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別にスカウトされようされまいがどうでもいい
璃透『…………』
何故か今茨くんに正座させられている。何かしたのだろうか
璃透『………あの』
茨『自分の栄養補助食品食いました?』
璃透『…食べてないですけど…』
本当は食べたけど言うと怒られそうだから言い出さんとく。
璃透『自主練するから…』
そう言って部屋から立ち去る。
どこか違う空気があった。
数刻後、凪砂先輩からAdamかEve、どっちに入るか聞かれた。
璃透『俺は………』
正直どっちでもええ。Edenに入るのは変わらへんから。
決めるのは衣装でええわ。ライブでいかに輝いて魅せるのは大事だし、
凪砂『…決めて貰えた?』
視線が俺に刺さる。正直どっちも魅力的。3人でも困らん方を選ぶ。
璃透『…Eveに入ります』
それからというもの、特待生になる為努力した。
寝る間もなく勉強、アイドルの研究、そんな生活が続いた。
特待生になる為に。
でも現実はそんな甘くあらへん。睡眠不足で倒れたらしい。
日和先輩が医療室まで運んでくれたらしいけど意識がなかったから本当かはわからへん。
日和『…璃透くん…?』
璃透『……?!日和先輩っ、』
ベットから起き上がろうとする。
日和『あ、!起き上がらないで!』
璃透『……はい…』
おかしいな…今まで恋心なんて抱かへんかった。
それを先輩に抱いてる気があって、頭から離れない。
その心は実りたいともないとも読み取れ、偶像と考えた。
時時々に公平に裁かれるものだと。夢を追いかけて。
別に特待生なんか…ええわ……
日和『……諦めないでよ』
璃透『……へ?』
日和『特待生、諦めかけたよね』
璃透『…っ…なんで…』
日和『…特待生になってみせて「璃透」 』