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ゴー太集

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ゴー太集

1 - 体調不良ネタゴー太!

♥

139

2024年08月19日

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ゴー太の風邪ネタ





ピピピッ、とアラームの音が鳴る

太「んぅ、、、」

布団を頭から被った青年は、その騒々しい音に顔を顰める、だが、布団のなかでいつまでもうじうじしている場合ではない、今日は彼とのデートの日なんだ


青年はふわぁっと欠伸をして、起き上がった

太「、、、ん?」

その時、ズキと頭が少し痛んだ、頭に手を当てると、少しばかり熱くなっていた、昨日入水をして来たからだろうか

太「まぁいっか、、、」

頭痛なんてよくある事なので、気にせず布団の傍らに置いてあった携帯電話を手にとり、時間を確認する


AM.9:30


焦る程の時間では無い、彼との約束の時間は、昼の12時頃だ、だが、大型犬みたいな彼の事だ、予定の1時間前にはきっと待ち合わせ場所で待っている事だろう。

いつも大切にしてくれる恋人の為にも、早く準備を済ませなければ




ある程度支度が終わり、青年は待ち合わせ場所に向かっていた

だが

太「うぅっ、、、」

またズキリと頭が痛んだ、朝の頭痛より重い、痛み止めを持ってきた方が良かったか、今からでも取りに行けるかと携帯電話の時間を確認する


AM.11:30


予定の30分前だ、此処から家までは中々の距離があるので、少し遅れてしまう

せっかくのデートだから取りに戻るのはやめた




待ち合わせ場所に着く頃には、青年の頭痛は、悪化していた

太「ん、、、けほっ」

それに伴い何故か喉が痛くなり、少しの咳が出てしまう

喉を潤そうと、近くの自動販売機で水でも買おうとした時

「ねェソコのにいちゃん」

一人の男が話しかけて来た

太「ぇ、っあ、、、わ、私、、、?」

「そーそーキミ!」

「キミ可愛いねぇ、、、名前は?」

「こんなとこでなにしてんの?」

「よかったらオレと一緒に楽しいコトしない?」

唐突に投げかけられる沢山の気持ち悪い言葉に、青年は戸惑う

太「え、、、っと、用事があって待ち合わせしてるので、ごめんなさい」

「えー用事って誰と?」

太「えっと、、、恋人と、待ち合わせしてまして」

最悪だ、頭も痛いし喉も痛いこんな時にナンパなんて、と思い助けを求めるように周囲を見渡す、どうやら助けてくれそうな人は居ないようだ

「えーオレの方が絶対楽しませれるんだけどなー、あっそーだ!今からでもオレとつきあっ「嫌です」

流石に今のは不愉快だ、気持ち悪い、誰がお前なんかと

「えーツレないなー、いーじゃんちょっとくらい」

太「嫌ですって」

太「けふっ、、、」

太「水買いたいんでちょっとどいてください、、、」

「アレー?にーちゃん風邪ー?」

「ダイジョーブ?w」

うるさいな、、、わかってるなら退いてくれ

太「どうでも良いからっ!退いてくださいって、、、!」

男を退けようと男の肩を軽く押した、これで諦めて退いてくれると思ったのだが、、、

「そんなツレない事いわないでさぁ〜w

ガシリと、手首を掴まれた

太「なっ、、、ちょっと、離してください、、、!」

「なんでさ、別に良いだろ今そいついねぇんだしよぉ」

太「いっ、、、嫌です!離してください!」

「ちょ!?デケェ声出すな!!」

ものすごい力で掴まれた、いつもなら回りすぎる頭も痛みで鈍っている、ああ本当に最悪だ、せっかくのデートなのに、そう思っていると、


「治君」


大好きな声が聞こえた、




ゴ「ごめんね治君!!!遅くなって!!!」

恋人の彼、、、ゴーゴリは私の右手を取り、その甲にちゅっと口付ける、そうゆう事をしてくれるのは嬉しいが、公共の場なので普通に恥ずかしい

あっさっきのナンパ男?ゴーゴリが追い払ったよ?物凄い圧で

太「否、、、大丈夫だよ」

ちょっとの恥ずかしさに口篭り乍ら答えた

太「けふっこふっ、、、」

そうだった忘れてた、絶賛デート中なのに頭痛&咳が酷いんだった、最悪、さっきのナンパくそ男のせいで水買うの忘れたし、ちょっとくらくらするし

ゴ「治君?大丈夫かい?」

心配させてしまった、

ゴ「水飲む?」

やさしいなぁ、、、

太「っん、うん、ありがとう」

ゴ「ううん、大丈夫だよ、ちょっとベンチで休んでから行こう?」

少しふらふらした足取りの私を気遣ってか、そう勧めてくれた、本当に優しい人だ




暫くベンチで休んだ

太「ありがとう、そろそろ大丈夫だよ」

ゴ「そうかい?じゃあ行こうか、無理はしないでね?」

ベンチから立とうとした、その瞬間

太「、、、うあっ、、、!?」

ふらりと、倒れそうになった

ゴ「!おっと、、、大丈夫かい?」

太「ん、、ぅ、、、ごめん、ちょっとしんどい」

何故か足に力が上手く入らない、息苦しい、どうしよう、せっかくのデートなのに

ゴ「顔赤いけど、大丈夫?ちょっとおでこ触るよ?」

嗚呼、駄目だ、心配させてしまっている、

ゴ「!凄く熱いよ!?、風邪かい?」

ゴ「今日はもう帰ろう?、酷くなったら大変だよ」

太「っぁ、う、、、ん」

嗚呼、ごめんね、せっかく楽しみにしてくれていたのに、




ゴーゴリと手を繋いで、家まで帰った、

太「ごめんね、ゴーゴリ、、、せっかくのデートだったのに」

ゴ「否、それよりも治君の体調の方が大事だよ、ほら!私はお粥でも作ってくるから、治君は寝ていてね」

太「うん、、、ありがとう」

御言葉に甘えて、お粥が出来るまで寝ている事にした、

太「ぅう、、、ん」

またズキズキと頭痛がする、痛い、さっさと寝てしまおう




ゴ「治君」

太「、、、ぅん?」

ゴ「お粥出来たよ」

太「ぅ、、、ありがとう」

未だに続く頭痛に小さく唸りながらも、御礼を言う

ゴ「ほら、あーん」

太「っあ、、、え!?」

唐突なその言葉と、口許に運ばれたスプーンに、思わず声を漏らす

ゴ「治君?どうしたんだい?」

にやにやと笑い乍云う、分かってる癖に

太「や、、、ちょっとそれは流石に、、、」

ゴ「んー?何か良くない事でもあるのかい?」

太「さっ流石に、、、恥ずかしいって、、、」

意地悪な人だ、態々僕の口から言わせるなんて

ゴ「ハハッ!可愛いなぁ〜!」

無意識に頬を赤らめてしまっていたようで、彼の空いた片方の手でむにむにと弄られる

ゴ「フフフッ!ほら早く食べな?」

太「ん、、、ぁむっ」

美味しい、温かくて、優しい味がする。

だけど、視線が気になる、そんなに見つめなくてもちゃんと食べてるんだけどなぁ、、、




太「ん、、、ありがとう、もう良い、、、」

ゴ「そうかい?まあ熱にしては沢山食べれたねぇ」

じゃあちょっと片付けてくるね、とゴーゴリは台所へ行ってしまった、少しばかり寂しい、だが存外直ぐに戻って来てくれた、

ゴ「調子はどうだい?治君」

太「悪くはないよ、、、」

太「けふっ、、、」

ゴ「咳が出ているじゃないか、水を持ってくるよ」

また行ってしまうのか、、、

ゴ「治君?」

気付いたら僕は、ゴーゴリの外套を、きゅ、と握っていたようだ

太「ね、、、水はいらないから、、、隣に居て」

太「此処に居てくれるだけで良いから、、、」

ゴ「、、、!?」

ゴーゴリは固まっている、最早銅像だ、だが頭の中では暴れ狂っていた、青年、、、太宰の可愛いさによって



ゴーゴリside


待って待って待って待って待ってやだなにこの小☆動☆物莫迦可愛い、否治君は莫迦じゃないけど、、、

太「んね?、、、お願い」

ゴ「っあ、、、嗚呼うん!分かったよ!ずっと傍に居よう!」

ぐうかわ、、、なにこれ可愛いもう頭から喰っちまいたい、、、



否待て紳士ニコライ.ゴーゴリ、紳士たる者頭から喰うのは流石に、品がなさすぎる、もうちょっと品のあr

太「んふふ、、、嬉しい、ありがとう」

もうやだ可愛い頭から喰っちまいたい














つかれた


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コメント

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最後ネタに走ってごめんちゃい

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