この作品はいかがでしたか?
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episode2
…なんでみんな僕を無視するの?
僕は、教室にひとりぽつんとおいてある人形みたいに、誰も話しかけてこない。
シンジくんも。
僕は次の授業の用意をしようと、引き出しを開けた。
だが、
「…え?」
教科書、ノートには文字だらけだった。
「馬鹿」「嫌い」「アホ」
僕は必死に涙を堪えようと、口をむすんだ。
ぼくなんか悪いことした?なんかやらかした?
僕は混乱のあまり、頭を抱えた。
シンジ「…」
シンジくんは、僕をバカにしたような目でこちらを見ている。
女の子たちとクスクス笑いあっているのだ。
ツバサ「…優等生だったのに」
僕は、引き出しをガシャリと閉めた。
もうこういうのは忘れよう!と決心したのだ。
☆☆☆
家に帰ると、お母さんが料理の準備をしてくれていた。
母「おかえり、ツバサ。」
ツバサ「…」
何も話したくない。
母「あら、何かあったの?」
何も話したくないって言ったじゃん!
僕は自分の部屋に戻り、ベットに飛び込んだ。
ツバサ「____!!」
耐えきれない悲しさと涙で、毛布が濡れる。なんでこんなことになったんだ。今も心の傷が治らない。
学校の先生になるように夢を頑張っているのに。
…
コメント
3件
ウア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!ツバサく〜んこっちが大号泣したぁぁぁぁぁぁぁ!! すごい(・∀・)b