この作品はいかがでしたか?
219
この作品はいかがでしたか?
219
今回はkr×sm!
このCP書くの初めてなんですよ!
※死ネタ注意
流血表現あり
あんまりBL要素ない
それではどうぞ!
smside.
体が溶けてなくなってしまいそうなほど暑い夏。
俺は、生まれつきの病気に苦しめられていた。
もう余命は1ヶ月もないらしい。
こんな苦しい思いをしているくらいならいっそ早く死んでしまいたいくらいだ。
sm「……っ……はぁ……」
母「……入るわよ」
母「…………あなた、何か私に隠し事、してないかしら」
sm「……げほ……っ……隠し……事……?」
隠し事……とはなんだろうか……
心当たりなんてないが……
sm「ない……と思う……けど……」
母「……嘘を言うんじゃないわよ。あなた、男性と付き合っていたみたいじゃない」
母「恋人がいると言うから、そろそろ結婚して子供が生まれると期待していたのに」
母「────同性愛だなんて、気持ち悪いこと」
sm「……は……っ…………?」
今、コイツ……きりやんのことを……俺たちの愛を……侮辱したな……?
『────どんな時だってずっと一緒。もちろん、死ぬ時も、生まれ変わる時だってね』
その瞬間、俺は母親の簪を奪い取り、その簪で母親を刺し殺した。
sm「……はぁ……はぁ……っ……俺……何して……」
✧• ───── ✾ ───── •✧
krside.
スマイルが亡くなった。
そんな連絡を、スマイルのお姉さんからもらったのは、1時間前のこと。
どうやらスマイルは、亡くなる2日前に母親を刺し殺したらしい。
俺と付き合っていることがバレて、同性愛を否定され、激昂して殺したとのこと。
まだ余命はあったそうだが、余計に興奮して動いたことにより、病状が悪化して早くに亡くなってしまった、と言っていた。
俺は、スマイルとの日々を、ただ呆然としながら思い返していた。
高校3年生の夏、俺が告白して付き合い始めたこと。
初デートはテスト勉強のために2人で行った図書館だったこと。
大人になって、初めて体を重ね、今まで知らなかった感覚を知ったこと。
そして、
『────どんな時だってずっと一緒。もちろん、死ぬ時も、生まれ変わる時だってね』
そう、約束したこと。
────待っててよ。スマイル。
今、お前のところに行くからさ。
✧• ───── ✾ ───── •✧
smside.
あ……………………そういえば俺、死んだんだった。
……結局、きりやん、来てくれないじゃないか……
いやでも、俺のあとを追いかけるより、生きていてくれた方がよっぽどきりやんにとって幸せな選択だろう。
kr「スマイル。約束したでしょ」
sm「……っ……!きりやん……!!……お前は……こっちに来るな……!!!」
sm「お前は……何の罪も犯してない……!だから……光の差す方に……」
kr「……どんな時だってずっと一緒。もちろん、死ぬ時も、生まれ変わる時だってね」
kr「……地獄だろうが、どこまでも一緒に行くよ」
kr「だって俺、スマイルのこと大好きだもん」
sm「……あっそ……」
kr「ほら、行こ」
そう言って俺たちは、手を繋ぎ歩き出した────。
✧• ───── ✾ ───── •✧
「……産まれましたよ!可愛い双子の男の子です!」
はい!
どうだったでしょうか!
こっちの浮上は久しぶりですね!
だいぶ体調よくなりました!学校には行けないけど。
ハート、コメントお待ちしてます🌟
それでは👋
コメント
2件
めっちゃ好きです これからも頑張ってください!!