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「入れるしな」
つぷ、と指が入る感覚がした。
やはり、異物感がある。
「はぁっ、あ」
思わず声が出てしまい、改めて声を聞かれるのは恥ずかしいと、意識してしまう。
「大丈夫か?」
「あ、うん、大丈夫っ」
こじまの顔は真剣だ。
格好良くて、余計ドキドキしてしまう。
「⋯⋯やっぱアカンかも。なんでそんな格好良いん?」
「お前なに言うてんねん」
そう言うが、こじまは嬉しそうだ。
しかし、こんな軽口をきけるなら体は大丈夫だろう。
「な、どこが気持ち良い?」
こじまは指を少しずつ動かしながら聞いた。
「んー⋯、ンッ、⋯ふっ」
「ここ?」
「ん、うん」
まさやの眉間に皺が寄る。
はあ、と吐かれる息は甘い。
ゾクゾクとした快感が、足元から追い上げてくる。
「⋯ふ、ぅっ、う」
ぎゅっとシーツを握って耐える。
「まさや、声聞かしてぇや」
「⋯恥ずいやん」
「でも聞きたい」
そう言うと、こじまはグッと指を曲げて、まさやの性感部を強く撫でた。
「⋯イ``⋯ッ!!ひっ!」
ギシッ!とベッドが鳴った。
「あ``っ!ぐっ!」
「おれ、まさやの声好きやから、どんな声も聞きたい」
飾り気のないその言葉は本当だ。どんな声を出したって、こじまは嫌ったりなどしない。
「う``⋯っ、あ``ぁ!ああ``! 」
しなやかな背は反らされ、恥ずかしいという思いとは裏腹に、身体も声も大きく反応してしまう。
「気持ち良い?」
わかっているのに、確かめるように聞く。
「良⋯ぃ``!あ``ぁあ!ぅアっ!」
ずっと気持ち良いの波が、何度も何度も身体を駆け巡る。
思考がぼんやりしてきた。
「凄いな、まさや。めっちゃ当てられるわ」
こじまも、興奮しているようだった。しかし、今のまさやにはそんな事を考えられる程の思考力は残っていない。
「ぅあッあ、あッ!嫌⋯!おか、し、な、⋯る!」
途切れ途切れに訴えられ、こじまはハッとした。
中イキの仕方がわからないのか。ただただ、強い快感だけを与えられ、辛くなってきているのだろう。
「まさや」
こじまは指を抜き、まさやの頬に流れた涙を拭った。
「うっ、ふ⋯ッ」
まさやの身体は、まだ快感の余韻に侵されたままだ。
そっとしたキスを繰り返すと、次第に力が抜けてきた。
「ちょっと落ち着いた?」
「うん⋯」
「ごめんな、加減わからんくて。最初からとばしすぎたわ」
まさやは、ううん、と首を振った。
辛かったけど、嬉しかった。
それに、おかしくなりそうな程気持ち良かった。
本当は、こじまの手でおかしくなっても良いと、少し思った。
「なあ、まさやの見ておれめっちゃ興奮してんで?」
ぐい、と押し付けられたそれは、熱くてグロテスクな程に脈打っていた。
「ぅわ⋯、凄⋯」
思わず目を奪われてしまう。自分を見て、こんなになっただなんて、不思議な気持ちだった。
魅力がないと思っていた自分が、こじまをこんなにする事ができるなんて。
「触っても良い?」
「うん」
張り詰めたものをそっと触ってみる。自分にも同じものが付いているのに、なんだかどう扱って良いのかわからなくなる。
「めっちゃ熱い」
「うん。お前の事見て、こうなってんで」
嬉しい。
「入れんのは無理やから、一緒にしよか」
そう言って、先程のようにまさやに2人のものを握らせた。
動かしたら良いんかな?と、まさやが思っていると、こじまがまさやを見つめながら、動き出した。
「うわ⋯っ?!」
まさやの手の中のこじまのものが、まさやのものに擦れる。
「あっ、アッ」
固い熱が何度も何度も擦り付けられる。
ゆさゆさ動くこじまの動きは、まるで正常位のセッ●●のようで、視覚的にも、くる。
こじまの大きな目は、少しづつ苦しそうに歪んでくる。
「あ``~~、まさや⋯、おれ、もう限界かも⋯ッ」
「うん、うんっ」
こくこくと必死に頷くまさやも、とっくに限界が近い。
ギュッと更に強く握り、数度こじまの影が動くと、2人はお互いの身体に熱を散りばめた。
「なあ、まさや。ずっと悩んでたんやんな?ほんまゴメンな 」
「もうええて、おれも言わんかってんから」
2人で常温になってしまったコーヒーをすすりながら、話していた。
「いやー、それにしてもなんかショックやわ。まさやが思ってたよりエロかった」
「はああ?!」
馬鹿にされたようで、まさやは即座に戦闘態勢に入る。
「絶っっっっ対、2人きりの時以外アカンからな!!」
あれ、思っていたのと違ったようだ。
「ちょっとでもアカンからな?!不必要に服脱ぐんとかも、やめて欲しいくらいやからな?」
おっと⋯⋯これは
「こじまくんて、意外と独占欲あるん⋯?」
「普通やろこれくらい」
多分、独占欲強い方じゃないか?と、思いながらまさやは「わかった」と言って、こじまの隣に座った。
これはこれで心地好い。
「じゃあ、2人の時はいっぱい甘やかしてや」
にこ、と人懐こく笑うと、こじまは困ったように笑って、頭を撫でた。
《おわり》