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あなたside.
パチパチ…👏🏻
素敵な披露宴が終わって、今から2次会。
の、ところなんだけれども…
『ねえあなた、俺と北斗と3人で抜けない?』
「え、」
樹から、あの「いつメン」で抜けないか、との提案が。
『さっき言ったじゃん、俺2人と酒飲みたいって!』
「ああ…」
『北斗も来るっしょ?』
[え、そりゃ行くよ]
「…じゃあ、」
結局、この2人といるのが1番楽しいしね、
友達には悪いけど、行かせてもらいます!!
[『「かんぱ〜い!!」』]
『っあ〜、うっま!』
[だね、]
「さいこ〜!」
まだお酒一口目なのに、テンションはMAX。
今からが本番だけどね、!
「ね、2人はさ」
「今何してるの?」
ずっと気になってた。
バラバラになっていた間、2人は何をしていたのだろうか…?
『俺は、ラップにのめり込んでる』
「え〜!」
『バイトしながらさ、友達とラップばっかしてるな』
[へ〜…]
『北斗は?』
[研修医してる]
『「…え!?」』
『うっそ、北斗が医者…!?』
[なによ、そんな以外?]
「いや、衝撃…」
[そういうあなたは何してんのさ、]
「実はね、美容師!」
[『…え、』]
「まだ下積みだけどね、」
[あなたに髪切られるとか、]
『俺無理だわ、』
「うっさい!」
…びっくり。
ラップだの研修医だの、昔の2人からは想像できないかも…
私よりずっと高い背。
あの時より低い声。
もう、私が知ってる2人じゃないんだな…
なんて、おばさんみたいなこと思っちゃうな、
「…」
なんだか、2人が
とても魅力的に見えてきてしまった。