868大型犯罪中にそれは起きた
一瞬の閃光
気づけば 成瀬夕コ、レダーヨージロー、刃弐ランド、音鳴ミックス、牢王蓮、ケインオーの6名は無機質な一室にいた
ミックス「えっここどこ?」
タコ 「何?歪み」
レダ 「やべっ目いかれたかも」
バニ 「ねぇ二人とも大丈夫?」
ケイン 「はい、問題ありません」
レン 「えぐいww」
状況整理をする間もなく
868メンバー達の前に巨大なスクリーンが現れる
〈◯◯しないと出れない部屋にようこそ〉
白いスクリーンに文字が浮かんだ
868「「「「「は?」」」」」
〈ルーレットを引いて下さい〉
目の前に見覚えのあるカジノルーレットのような物が現れる
ミックス「えっ、待って待って説明なし?」
タコ 「えぐいて」
バババババ
タコ 「んで、刃弐は何してるん」
バニ 「いや、この壁壊せないかなぁって」
刃弐が壁を撃つも銃痕すら残らない
ケイン 「ランドさん、ちょっとどいてて下さい」
シューーー バコーーーン!
ケイン 「あっ3000万」
レダ 「びくともしませんね」
先程と同様衝撃を吸収したかのように真っ白い壁に
傷ひとつつかない
ケインがロケットランチャーを撃った直後
スクリーンの文字が変化する
〈【警告】この部屋は攻撃が無効です。ルーレットに従ってください〉
いや従えって、、
868メンバー一同唖然とする
レン 「いや、思いっ切りラノベやん」
タコ 「こういうのってだいたい2人で入るもんだろ
そもそも比率が頭湧いてるわ、男5の女1て」
レダ 「あっそか、夕コ女か」
タコ 「はい、お前あとでしばく」
バニ 「ねぇ夕コさーんこれ回して良い?」
タコ 「刃弐ちょい待って」
バニ 「了~解~ あっ」
ミックス「えっ」
ティロティロティロ
バニ 「ごめん回しちゃった」
ケイン 「見事なフラグ回収ですね」
好奇心で近づいた刃弐ランドの手が
ルーレットに意図せず触れた瞬間
ルーレットは回り始めた
ティロティロティン!!
数分だろうか、数秒だったろうか
ルーレットがようやくに止まった
〈お題【回答当てクイズ】となりました〉
〈下記フリップボードを使い回答して下さい〉
〈【ルール】
1・出題者を一人決め、出題者はお題に対してご自身の回答をお書きください
2・回答者は出題者の回答を予想してください
3・誰か一人でも正解すればクリアです。元の世界に帰還となります。
【注意】
・出題者はクイズに正解するまで交代制となります
・出題者はお題に対して嘘の回答をしてはなりません
ペナルティの対象となります
・出題者は回答ターンに発言することが出来ません 〉
〈それでは出題者を決めて下さい〉
浮かんだ文字にはルールが記載されていた
どうやらこれをクリアするしかここを出る方法はないらしい
レダ 「はぁ文字無理~まったく分からんつまり何?」
ケイン 「店長、要するに出題者1人、回答者5人で誰か一人でも出題者と同じ回答が出来たらクリアのようです」
ミックス「まぁ良かったんちゃう?簡単そうで」
バニ 「皆、ごめん勝手にルーレット回しちゃって」
レン 「気にすんなよ刃弐あれはしょうがないって」
タコ 「刃弐、どっちにしろ回さなきゃならなかったし、さほど難しくなさそうだから気にすんな」
タコ 「ってことで、誰が出題者する?」
レダ 「相手の回答あてるなら性格把握してる奴の方が有利だよな」
ミックス「なら、俺が最初に出題者やろかな」
ケイン 「なるほど、確かに会長なら分かりやすいですね」
ミックス「えっケインそれ褒めてる?」
バニ・レン 「「確かに」」
ミックス「え皆して何?」
レダ 「wwww」
ミックス「とりあえず、これに書けばええんやろ?」
音鳴は出題者専用と書かれたフリップボードを手に取った
ミックス「は?終わったわ」
すると音鳴の姿が黒い影のような物で覆われた
レン 「えっ音鳴!!?」
再度スクリーンに文字が浮かぶ
〈ここからは回答が終わるまで出題者は発言出来ません〉
〈回答者の皆様はボードに回答をお書き下さい〉
〈今回のお題は【自分が一番感じた体位】です〉
タコ・レダ・バニ・ケイン・レン「「「はっ?」」」
タコ 「終わってるよマジで」
レダ 「これ当てられた方も地獄じゃない?」
バニ 「こんなにストレートなお題あるんだ」
レン 「でも逆にチャンスじゃない?体位そんなに無くない?」
ケイン 「そうですね、一人でも当たれば良いのならクリアできそうです」
レダ 「そもそもミックスってDT卒業してるの?」
タコ 「いや知らんけど、え逆に男子でそういう話したことくらいあるくね」
バニ 「俺はしたことない」
ケイン 「無いですね」
レン 「そういえば無いわ」
レダ 「それするの高校男子までじゃね?」
タコ 「何?うちの男ども性欲ない?マジ?」
レダ 「いや、誰が好きとか好みのタイプの話あっても体位の話まで普通せんだろ」
ケイン 「とりあえず思いつく有名な体位を5つ書けばいいのでは」
レダ 「確かに」
バニ 「有名かぁ、うーん正常位?」
タコ 「うわ、マジ辞めて、刃弐の口から正常位は解釈不一致すぎてメンタルくる」
バニ 「えっ」
レン 「とりま有名なのは、バック、正常位くらいじゃね?後3個もある?」
レダ 「座位とか?」
ケイン 「店長座位ってなんですか」
レダ 「え、ケイン知らない?」
ケイン 「そもそも私にあまり人間の営みに関する知識がインストールされてませんね」
レダ 「知らんまじかぁ、夕コは知ってるでしょ」
タコ 「ここで女の私に話振る?デリカシーなさすぎ?」
レダ 「えっ知らんの?」
タコ 「いやうんって普通言いずらいっ、これでも乙女っ」
レダ 「うわっめんど」
タコ 「はっ?」
レダ 「wwwww」
レン 「はいっそこまで~、とりま、バック、正常位、座位ね
後2つ」
バニ 「シックスナインとか、騎乗位じゃない?」
レン 「ほんで、刃弐が一番知ってるんだよ」
タコ 「sexyboy?」
レダ 「じゃあとりあえず皆それぞれ書くか」
各々フリップボードに回答を書く
最後の一人が文字を書き終わると
黒い影に覆われていた音鳴が姿を現した
〈それでは一斉に回答を開いて下さい〉
文字が流れるとフリップの答えが自動的にスクリーンに映し出される
ブッブー
〈音成ミックスさんの答え【DTに体位の好きも嫌いも分かるか】だったため全員不正解となります〉
〈次の出題者を選んでください〉
タコ・レダ・バニ・ケイン・レン「「「はぁぁあああ?」」」
タコ 「いや書けよ、体位ですらないやん」
レン 「あれが回答として成立するのマ?」
バニ 「音鳴さん、、」
ミックス「まって刃弐ちゃんそんな可哀そうな物を見る目で見ないで」
レダ 「え、でも普通に良さそうな体位でも良かったんじゃね?」
ミックス「俺も最初はそうしようとしたよ?、でも回答終了しようとしたら、この回答はペナルティ対象ですとか出てきたんだって」
ケイン 「そういえば最初のルールに嘘の回答はしてはいけないと書いてありましたね、、」
この時ようやく彼らは気づいた
このゲームは一筋縄ではいかないことを
〈次の出題者を選んで下さい〉
コメント
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もうこれを見た瞬間 からずっと笑ってたʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ エグいッʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ 続き楽しみに待ってます!! (* 'ᵕ' )☆