脳 死 で こ れ 書 い た
太 中 注 意
「ん…何だ所…..。」
おい、太宰ッ!手前何か知ってんだろ!」
「解らないよ。
私だって起きたら此所に居たのだもの。」
如何やら私達は閉じ込められて終ったらしい。
成人男性2人(1人はチビっ子)を幽閉してなにが楽しいんだか。
「やだなぁ、蛞蝓を収監するなら私は入らなくて宜いじゃないか。
私だって厭だよ、何でこんな脳筋と…」
「一々五月蝿え!放浪者!」
五月蝿いのは其方だってのに。
調べてみたところ、
•この部屋は異能力空間である
•中也の重力操作が効かない
•私の能力も効かない
•二人で枕を共にしないと出られない
という事らしい。
最悪だ。新しい自殺方法を試す時間すら無いとは。
「ったく…がねえなあ。
クソ太宰ツ、手前女と溶け合うの得意だろ?
とっとと俺を抱いて此の部屋から出ようぜ」
腐っても七年来の相棒。私は渋々蛞蝓のシャツに手を入れた。