私事情ですがアコギ頑張ってるので
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Kn__
楽器を弾くのは楽しい。
俺はベースでシャケがドラム、やんがボーカル、そしてNakamuがギター。
バンドって一回でもいいからやってみたかったんだよな。まぁ叶ったけど。
ギターとかベースとかやってる人ならわかるけど、弦を押さえるから指の皮が厚くなる。
別に気にしてないけど、厚くなって固くなりすぎるとスマホの画面反応しないことあるんだよなぁ、笑 そこだけが不便。
「結構指の皮厚くなってきたな…」
Nakamuは別の部屋にいる。ちょっと練習付き合ってもらおうかな。
コンコン
「Nakamu、今大丈夫?」
Nk「ん、大丈夫だよ」
ドアを開けるとギターを練習している彼がいた。
今の状態でも上手いのにまだ練習している。
もうすぐ全員で合わせる日が来るからかな。
「Nakamu、今指の皮厚さどのくらい?」
Nk「あー、今練習してたからちょっと柔らかくなってるけど」
「結構厚いかも」
触ってみる?という風にこちらに手を伸ばした。
?
触ってると、俺の何十倍も固く、とても練習しているんだなぁと思った。
「あ、ごめん、練習の邪魔しちゃったよね」
Nk「いや、全然?」
「ちょっと休憩しようかなって思ってたとこだし」
彼は優しいな、と思っていた刹那、
彼は指を絡めて恋人繋ぎをしてきた。
「……ぁッ、ごめん、触りすぎてた」
彼のことを優しいと思っていて、少し惚れていた時だったから、少し恥ずかしい。
Nk「んふふ笑、こんなに固くなったのは弦を触ってきた年月が違うからね」
「そっか、!俺も練習たくさんするよ!」
Nk「今から一緒にやる?」
確かに、ベースとギターは合わせられなかったら曲がごちゃごちゃになるし……
という感情よりも、Nakamuといられるということが嬉しかった。
「Nakamuがいいなら!」
Nk__
んー、ちょっと練習しすぎたかな。指に弦を触った時のくぼみがずっと残る。
コンコン
Kn「Nakamu、今大丈夫?」
きんときだ、どうかしたのかな?
「ん、大丈夫だよ」
彼は俺を見て顔が明るくなった。俺もなっているかもしれないけれど。
Kn「あ、ごめん、練習の邪魔しちゃったよね」
「いや、全然?」
「ちょっと休憩しようかなって思ってたとこだし」
なぜ謝るんだろう?好きな人と一緒にいて嬉しくない人なんていないはずなのに。
……少し悪戯してやろう。
彼と自分の指を絡めて恋人繋ぎをした。
ちょっと照れてるのか、顔が赤くなっている。そういうところがかわいいんだよね。
Kn「……ぁッ、ごめん、触りすぎてた」
「んふふ笑、こんなに固くなったのは弦を触ってきた年月が違うからね」
彼は感心したかのように目を輝かせていた。
Kn「そっか、!俺も練習たくさんするよ!」
「今から一緒にやる?」
これで誘ったけど集中したいからひとりでやる、って言われたらどうしようと思ったが、
Kn「Nakamuがいいなら!」
やはり彼はかわいい反応を見せてくれる。好きになってよかった。
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今回はほんとにほのぼのです。珍しく!
伝わってくれー!!
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