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図工のことだった。
俺はいつも通り楽しく工作をしていた。
同じ班の友達と一緒に作って楽しい時間を過ごしていた。
「この地獄白塗ったらなんとかなりそうじゃね?wwwww」
「たしかにwww一緒に絵の具取りに行こ!」
「そうするか!」
この時はなんにもなかった。
「まってwwwwwめっちゃかわいいwwwww」
「あれからこれになんのwwww」
「ひぃー⤴wwwww」
こんな感じに楽しくやっていた
少し時間がたって俺が白い絵の具を足しに絵の具が置いてあるところに白い絵の具を足し行ったときに最初の事件が起きた。
「(泣)」
さっきまで一緒に楽しくやっていた友達が泣いていた。
「大丈夫!?」
泣いている理由はわかっていた。
「(泣)」
たぶん理由はあいつになにか言われたんだと思う。
あいつっうのは同じ班の害虫だ。
ほんとに害虫だ。いや、害虫どころじゃない。
まっっっじのクソだ。まじでこの世から消してほしいぐらいにクソだ
あいつは平気で嘘はつくし平気で暴言を言う。
とりあえず友達を慰めてから班のテーブルに帰った。
先生に怒られたあとそいつを見ると反省してる素振りもなかった。
どうせイキってんだろとその時はずっと思った。
しばらくしてその子が帰ってきたあともう一回慰めた。
少し落ち着いたあともう一回背景?を書くのを再開した。
「すごくねwwwwww」
「うん、!w」
俺が頑張ってその子の笑顔をなんとかして取り戻した
だけど、まだ懲りてねぇのか暴言をまたその子に言い始めた。
無視して絵を書いていた。
「ねえてかジュネってまじ天才だよね」
「えわかりみが深すぎてブラジルまで行けそう」
「wwwwww」
そしてなぜか害虫が話に入ってきた。
「天才?じゃあーーーーはーーーでしょうか?」
うっぜぇ顔で質問してきた。
ジュネいないのに。
ホントバカだなこいつ
「答えられないなら天才じゃないねーw」
「どうせ天才じゃないだろw」
腹が立った。
てか、ジュネいないっつーの
話聞いてた?この害虫が
私達は心の中でため息をつきながら絵をずっと書いていた。
だけどずっとずっと悪口をいわれた。
その時私の心の中の線がなにかバチンと切れたような感じがした。
「ごめん。トイレ行ってくる。」
なんとかその線を治そうと中断してトイレに行ってきた
はぁ。つかれた。
ジュネの悪口を言わなければバチンと切れなかったはず。
だけど言われてしまって切れてしまった。
深呼吸をして落ち着く。
はぁ。
落ち着いているときに思いついてしまったことがあった。
それは”あいつを潰す”だ。
トイレの中で復讐の仕方を考えて、トイレを出て教室に行った。
班に戻ったとき友達も
「トイレ行ってくる」
と言って教室を出た。
俺がトイレに行った意味がわかったんかな。
戻ってくるまでは静かに白を塗りたくっていた。
戻ってきた。
戻ってきて隣きたときに話した。
「害虫潰していいかな」
って。
そしたら
「いいよやっちゃいな」
って言ってくれた。
たぶん害虫にも聞こえていたと思う。
聞こえような会話が聞こえたから。
たぶん潰さないと思っている。
だけど私の心の中でやっていいのか。とブレーキがかかっていた。
だから他の友達にもきいた。
「やっていいか。」
と。
みんな
「いいよ」
と言った。
それで私のブレーキは全部外れた。
タイミングを見てやる。
でも、できない。
怖くて。
足が震えて…怖くて、できない、
とりあえず足の震えを抑えようともう一回トイレに行った。
トイレ入って深呼吸をした。
もうこのときの俺はやるつもりだった。
少し時間がたったとき、誰かが私の名前をよんだ。
「〇〇!」
「!?」
一緒にやっていた友達だ。
俺と同じで落ち着きに来たんだろう。
トイレのドアとドア越しで話す。
「ねぇほんとにやるの?」
「終わったらやるつもり。」
トイレから出て手洗いに行く。
「あーちょっとまってー」
「いいよ〜」
友達が落ち着くのをまつ。
出てきて少し話す。
「やばい、緊張する…」
「大丈夫〇〇ならできるよ」
「うん、よし、いくわ。」
深呼吸をして図工室にいく。
入った瞬間早歩きで害虫のところに行って
椅子を倒した。
「あ??」
殴ろうとしたら止められてつかみ合いみたいになった。
「お前喧嘩売ってんのか?」
「ああそうだよ喧嘩売ってやってるよ」
後ろから
「〇〇やめな!!ほら〇も!!」
だけど全然離さなかった。
「やめな!!!」
って言われて離された瞬間図工室を出てトイレに直行した。
ずっと我慢してた涙が溢れ出てトイレで大泣きしてしまった。
声が外から聞こえるぐらい。たくさん泣いた。
害虫に力負けしたこと。ブレーキをかけれなかったこと。全部のことに泣いた。
ボロボロ涙が出て、時には助けを求めることも言った。
「だれか助けてよ、iKONの誰でもいいから(泣)」
ずっとボロボロ泣いた。
そしたらあの子もきた。
あの子も泣いていた。
「〇〇、(泣)」
15分ぐらい泣き続けたと思う。
iKONに助け求めて、ボロボロ泣いた。
そしたら友達が来た。
来た理由は先生が探してるんだってさ。
ありがたいけど、今は来ないでほしかった。
一人でいたかったから。
「〇〇大丈夫?〇〇も大丈夫なの?」
大丈夫じゃない。
つらい。
つらい。
くるしい。
友達が来てもずっと泣いた。
ずっとずっとガマンしてきたのが全部爆発した。
一人で溜め込みすぎた。
時間がたって図工の終わりの時間が来た。
みんなが図工室に行ったあとトイレから出た。
少し気分転換でその子と色々話した。
みんなが帰るときすぐにトイレに向かった。
そして時間がちょっとたったとき。
先生が来た。
なぜか担任の先生と女の先生がいた。
「コンコンっ」
優しい声で呼びかけてくれた。
「っ…!?」
最初はびっくりした。
「〇〇さんと〇〇さん大丈夫ですかー?」
心がホッとした。
少しドアを開けて出た。
女の先生に
「ありがとうごさいます」
とお礼をしたら担任の先生に保健室につれてかれた。
保健室について先生が
「あの、ケガじゃないんですけど喧嘩して、ちょっと、」
って少し説明したらすぐ入れてくれた。
そしたら先生はすぐ教室に戻った。
戻ったあとソファーに座って色々と聞かれた。
なんでこんなことしたのかーとか、いつのじかんだったのかー
色々聞かれた。
言っているときに涙が出そうだったけど頑張ってこらえた。
友達は泣いてたけど。
泣いてて別にいいと思う。
俺は頑張ってがまんした。
先生にそんな姿見せたくなかったから。
実は害虫も事情聴取されていた。
俺らはその間いろいろな話をして落ち着いた。
先生とK-POPのこと話したり、いろいろ、
先生の友達がiKON好きって言っててめっちゃ元気になった。
そしたら担任の先生がきて害虫の事情聴取の内容をこっちに言ってきた。
ちゃんと認めたりした。
そしたら
「○さんは謝るんだったらあやまる。と言っているけど、どうする?」
と質問された。
正直私は害虫のことを見たくもないし話したくもない。
だから私は謝らなかった。
だけど友達は謝ってみると言って害虫のところに謝りに行った。
てか、ほぼ悪いのあいつなんだけどな。
ほんと意味わからないわ。
友達が謝りに行っている間に親に電話したりしていた。
時計を見ると4時ぐらいになっていた。
サッカーしてる友達たちがいてみんなに心配された。
「〇〇ー!大丈夫かー!」
「大丈夫!」
この時はだいぶ落ち着いた。
友達が帰ってきた。
どうやら和解したらしい。
そしたらなんか知らないけど2組の先生も来た。
「ねぇ聞いてー、〇〇〇がミシンの針指にぶっささったのー、」
いや、友達かよ
「〇〇〇が?」
「そうなんだよ、電源つけるだけたのになんで針ぶっ刺さったのかなぁ、」
「ええー…w」
「〇〇〇が「先生針ぶっ刺さっちゃいました」って言われて指のところ摘んでて血出てさぁ、いや、見せられても困るんだよ、w」
「wwwww」
すごく元気になった。
そしてやっと帰ることができた。
先生が私達のバックと音楽バックと図工バックを全部持っていてびっくりした。
先生力持ちやん。
そしてすぐに準備をして帰る。
保健室の先生にも
「さようならー!」
って言って帰った。
玄関にはうちの母さんがいた。
外はもう暗くなっていた。
俺早く帰りたいのに買い物に付き合わされた。
そして買い物終わって家についた。
この日はちょうどバビの誕生日とエマの誕生日だったのでケーキをかって一人で食いました。
おわり。