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俺は、皆のことを、いつも予測してきた。
だから、ミノルに会った時、
楽「そういうミノルはどうなの?」
ミノル「えぇ〜別にそんな事ねぇよ?それより、」
あ、また、話をそらした。
この子、俺と、似てるかも。
突っ込み多いな
思った事が口に出るタイプ?
けど、人の嫌な事は深く聞いてこないんだ。
でも、2人でいる時、
いつもと雰囲気が違うのは気のせい?
予想してもキリがなかった気がする。
そんな事を思いだすうちに、いつのまにか俺は、寝ていた。
朝、
屋上で目覚めると、青空と、人が見えた。
先程の夜空はもう無い。
そして、頭が痛い。枕を用意していなかったからだろうか。
ミノル「よぉ」
金髪の髪を風になびかせながら、その人は、気ままに話しかけてきた。
楽「みっちーじゃぁんー(笑)」
そこには、ミノルがいた。
ミノル「楽、こんな所で寝てたら、風邪ひくぞ?」
ミノルが微笑む
楽「幽霊だから、多分引かないよ、ミノルは何しにきたの( ‘ω’)?授業は?」
楽が聞き返す
ミノル「別に、何にも」
ミノルはどうやら、教えてはくれないようだった。
楽「みっちー授業サボるの?」
ミノル「まあな」
楽は、見た目以上に穏やかで、話しやすい。
ミノル「…ハハッ」
ミノルは何故か安心した。
楽「みっちー、俺真剣な話してる」
ミノル「ごめんな楽」
あぁ、良かった、いつもの楽だ、とミノルは安心したように微笑んだ。
とたんに、なんだか怖くなった。
楽「みっちー?」
彼は、気ままに話しかける。
その穏やかさに気が抜ける。
ミノル「…あ、いや…」
ミノルは、屋上で、楽が寝ている所を見た時、
一瞬だけ、固まった
楽は、明らかに、昨日よりも、薄く透けていたから
楽が、ふと口を開いた
楽「ねえ、みっちー、話したい事があるんだよ俺」
真剣な声音で、楽が喋る。
ミノル「なんだ?」
楽「俺の、未練、絵じゃないんだ。俺の本当の未練は、」
楽「ミノルのそばで、一緒に、」
楽「笑っていたかった、」