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※フェリ菊、学パロ、人名よび
なんでもいい人向け
菊はフェリシアーノのことが好きだけど片想いと思ってる。
でもフェリシアーノは菊が思ってるよりめっちゃすき。
菊視点
私はフェリシアーノ君が好きだ、付き合いたいぐらいに。話したことなんて無いのに。
男に好かれるなんてきっと彼は望んでない。気持ち悪いだろう。だから私は必死に隠してる、でも好きな気持ちは変わらない。
(はぁ…フェリシアーノくんかっこいいなぁ)
見惚れていたら視線に気づいた彼がこっちをみた。
(?!)
見られるのが恥ずかしくて必死に目を逸らして教室の窓をみた。
でも本当はもっと見られたいし、見ていたい。どうしたらいいのか自分でもわからない…
「ねぇ!CiaoCiao☆ホンダ…えーと、」
「あっえーと…きき、菊…です」
ビックリして体が動いたせいで机に足をダンッとぶつけた。
「え?!あ、あの大丈夫??菊…」
「あっあっすみません!!!!大丈夫です!」
名前を呼ばれたことの嬉しさですごく動揺して大声で言ってしまった、
(ァァァァ…陰キャが急に大声出すとか周りが見るに決まってるじゃないですか!)
涙目になりながらおろおろしてたらフェリシアーノくんの友達…?の委員長のルートさんが話しかけてきた。
「フェリシアーノォォォォ!!!!!」
すごく怒ってそうな大きな声でドスドスとこっちに向かってきた。
「ヴェ…ヴェ…こわいよぉルートぉー」
「なんでお前はクラスメイトに急に話しかけるんだ!!まだ話してた途中だろ!!!! 」
「ナンパだよ!?」
(な、ななななナンパ?!なんで?!)
「クラスメイトにナンパするバカがどこにいるんだよ…」
「ここにいるよ〜☆」
すっかりこの人たちのペースにのまれて何も言えなかった。
「あー…えぇと、すまなかったな菊。」
「あっいや、こちらこそごめんなさい…」
フェリシアーノくんがこっちを見てくる。
(え?え?なんかやりましたか??ルートさんに怒られたのは私のせいだから?!)
「いくぞ、フェリシアーノ」
「あっ。うん。Ciao〜菊。」
「…はい」
フェリ視点
ルートの隣をとことこと歩く。
「ねぇルート。」
「菊ってめっちゃ可愛くない?」
「はぁ…お前。いい加減にしろよ…」
「いたって真面目だよ!」
「なにあのリアクションッッッ小動物?!?!」
「あーあーもう1回黙れ!!」
(前から可愛いとは思ってたけど…あんなに見つめられると俺も我慢できないよ。)
「絶対明日一緒にお昼食べよ…」
「勝手にしろ…とは言えないな。ほどほどにしろ」
「りょーかいであります〜」
菊視点
(うー…嫌われたかなぁ…)
机に伏せているとフェリシアーノくんが声をかけてきた。
「Ciao〜菊!昨日はごめんね…」
「あっはい…!大丈夫です!!」
「そっか!よかったぁぁぁ!その、お詫び、と言ったらあれなんだけどお昼ご飯食べない?」
(私なんかが?!)「喜んでッッッ」
「心の声が出てるよ〜」
「まぁ、いっか!食べに行こ!」
手を引かれて屋上にやってきた。それより手を繋がれたことが嬉しすぎて顔は真っ赤だった。
「ヴェ?!大丈夫?」
「だ、だいじょーぶです…」
また心配かけてしまった。まぁそれも悪くないと最低なことを考えてしまった。
2人で座って弁当を食べようとしていた。
(あー…可愛いって思われたい!せめて叶わない恋でもあざといことを…)
どこまで行っても最低な自分の考えにビックリした。
(少し行儀は悪いですが…)
わざと弁当に入っている米が自分の口に着くように食べた。
(よく考えたら可愛くなくないか???ただの行儀悪い人じゃないか???)
顔を青ざめているとフェリシアーノくんが私の口についてた米をペロッと食べた。
「ふふ…菊可愛い」
(え????)
瞬時に理解はできなかったが頭の整理が追いついて顔をまた梅干しみたいに真っ赤にした。
また、可愛いと言われたことがうれしくてうれしくて涙がポロポロでてきた。
「えぇ??!ご、ごめん!菊!泣かないで!?」
「ご…ごめんなさい…可愛いと言われたのが嬉しくて…」
「え…」
(あっ本音が出てしまった…まずいまずい…!)
そのときフェリシアーノくんがクスッと笑う。
「そっか。可愛いね菊は」
満面の笑みを浮かべて言ってきた。なんて眩しいのだろう。
フェリシアーノくんはこの気持ちを受け入れてくれるのだろうか。