にいちゃんはトラックに跳ねられ僅か18歳で
この世を去った
今年もにいちゃんの命日がやってきた。
蝉が慌ただしく命尽きるまで鳴く中
俺はにいちゃんが眠る墓の前で立っていた
「にいちゃん。俺にいちゃんと同い年になったよ。」
そうポツリと呟いた俺はお墓に水を頭からかける
大きくなったな
そうやってにいちゃんが呟いてると思った。
「本当は潔もつれて来たかったんだ…だけど…」
最後の一文
俺は言葉が詰まってしまった。
その一文を俺はどうしても言えなかった
コメント
1件
3人の過去に何があったのかとても気になります!新シリーズもすごく良かったです。続き楽しみに待ってます♪