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htsd ︎︎( ︎︎はとシド ︎︎)
( ︎︎srnksr / kymrcykym ︎︎)
🔞🈚
「 ︎︎ ︎︎はとねくん ︎︎ ︎︎」
彼は突然 言い出した ︎︎。
なんの前触れもなく 本当に 突然言い出したんだ ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎俺 ︎︎広島 帰るけぇ ︎︎暫くの間 有難うな ︎︎ ︎︎」
そんな ことを 苦笑いしながら 言う彼 を 俺は 見た ︎︎。
ただ 黙って 彼を 見続けた
最初は 冗談だろうな と 思っていたけれど 彼の目を 見ると 真剣だった ︎︎。
信じたくなかった ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎ふーん ︎︎、 ︎︎そっか じゃあ またね ︎︎ ︎︎」
信じたくなくて 辛くて 苦しくて 寂しくて 怖くて ただ 彼に当たるような 発言しか 今の俺には できない ︎︎。
言い訳 なのは わかってるし 彼を傷つけたくないから 言っちゃだめと 必死に心に言い聞かせたが 口は止まらない ︎︎。
心はだめ と 叫んでいる のに 心は 抵抗している のに なんで なんで なんで ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎はとね ︎︎… ︎︎くん ︎︎どうしちゃったん ︎︎、 ︎︎ ︎︎」
彼は 怯えていた ︎︎。
目に涙をためて きらきらと 一滴の宝石を 流して 彼は ガチャン と 勢いよく 家を出て行った ︎︎。
それは 一瞬の 出来事だったのか 数分の出来事だったのか ︎︎。
彼が俺の目の前から 消えても ただただ 俺は さっきまで 居たはずの 場所を いってんと見詰めていた ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎… ︎︎ふ ゛… ッ ︎︎ ︎︎」
数十分もすれば たちまち 反省と罪悪感 とかに 押し潰され 涙が 止まらなくなった ︎︎。
俺は 声を殺して 必死に 泣いて 自分を痛めた ︎︎。
そこから 何時間 経ったのだろう いつの間にか 撮影の時間に なっていた ︎︎。
慌てて ディスコ に 入り みんな に 声をかけた ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎… ︎︎み ︎︎、 んな ︎︎おつかれさま ︎︎、 ︎︎笑 ︎︎ ︎︎」
喉が詰まる ︎︎。
声が出ない ︎︎。
彼に合わせる顔が ない ︎。
「 ︎︎ ︎︎…… ︎︎ ︎︎」
彼は ずっと 黙っていた ︎︎なにも言わず 息を殺してずっと 黙っていた ︎︎。
撮影の時間 より ずっと 早い時間に 入り シード しか 鯖に 居ない状態だった のに 今更 気づき 焦りまくる ︎︎。
彼との 気まずい 沈黙が 俺たちを 襲った ︎︎。
謝りたいのに 声が出なくて 怖くて 不安で ︎︎。
「 「 ︎︎ ︎︎ごめん ︎︎゛ ︎︎ ︎︎」 」
その瞬間 綺麗に 二つの声が 重なった ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎え ︎︎… ︎︎? ︎︎ ︎︎」
俺は 咄嗟に 困惑の声も 漏らしてしまった ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎… ︎︎先に 少し 話してもええか ︎︎… ︎︎? ︎︎ ︎︎」
俺は小さく ︎︎うん ︎︎と 返しをして 彼の話を 聞いた ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎俺 ︎︎… ︎︎ずっとはとねくんの家に居ったけぇ ︎︎ ︎︎」
「 ︎︎ ︎︎突然 申し訳なくなって邪魔かなって ︎︎… ︎︎ ︎︎」
彼の意外な 答えに 俺は 驚いたしたの ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎俺さ ︎︎゛ ︎︎しーどくん が 帰るの いやで ︎︎゛ ︎︎ ︎︎」
「 ︎︎ ︎︎咄嗟に あの返事しか 出来なかった ︎︎゛ ︎︎ ︎︎」
「 ︎︎ ︎︎…… ︎︎ほんと に ごめんなさい ︎︎゛ ︎︎ ︎︎」
いつしか 俺は 涙が 出てきて 声が震えていた ︎︎。
もう出る涙も 出ないくらい 泣いたというのに ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎、 ︎︎!? ︎︎ ︎︎」
彼は 予想外の反応 だったのか 驚いていた ︎︎。
そして 一度 深く深呼吸 を してから 口を開いた ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎なんじゃそれ ︎︎… ︎︎寂しがり屋 なん ︎︎? ︎︎ ︎︎」
口を開いたと 思えば 彼は 俺のことを 笑っていた ︎︎。
いつもの 彼みたい に 笑いながら 俺のことを貶した ︎︎。
でも 俺は そんないつも 通りで らしい彼が 好き ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎いや ︎︎しーど くん が 好きだからだよ ︎ ︎︎」
このタイミング しかない と 思って俺は 彼に思いを 伝えてみたんだ ︎︎。
友情とも 捉えられる けど それよりも 恋愛の意味での 好き を 伝えてみた ︎︎。
振られてもいい 縁を切られてもいい ︎︎。
だって 今しか 言えないこと だから ︎︎。
振られたら 振られたで 俺も キッパリ けじめがつく ︎︎。
すると あまりにも 予想外の展開 に なった ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎へ ︎︎… ︎︎俺も 好きなんやけどさ ︎︎、 ︎︎ ︎︎」
「 ︎︎ ︎︎それって どっちの意味か聞いてもええ ︎︎? ︎︎ ︎︎」
普通なら 来るはずのない 質問が 俺に返ってくる ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎へぁ ︎︎… ︎︎恋愛の 意味だけど ︎︎… ︎︎゛ ︎︎ ︎︎」
語尾に近づく度に 声がどんどん 小さくなる ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎、 ︎︎俺もじゃけぇ 両思いなん ︎︎… ︎︎? ︎︎ ︎︎」
突然そんなことを 言い出す彼に 困惑しか 出来なかった ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎ん ︎︎? ︎︎ちょ ︎︎まって 両思い ︎︎、 ︎︎?! ︎︎ ︎︎」
両思い ︎︎そんな 予想外な 言葉に びっくりを しつつ 喜びを 隠せなかった ︎︎。
「 ︎ ︎︎おん ︎︎、 ︎︎やけぇ ︎︎はとね くん俺と 付き合ってくれますか ︎︎… ︎︎? ︎︎/ ︎︎ ︎︎」
少し もじもじ しながら 音声だけでも わかるこの 照れている感じ ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎勿論 ︎︎! ︎︎しーどくん 可愛い ︎︎〜 ︎♡ ︎︎ ︎︎」
あまりにも そんな彼が 可愛くて 愛おしくて ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎ううう ︎︎… ︎︎はとねくん うるさい ︎︎… ︎︎// ︎︎ ︎︎」
ああ だめだこれ 今すぐ 喰べたい んだけど ︎︎??
「 ︎︎ ︎︎喰いたい ︎︎… ︎︎ ︎︎」
ぼそっと声に出す ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎へぁ ︎︎゛ ちょちょ はとねくん ︎︎!? ︎︎// ︎︎ ︎︎」
あーもう 今すぐ 彼のことを 喰ってしまいたい ︎︎。
もう俺 の 俺が フル勃起 しちゃってるよ ︎︎……
sd 視点 ︎︎。
走って 家を出た後 ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎はぁ ︎︎゛〜 ︎︎うう ︎︎゛はとねくっ ︎︎… ︎︎ ︎︎」
自分から 家を出ることを 決意したはず なんに 涙が 止まらない ︎︎。
何故だろう ︎︎彼が居ないと 寂しくて 仕方がない ︎︎。
寂しいという感情 に俺は 強く 包まれてしまった ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎… ︎︎ぁ ︎︎゛ ︎︎ ︎︎」
大声で 泣きわめく姿は とても 情けないだろう ︎︎。
でも このこと が あってから わかった ︎︎。
俺は ︎︎はとねくん ︎︎のこと が 大好き なんだ ︎︎。 ︎︎と
その頃 ︎︎。
「 ︎︎ ︎︎ねえ ちょっと 入りずらくない ︎︎? ︎︎ ︎︎」
「 ︎︎ ︎︎はよイチャイチャすんのやめてくれへんかな ︎︎ ︎︎」
「 ︎︎ ︎︎まあまあ ︎︎… ︎撮影 リスケにする ︎︎? ︎︎ ︎︎」
「 ︎︎ ︎︎こら にきくん ︎︎撮影は するんだよ ︎︎ ︎︎」
「 ︎︎ ︎︎ちぇ ︎︎はーい ︎︎ ︎︎」
「 ︎︎ ︎︎わー ︎︎にきにき が 珍しくいい子だ ︎︎ーー ︎︎ ︎︎」
「 ︎︎ ︎︎うわ ︎︎! ︎︎りぃちょ に 言われたくない ︎︎! ︎︎ ︎︎」
「 ︎︎ ︎︎まあまあ ︎︎今のは ニキ 偉かったな ︎︎いい子 ︎︎ ︎︎」
「 ︎︎ ︎︎ぇは ︎︎、 ︎︎ぼびー ︎︎急になに ︎︎きっしょ ︎︎ ︎︎」
「 ︎︎ ︎︎なんでや ︎︎!? ︎︎ ︎︎」
「 ︎︎ ︎︎もーう ︎︎三人とも 喧嘩しないの ︎︎! ︎︎ ︎︎」
楽しく わちゃわちゃ してる 女研男子たち でした ︎︎。
htsd の 互いの 呼び方 とか 口調とか 間違ってたら すみません ︎︎… ︎︎🙏🏻