shk視点
目が覚めると、病室の天井が見えた
勝敗は…!?
そう思い、思い切り起き上がると全身に激痛が走った
sh「いってぇー、、、!」
痛すぎて声も出ず、1人でうずくまっていると目の前から聞き覚えのある懐かしい笑い声が聞こえた
kn「あはは笑」
「もー、何やってるの?笑」
そう言って彼は俺に近づき、とれかけの包帯を巻き直してくれる
sh「…戻ってきてくれたんだな」
kn「…うん。」
良かった。本当に。
きんときが居なくなってから、A国が攻めてこなくてもこの国は終わるんじゃないかと言うくらいやばかった。
Nakamu、Broooock、俺は書類に中々手がつかずめちゃくちゃ時間がかかっていたし、戦闘練習もあまり出来ていなかった。
きりやんは書類に手はつけてはいるものの、今までにない程のミスを沢山していた。
スマイルはずっとパソコンと向き合っていて、また別の作戦を練るための情報集めで睡眠不足。
本当にやばかった。
きんときという存在が居なくなったからってのもあるけど、書類確認をする人もきんときだったから、そこがすごくみんな苦戦していた。
毎度毎度一人一人書類が大量にあり、自分の書類もあるはずのきんときが、すぐにみんなの書類をしっかりと確認して、Nakamuの書類の手伝いもして、その他諸々の雑用だったりも全てこなしてくれていた事が本当に凄かったと改めて思った。
俺も初めて書類確認というのをやったけど、そもそものやり方がわからず調べながら何となくやっていたら、一日もかかってしまった。
…本当にきんときはすごい。
俺は自分のポケットにずっと入れていたあるものを取り出した
sh「…はい。」
kn「っ!」
それはきんときのしっぽ。
sh「仲間ならこれももっとかなきゃな」
そう言い、きんときの方を見ると涙を流していた
sh「っ、!?」
kn「…ありがとう…ありがとう…。」
そう泣きながらしっぽを優しく掴んだ
sh「はっ笑」
「泣きすぎだろ!!笑」
またこいつと…
6人でやっていけるんだ…!
おまけも最後まで見て下さりありがとうございました!
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