二次創作です。
ご本人様には関係ありません。
某実況者様のお名前をお借りしています。
誤字脱字等あるかもしれませんが、
温かい目で見守ってくだされば幸いです。
尚、ご指摘等は程々に宜しくお願いします。
みどりの手を引いて歩いていると、みどりの頭がカクンッと揺れた。
小さな手に力は無く、顔色も少し悪い。
どうして今まで気付かなかったのか不思議に思えるくらいだった。
「きょーさん、俺みどり抱っこするから汚れちゃったマフラー持っててくんない?」
「ええで〜」
顔の周りに血で汚れたマフラーがあったら良い気分にはならないだろう。
みどりを抱き上げると、少し早歩きで国までの道を急いだ。
国に着いてすぐに手足の枷と首輪を外し、薄汚れて汚いボロ布を脱がしてお風呂に入れる。
全身にアザやキズがあって、やり場の無い苛立ちが胸の内に募る。
真新しいキズには極力触れないようにして、体の汚れを優しく洗い落とす。
お風呂から上がり、みどりの薄茶色の髪を乾かしていると「ンゥ…」と言葉を零しながらうっすらと目を開いた。
翡翠色の透き通った瞳が照明の光を反射して煌めいた。
「ァ……ココ、ド…コ?」
ぐちゃぐちゃな発音が、今までどれだけ寂しい思いをしてきたかを証明していた。
ずっと喋っていなかったのかな……1人だったのかな…。
「ここは俺の国。大丈夫、何も怖くないよ」
頭を撫でながら優しく声をかけると、みどりは再びスヤスヤと眠りについた。
暫くの間、俺はずっと頭を撫で続けていた。
もう大丈夫…次こそは絶対君を守る……。
どうも、チェシャで御座います。
第2話…いかがでしたでしょうか?
なんと、まさかの連続で御座います。
さて、今回はらっだぁ視点でのお話でした。
次回よりらっだぁの統治する国で過ごす事になるみどりくんですが、らっだぁの“次こそは守る”という言葉も気になるところかと存じます。
それもおいおい分かるように致しますので、首を長くしてお待ち下さい。
それから謝罪で御座います。
「今回短くね?チェシャマジかよ…」と思われたそこの貴方!!
大変申し訳ございませんっ!!!!
もはやあとがきの方が長くなりつつある今日この頃で御座いますがご安心下さいませ。
次回は非常に長くなる“予定”です。
保険を掛けておいて損は御座いません。
どうぞ胸を期待に膨らませておいて下さい。
次回からは裏話なんかを…と言っておきながらもまたあとがきのようなものになってしまいました……次回こそ!!裏話を載せますのでご期待下さい。
第3話でまたお会い致しましょう。
コメント
6件
んー最高👍
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