コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ようやくゲーム機が返ってきた1週間後_.
特に何もない1日だった。
帰宅しようとすると明日夏達が付いてきた、
なぜだろう。
「…やけに天気が悪いな…」
外に出ると物凄く天気が悪かったのだ。
今から竜巻でも起こりそうな天気で_
………予言が当たったのかもしれない。
次の瞬間、竜巻が起こったのだ。
尋常じゃないほどに、
「何あれ、… 」
そして…、
最悪の人物が現れた。
「やっほ~、皆ぁ~」
「お前だったか…朝乃蝶」
「あんれぇ~?不機嫌そうな顔してどしたの~」
「お前が起こした竜巻のせいで帰れなくてな」
「あぁ~!ごめんごめん」
人ではありえない竜巻の中から出てきたのは、朝乃蝶(あさのちょう)
竜巻から人間が出るのは尋常じゃないが、人間だ。……………多分。
メタイ事言うが、ここからは常識が通用しないからな、気をつけろ。
「さ、茶番は辞めて本題だよ」
「用があるのは俺か?こいつらか?」
「今回はどっちも、上の方がお呼びだよ
明後日、米国の便を手配したって、全員集会」
「久々じゃん、」
「てなわけで、私は伝えに来ただけだから~」
「おい、待て_」
そして彼女はまた、竜巻に乗って帰っていた。
上の方ということは、また何かしらあったな。
「あの子ねぇ~!!なんでわざわざ竜巻に乗るかなぁ?!」
「自慢したいんじゃない?まぁ、?能力的には私たちが勝つけど?」
「2人とも…ムキになりすぎ、」
「なってないわよ!」
「なってるだろ」
「「うるさい!黙って!!」」
なぜか2人から罵倒を受けた。
しかし…まぁ、上の方が呼んでるなら行くしかないな。
「お前らも行くよな?」
「当たり前でしょ?」
「もちろんよ」
「お姉ちゃん達が行くなら…。」
明後日
そうして、俺らは…現在、飛行機に乗っている
米国まで12時間ほど、半日だ。
「ふぁ…」
「明日夏、眠いのか?」
「昨日の夜さぁ、上の方から呼び出しってなんだろうって考えてたらねれなくて」
「ずっと唸ってたわよね」
「うるさかったよ…」
「あ!そうだ!トランプとか持ってきたよ!」
「唐突な話題変更だな、そして俺らは遊びに行くわけじゃないんだぞ?」
「いいじゃん!」
そうして半日をやり過ごした。
そして、ロサンゼルス国際空港に立っていた。
………さっきまでは。
検査を終え出たところ仮面を被った白い服の奴らに車に乗せられている。目隠しをされて。
心当たりは…無いと言ったら嘘になる、
が…!!ここまでヤバそうな連中と関わったことまだない!!
混乱してるうちに、車が止まった。
ついたのだろうか…。
そうして目を開けると_.
まるでゲームの中にある建物だった。
新築だろうか…、傷一つもついておらず上にでかい時計があるだけだ。
案内され中に入ると、5人…狐の仮面を被った人が居る。
「冬野明日夏様、明日海様、明日奈様、夏夜野夜様…お集まりありがとうございます。」
1番左の…赤の狐の仮面を被った奴が喋った。
低く、冷酷な声。
「他の皆様方もお集まり頂いています、まだ居らっしゃっておりませんが。」
どうやら、まだ来るらしい、今のところ事情を深く知らない俺はなんとなくだがこいつらは上の方だと思う。
雰囲気だろうか。
ガラガラ_
天井が……破壊された?
そして一気に…5人…?いや、…8人か
その8人が…天井を破壊し…入ってきた。
まずまず天井破壊できるのがおかしいし、誰一人驚いてないし。
やっぱり、ここはおかしな奴らの集まりだ…。
「まったく、天井を破壊するなんて下品なものですよ。」
「いいじゃん!手間を省けたんだし。」
「にしても、それなりに強壁だったな」
「あのぉ~…修理代ってかかりますぅ…?」
「ちょっと~!友っちとゲーセン中だったのに!何?!いきなり! 」
「昼は嫌いだ。どうせ集まるなら夜にしてくれ。」
「貴方の好みなんて誰も知りませよ。」
「そうそう!」
「昼のほうが元気出るよ!」
………………なんだ…………コイツラ。
いきなり来たと思えば、自由に喋りまくる。
1人は壁が強かったと言い、ゲーセン中でキレてるし、1人は修理代を気にしている。
まだ他にもいるが…、自由すぎたろ。
「皆様お集まり頂きありがとうございます。」
壁を壊したことに突っ込んでくれ。
「今回お呼びしたのは、相手が_敵が動き出したからです。」
…こんなに人がいるから自己紹介でもあるかと思ったが、そんなにぬるくないらしい。
ようやく、本題か。
「一般人に危険がおよんでおります、そこで皆様に…守ってもらいたい。」
雰囲気が急に重くなった、
「敵は_”七つの大罪”は傲慢を最初とし、暴れています。」
七つの大罪…それが俺達の敵…七つの大罪を殺すことが俺達の目的…、
そして、殺すのを命じられたのが…ここにいる人間。
俺達を含め12人…それが世界の守護者”女神”の”守護者”。
でも_3年前_”女神”は死んだんだ。
女神の名は_.
「冬野明日来様の…女神様の守護者であった…皆様に頼みたい、というのが今回集まっていただいた理由です。」
女神の名は、冬野家長女_冬野明日来.