眩い…光が目を包んだ、嗚呼…そっか、階段から落ちてーと思い、横を見る
「…保科、副隊長?」
「!…ノゾミか?!大丈夫なんか?!」
自分よりも他人を心配する保科副隊長
「……あの、保科副隊長」
「…なんや?」
「兄と何かありました?」
私がそう聞くとまるで見透かされたような感じで目を大きく開く保科副隊長
「…まぁ、僕が悪いんや……あいつの気に障るような事言ったから」
「……何してんだか、あのバカ兄は…」
「…僕ら元恋人でな……色々あったんよ」
「……知ってます、兄から愚痴られましたよ」
「愚痴ったんか?!あいつ?!」
「…まぁ、全体的に悪いのは私の兄ですし……」
「…」
「…私、結構保科副隊長の事好きなんですよ?」
「…ん?」
「……異性として、好いております」
「はぁ?!///」
クスクスと笑う私
「…あの兄はナマケモノなので、明日叱っておきます」
ーー退院後ーー
「…ごめん、鳴海…僕やっぱり…よりを戻したくは無い」
「…っ!」
「……玄兄、まぁ…保科副隊長を女性として例えるけど…いつまでも貴方の心には居ないよ、男性はそう思ってるかもだけど」
「…僕ダサい?」
「……めっちゃダサい」
「(*´艸`)…まだ気持ちの整理着いてないんなら、早くその気持ち整理した方がお互いのためやと思うでなー」
そのまま部屋を出る私
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