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[ 主人公 視点 ]
「 ・・・ 僕の勝ちですね 」
「 約束通り 」
( カチン ッ
「 訂正して頂けますね? 」
「 我がローレイス家は 」
「 落ちぶれてなどいないと! 」
「 ・・・ 訂正はしよう 」
( すく っ
「 だが ・・・ 」
「 まぐれで一回勝ったくらいで 」
「 調子乗るなよ 」
「 おい 行くぞ! 」
” ・・・ まぐれですって ・・・ !? ”
( ぷるぷる
第 4 話
” ・・・ あぁ ・・・ ”
” 入学初日からやってしまったわ ・・・ ”
( とぼとぼ
” アイツには絶対にかかわらないって ”
” 決めてたのに ・・・ ”
” 挙句 決闘までしちゃったから ”
” 完全に目をつけられたわね ”
〝 は 〜〜 ・・・ 〟
” でも家のことを馬鹿にした ”
” アイツが悪いんだわ! ”
【 教室はあそこね 】
( ガラ ッ
( しん ・・・・
『 ほらあいつ ・・・・ 』
『 何したんだよ ・・・・ 』
( ヒソヒソ
” もう学院中に噂が知れ渡ってるのね ・・・ ”
( トン
” まぁ 予想はしていたけれど ”
” 誰だって面倒ごとには ”
” 巻き込まれたくないもの ”
” ・・・ でも ”
” 前のリアムはずっと友達が出来なくて ”
” 一人ぼっちだったわ ”
” だから今度は ”
( ずうぅぅん
” ごめんなさい リアム! ”
『 ん? 』
” ・・・ いえ ”
” 諦めるのは早いわリナリー! ”
” 頑張れば一人くらいは友達に ・・・ ! ”
( ガタン ッ
「 なぁお前! 」
( ビク ッ
「 え? 」
「 見たぜさっきの決闘! 」
( ぱぁ っ
「 お前すげぇなぁ 」
「 殿下に勝つなんて! 」
「 あ 俺はアグニっていうんだ 」
「 よろしくな 」
( す っ
” ・・・ と ”
” 友達候補来た ー っ !? ”
( ぱあぁぁぁ
( ぎゅ っ
「 ぼ ・・・ 僕は リアムだ 」
「 こちらこそよろしく ・・・ ! 」
( は っ
「 あ ・・・ というか 」
「 リアムって貴族だよな ・・・ ? 」
「 ごめん俺馴れ馴れしく ・・・ 」
「 あぁ 気にしなくていいよ 」
「 学校では皆平等だろう? 」
” ファシアスは例外だけど ”
「 ・・・ 何だ 」
「 周りがお前と関わるなって 」
「 噂してるから 」
「 どんなやつかと思えば ・・・ 」
” え? ”
「 結構いいヤツじゃん! 」
「 ありがとう ・・・ 」
” ・・・ どういう意味? ”
” 私に関わるな ・・・ って ・・・ ”
” それから私とアグニは ”
” よく一緒に居るようにな った ”
” アグニはとても気さくで明るく ”
” リアムもきっと ”
” 彼なら仲良くなれるだろうとホ ッとした ”
〝 ひ 〜〜 〟
” そうしてあの波乱の入学式から数日が ”
” 過ぎた頃 ・・・ ”
【 思ったより図書室に長居しちゃった ・・・ 】
【 アグニ待ってるかしら 】
” 早く教室に__ ”
( ドカ ッ
「 ・・・ !? 」
” え 何 ? ”
” 中庭の噴水に人だかり ? ”
( バキ ッ
( ガ ッ
『 ファシアスの命令に 』
『 逆ら ったんだ って 』
『 あぁ ・・・ なるほど 』
『 うわぁ ・・・ 』
( ざわざわ
” 皇太子 !? ”
「 あ ー あ またディランの悪いくせが 」
「 始まったよ ・・・ 」
「 じきに飽きるだろう 」
” 他のファシアスもいる ”
” 一体何を ・・・ ”
「 アグニ !? 」
「 おい! 大丈じょ ・・・ 」
( ダ ッ
( ス ッ
” 皇太子 !! ”
「 ・・・ これはどういうことですか 」
「 何故アグニをこんな目に ・・・ ! 」
「 コイツが俺の命令を無視して 」
「 お前と関わったからだ 」
” 周りがお前と関わるな って ”
” 噂してるから ・・・ ”
「 ・・・・・・ ! 」
「 たったそれだけのことで ・・・ !? 」
「 言いつけを守らないヤツには 」
「 罰が必要だろう 」
「 コイツはお前のせいで 」
「 こんな目に遭っているんだ 」
” 私のせいで ・・・ ? ”
「 う ・・・ っ 」
「 アグニ! 大丈夫か?しっかりしろ 」
( ばしゃ っ
「 今医務室に連れて行くから 」
「 ・・・ 俺を無視するとは ・・・ 」
「 自分の立場が分かってないようだな !! 」
「 お前たちやれ !! 」
” ・・・ 殺される !! ”
( ギィン ッ
” !! ”
” な ・・・ に ”
” 魔法陣 !? ”
「 ・・・ 何のつもりだ !? 」
( ビク ッ
「 ディラン やりすぎ 」
To Be Continued …