乾杯。
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「 グルッペン ! なんでやッ いややッ
居なくならんといてやッ … ! 」
__例えば、 そんな風に、 俺は泣き叫ぶと 思っていた。
穏やかな夜。
大きな月が白く輝く、 目覚めのよい夜。
しかし grは 未だ、目を覚まさない。
___そして、これからも。
あまりにも突然のことだった
彼の最期だとは思えないほど、
呆気ない、終わり。
今の俺に、悲しみはなかった。
俺は、冷たい人間なんだろうか?
「 … んは 笑 冷たいのは grも 同じか 」
なんて、
場が覚めるような冗談を思い付く程度に。
俺は落ち着いている。
em 「 あれ? 珍しい ですね。
tn彡が 図書館に 来るなんて。
お久しぶりですね。 いつぶりでしょうか? 」
「 覚えてへん、 なんだか急がしそうやな 」
em「 いえ、 そんなことは ないですよ?
毎日同じことを しているだけ ですし、 」
em「 それにしても、 本当に珍しいですね。
gr彡の 側を離れるなんて。 」
「 grが … grの方から、 離れてしもうたから 」
em「 あぁ … なるほど。 」
「 仕事の邪魔して すまんな
今日は ちょっと zmと 話したくてな、 」
em「 いえ、大丈夫です。 zm彡なら
ちょうど あちらでクッキーを 食べていますよ。 」
「 ありがとうな 」
「 久しぶりやな。 zm 」
zm「 …… 誰や ? 」
「 は … 」
zm「 冗談や。でも本当に忘れるくらい こ~へんかったから
たまには顔 見せろ 」
「 … すまんな。 わかったわ 」
zm「 俺らは、 友人であり、 仲間であり、 家族なんやから
tnも grも。 そのくせ、
tnは 用がなかったら 顔すら 見せてくれへんから
んで? 今日の用事は? 」
「 grが … 亡くなった 」
zm「 嗚呼 、 そうみたいやな 」
「 悲しくないんか ? 」
zm「 tnと 同じや。 」
ut「 わッ、 珍しいやん。 差し入れ ? tn 」
「 違う。 ただ … 話に来ただけやで。 」
ut「 それこそ、 珍しいな。 何かあったん? 」
「 gが 亡くなった 」
ut「 それは … よかったやん! tn 」
「 よかった? どうしてや? 」
ut「 あれ? てっきり tnは 喜んでるんかと、 」
「 そんな … はず、は …… 」
ut「 俺の前で 隠し事は できへんよ?
tnとは 小さい頃から ずっと長く 一緒に いたから。
以心伝心ってやつや ! 」
「 … 馬鹿なこと ゆーてへんで、 仕事しろ 」
ut「 大丈夫や。 任せといて ? もう … サボらへんから 笑 」
kn「 んはッ !笑 gr 死んだんやな !
呆気ないもんやなぁ !」
「 … 」
kn「えー、…なんやその顔。 tnも 笑えばええのに 」
「 grでも … 死ぬんやな 」
kn「 当たり前や。 確かに 最強だけど、
災害とかには 勝てへんよ 」
「 悲しくないんか? 」
kn「 え? 悲しい? なんでや?
なんで そんな顔するか、 わからないけど
なんだか、 嬉そうやな、 tn 」
「 え …… 」
kn「 まぁ、 前に あったときよりかは
いい顔してるって くらいやな。
前にいつあったか、 覚えてへんけど。 」
俺は再び、 grの部屋に 戻っていた
先に空けた ワインと 同じものを、 もう一本 携えて
( 一人で飲む酒なんて … 美味しくあらへんのに … )
俺は 自分の感情が わからなくなっていた。
( 違う … 俺は もう気づいてるんや
気付かないフリを、 しているだけや
俺は … 悲しんでなんかいない。
それよりも、 むしろ_____ )
「 やぁ、 書記長__
私も一杯、 よろしいか? 」
「 gr彡ッ !? どうして… 」
gr「 どうしてって … tn__
死者が 死後の世界に 行くのは当然だろう? 」
( 嗚呼 … やっぱり …そうか、…
俺は 嬉しかったんや )
gr「 こうして、 酒を交わすなんて、
はて? いつぶりになるだろうか? 」
「 丁度 20年振りや 」
gr「 そうか、 なら その長い年月に 」
「「 乾杯 」」
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