125 × 380 注意
セミ姉病んでます
結構不穏です
🦑🎮要素なしかもしれない、?
~ セミ視点 ~
セミ「…」
彼処のゲームから出てから私の調子は早々狂った。お金を返せたものはいいもの、家を無くしてしまった。私は生きる価値がもうないのでは?とふと考えたけど辞めた。どうせ馬鹿みたいなゲームに参加した私も狂ってたし覚悟はしてた。あんな嘘臭いゲームなんか分かりやすかった。
セミ「あーあ、、寒」
こんな真冬になんて寒い格好をしているんだろう。服は出れた時に着れていたから別にいい。でも流石に上着なしはキツかった。それに足も痛い。靴下も靴も何処かに置かれてしまった。足の裏血そろそろ出るんじゃないか??と考えてもどうしようもなかった。この格好で行ったところでどこも私を必要としていない。
セミ「何しようかな」
セミ「久々に海でも行こうかな」
私は覚悟を決めた。もう此処で終わりにしよう、全部全部。ビビって薬やって生きる彼奴らのようにはならない。必死こいてずっと我慢しながら生きる私も大分なりたくなかったが、、笑。まあ別に、、正直薬やってもやってなくてもどうせ私は此処で終わりにしているだろう。
セミ「わー、、海だ」
セミ「綺麗だな」
海に月が光っていてとても綺麗だった。でも心からは正直綺麗、とは思えなかった。綺麗なのは何も無い、暗闇でいる世界が私には1番綺麗だと悟ってる。私の腕は傷だらけでどこも綺麗じゃない、なんなら体すら綺麗じゃない。最初の頃はネカフェで泊まっていたがお金が尽きた。女とは一体どうしてこんな醜いのだろう。
セミ「……もう消えて早く居なくなりたい」
セミ「この海に落ちて、そのまま息が途絶えて」
セミ「もうこの世の中どうでもいい、、私は存在しないままでいたかった」
セミ「全部全部心が痛んだものは仕方がない、どうせ……」
セミ「……あーもういいや、、終わりにしよう私の人生」
ついにこの人生から抜け出せれる、そう思うと心から嬉しく願えた。生きてる感覚すら分かんなくてあの狂ったようなゲームで傷をつけた私は生きる価値が欲しかったのか?それとも早く消えたかったのか?それは今の私には分からない。腕の傷もずっと残っている。深く深くやって、誰からも止められずに過ごしてきた。
セミ「……さよなら私」
そうして海に足を入れていった。海は冷たくて痛かった。私の心を踏み込んできて私の心を冷たくする。足も傷だらけで水に入れたからかとても痛い。でも生きてるんだな、て実感があって嫌だった。もう感覚なんか、実感なんか感じたくなかった。
ミンス「、っ姉さん!!!」
セミ「……?」
後ろから叫ぶ声が聞こえた。しかも聞き覚えがある声。誰かは見えない、声でも分からない。もう私の耳には「死にたい」という気持ちしか聞こえなかった。貴方の気持ちなんか聞こえなかった。
ミンス「姉さん、!何してるんですかっ、、!」
セミ「……ミンス、、?」
よく見たらイカれたゲームで知り合ったミンスだった。確かに聞き覚えがある声だとは思った。でもどうしてまた再開できるのだろう。この世界には何人もいて、わざわざ再開させなくても私は望んでなかった。いや、少しは望んでたのかもしれない。独りが嫌で誰を求めていたのかもしれない。
ミンス「…足も手も全部ボロボロじゃないですか…!!!」
セミ「頼るところなかったし……」
どうして貴方はここまで私の心配をしてくれるのだろう。貴方とはただ弱い者だから仲良くしただけで、、一つも感情なんか抱いてなかった。でも微かに貴方は私に想いを抱いてるのかもしれない。でもそんなの知る由もない。
ミンス「僕についてきてください、、心配です……」
セミ「いいよ、もう全部終わりにしたい」
もう疲れた。生きることも話すこともなにかすることも全部全部。親も私を見捨てて、サノス達からはきっと利用されていて、一体私は何処まで苦しい想いをしなければいけないの?
ミンス「終わりにしないでください」
セミ「…なんでそこまで」
ミンス「、ぇ?」
セミ「なんでそこまで私を止めたがるの?」
私は聞いてみた。不思議でしか無かった。こんな私を止める人なんか居ないはずだった。でもミンスだけはずっと止めて私を大事にしてくれる。…いやきっと恩返しをしたいだけ。私を大事にする人なんかいる訳が無い。居たら私は生きてるつもりだった。
ミンス「だって、、、姉さんは、、」
ミンス「僕の、、初恋相手だから……!!!」
……今なんて言った?私がミンスの、、初恋相手??なんで?私はただあのイカれたゲームで誘っただけで特に印象に残ることはしたことが無い。でもどうして私を好きになるのか分からない。私なんて屑なのに。
セミ「……初恋相手か」
ミンス「っ、、、、」
いきなり弱気になるミンス。やっぱり何も変わっていない。あの弱気はいつまでもミンスのまま。ミンスはミンスで、、変わらないでいて良かった。あのような薬をやるような人や、、酷い人にならなくて。でも私はミンスに感情を持つのが難しかった。私は誰にも感情は持てない。
セミ「……、あは、、私はやめときなよ」
セミ「どうせ限界になるよ?笑」
ミンス「っ、それでも、、それでも好きなんです」
セミ「……」
案外ミンスは私を裏切らない??でも裏切られたら、、でも、、何あってもミンスはずっと私と話してくれる。そして好きだって言ってくれる。でも、、どうしたらいいとかわかんないし、、
セミ「もうヤダ、、、」
続 ↪️ 500いいね
ちょっといいね制にしてみた
いかなくても絶対書くなぁ、、()
コメント
2件
もう、やばすぎない? どうしよう、続き見たすぎて、 なんか無意識に500いいね1人で押してたんだけど?!🫢👀