「瑠璃」あ、…れ?此処_____
そう、自分が居た空間は見たこともない空間。
用いて言えばファンタジー風景。
凄い!転生した!という気持ちにはなれなかった。
その気持ちよりも不思議の気が勝ったのだから。
その時誰かが来た。
「双葉」こんにちは。殺人(アリス)さん。
正直意味が分からなかった。
「瑠璃」…え?
もうこの言葉しか出ない。
「双葉」あー、此処の世界来るの初めてだったよね。御免ね~。それじゃあ一から十まで説明するね!
その双葉と言う人の云うには
此処は死後の世界らしい。
此処に来れるのは、死人、殺し人、その共犯等だ。
そして、双葉も格好が変わっている。
「瑠璃」不思議な服だね…
不器用そうに言った。
「双葉」そうかな?ふふ!ありがとうね!そういや、君の名前言ってなかったな。
「双葉」此処の世界での君の名前は「璃奈」だよ!
璃奈…良い名前だけど、何故名前を変えるのかが不思議になった。
しかし、これ以上不思議に思っても話に着いていけないから、そのまま心に収めた。
「璃奈」不思議な道…
思わず咄嗟にそう言ってしまった。
「双葉」まぁ、そう思うのも分かるよ
双葉は笑いながら言った。
本当に陽気な人だな。
髪色は濃い抹茶色にロング、目は優しさで満ちている温かな翠色だ。
服は、まるでお嬢様かの様なショートドレス。
「璃奈」何処に行くの?
「双葉」まずは、璃奈と同じ仲間の紹介からかな。
仲間….あまり言葉にしたくなかったな。
そういえば、此処の世界に来てから自分の風陰気も現在と全く違っていた。
鏡で見ると、黄色の腰ぐらいまである髪。群青色の青だった。
服は、何処かで見たことのある。水色のスカートだった。
「双葉」はーい!皆ー集まってね
他を見渡せば人は多くはないがが居る。十人いやそれ以下程だった。
「双葉」はーい一人ずつ自己紹介ね!
「華鈴」華鈴です…よ、よろしくね…
凄く大人しい見た目だった。華奢だ。
「春妃」春妃だ。よろしく
クールな感じ。一匹狼だ。
「夏乃」夏乃だよ!皆仲良くしようね!!
一言で言うと元気系。爽やかなフレッシュ系でもある。
「双葉」さて、自己紹介は終わりかな?
「双葉」っと!皆は此処で仲良くし合ってね!
自分には仲良くなんて容易い物では無かった。
でも、此処に居る皆は____
人目見た時から皆裏切り者だと思った。
そう、これは_____仲良く協力し合い、時に裏切る____
そんなゲームの始まりだった_______
コメント
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ハッッ?!不○議の国の○リスッッ?! 夜やっぱ展開の持ち込み方上手✨