一覧ページ

ユリ

第1話 - 第1話

2025年05月24日

#オリジナルストーリー

#オリジナル小説

#オリジナル作品

#ダークファンタジー

らっぱら

もし、僕がまた君の元に戻れるなら、

君はおかえりって言ってくれるかな。

愛してるよ。リーリエ。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

協会の鐘が鳴る。

「起きてよ、リリオ」

そう言われ目を覚ます。珍しいな。君の方が先に起きるなんて。

コンコン

そう思っているとドアをノックされる。

「はーい」

なんて陽気に返事をするリーリエを見てよく朝から元気でいれると感心する。

「お目覚めでしたか。お嬢様。」

そう言い使用人が部屋へ入ってくる。

「おはようフィタム。」

「おはようございます！リリオ様！リーリエ様！」

「今日は”特別な日”ですよ！｣

「え〜！今日なのー？」

「リーリエ、アレ嫌い。」

そういい不貞腐れた顔をする。

特別な日。正直、私もあまり好きではない。

あれは私たちが10歳の時。

初めての特別な日だった。

この作品はいかがでしたか？

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

らっぱら

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。