戻れないから［♪］

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あー…あ…

別れちゃったよ…

もう、なかむと一緒にいられないのかな…

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［回想］

あ、なかむだ！

🦈「おーい！…なかむｯ！」

ｸﾙｯ

🐼「あ、シャケ！ﾆｺｯ」

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なかむは、俺が名前を呼べばすぐに振り向いてくれた。

ただそれだけ…なのに、すごく嬉しくて…

なかむの声を

顔を

しぐさを

笑顔を

忘れたくなかったから、

俺は

思い出に蓋をした。

なかむ…

あの時、言えなかったんだけどさ…

…やっぱいいや、

今更、言っても遅いよね

俺らの関係は終わってるんだし…

俺らの本も

もう、あとがきになってるよね…

今更言っても、

意味不明な2人の話になっちゃうから、

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