わかんなかった。
自分には難しすぎた。
桃.わかんないけど、わかった。
白.どっちやぁ、
桃.俺眠いや、おやすみ。またね。
白.うん、またね。
きっともう会えない。嘘つきだもん。
うさぎもねこもみんなみんな。
朝、起きると清潔な白い天井が映った。
医.おはようございます。
桃.ぉ゙_ょ゙、ま゙す、
医.数日目を覚まさない状態でした。
桃.そぇ゙_か、
医.首をやっていたんですが奇跡ですね、生きてます。声帯も少し変なところに行ってしまったのか出しづらいと思います。リハビリしてください。
桃.はぃ゙、あ゙の、
医.はい、
桃.ぁ゙お_み゙の、
医.申し訳ないです、他の病院で看られたのでこちらにはなにも、
桃._゙す、ぅ゙か、
どこにいるか分からない。
またねって言うやつは嘘つきなんだ。
また死ぬ勇気もないからまた会えるのはいつかな、
今は、
またねは君の嘘だった。
コメント
3件
おぉ、神作すぎる!題名って真似させていただいてもよろしいですかね?
うわぁぁ、✨ありがとうございます😭💞 スンゲェ神作で読んでてめっちゃ楽しかった(?)です!!!!