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前書き
皆彡 、 今日和 又は 今晩和 ッ 、
処女作 、 良ければ 御覧あれ 。
諸注意
・引用元 文豪ストレイドッグス
・二次創作
・薔薇表現 有り
・太敦
・誤字脱字 有り
諸注意__〆
《 貴方ニ出会ゑテ良カッタ 》
カーテンから 透ける朝の日差し
早朝特有の 冷気が部屋を満たす
「 … お”ぇッ 、 カヒュ 」
僕は又 、 花を吐く
僕は 、 ある日から 花吐き病に かかってしまった
理由は … 重度な片思いが 原因らしい 、
心当たりは … ある
僕は 、 同業者の 太宰彡を片思いしている
それも 、 随分長いこと
一目惚れだったんだ 、 あの川で会った日から
僕の心は 、 貴方に持って行かれてしまった
太宰「 やぁ 、 御早う敦裙 」
その一言だけで 、 僕は 世界が弾んで見える
きっと 此の人にかかれば 冬も 春に変えてしまえるのだろう
貴方は すごく格好良くて 、 狡い人です
そんな片思いを募らせ 、 告白しようと思った時 、 僕は気づいてしまったんです 。
貴方が 、 誰かに釘付けに なってしまっている事に …
ずっと見てきたから 僕には わかるんです
僕もそうだったから
ずっと ぼーっとしてる 感覚
その人が 僕ならば良いのに
だが 、 僕に代わりは 務まらないだろう …
考えれば考える程 、 花は積もる
貴方の 視線の先にいたい
貴方の隣で 話したい 。
隣で 「 幸せ 」 と言いたい
そして 、 二人で笑って 、 楽しんで …
そんなの 僕の 小さな夢だ
僕は 、 遠くから 「 寂しい 」 としか言えない
「 傍にいてほしい 」 そんな言葉 、 僕に 言えるはずがない …
…………… 。
だが ! もう良いんだ !
太宰彡は 太宰彡の 幸せを選んでほしい !
……… 。
貴方に出会えてよかった 、
僕はずっと 貴方の幸せな未来を願っている
だが 、 最後に我儘を言えるならば
貴方に 、 「 さようなら 」 を 言いたかった
… 。
屋上の フェンスから前に出て
風を感じて …
飛ぼう 、
僕は … 貴方の … 隣には …
_____
太宰 「 何をしているんだい ? 」
敦 「 太宰彡 ッ ?! なんで … 」
太宰 「 それは此方が聞きたい 、 何してたんだい ? 」
敦 「 … 飛び降りようと … 」
太宰 「 命を投げ出すような事は 辞め給え 」
敦 「 貴方だって ッ !! 」
敦 「 貴方だって 毎日毎日 入水するじゃないですか ! アレと何が違うんです !! 」
敦 「 僕は ッ … 僕はァ ッ … 」
太宰 「 … 大丈夫だよ 」
_____
そう言って 、 太宰彡は 僕を包み込む
_____
太宰 「 敦裙は … 私の大切な人だから 」
太宰 「 簡単に 居なくなられては 困るのだよ … 」
敦 「 それは … 片思いの相手に 言ったらどうです 、… 」
太宰 「 だから 、 今言ってるじゃないか 」
敦 「 … ぇ 、 ? 」
太宰 「 私は 、 中島敦 が 好きなんだ 」
敦 「 へ … 僕 ッ 、 僕ですか ッ ? 」
太宰 「 他に誰がいるんだい ? 」
敦 「 ぅ゙う … 」
_____
涙と共に 此れまでに無いくらい 大量の花を 吐き出す
_____
太宰 「 追い詰めてしまって 、 御免ね … 」
敦 「 ン … ずっと一緒 ですから ッ 」
太宰 「 勿論さ 、 離したりなんてしないよ 」
敦 「 んは 、 良かった … 」
太宰 「 外は寒い 、 中に入ろうか 」
敦 「 ぁ … 太宰彡 ッ ! 」
太宰 「 なんだい ? 」
敦 「 僕 … 今 、 凄く幸せです !! 」
太宰 「 ふふっ 、 私もだよ 」
_____
あぁ 、 やっと言えた 、 伝えられた
貴方と言いたかった言葉 、 伝えたかった言葉
僕は 、 その笑顔が 僕は堪らなく好きです 。
貴方と出会えて良かった _ 。
完__〆