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<家>
夕飯の頃だ。
下に降りよう
「…え?」
兄ちゃん….?
いつも夕飯は別々だったのに、なんでいるの?
とにかく笑顔、作らなきゃ
「どうしたの、兄ちゃん!珍しいじゃん。ここにいるなんて」
「,,,」
兄ちゃんは何も話してくれない
もっと笑顔に接すればいいのかな?
「お兄ちゃん!!どうs」
「…お前、なんか変だぞ」
変?変って何?どういうこと?いつもこんな感じだよ、お兄ちゃん
僕のどこが変なの?
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「俺のどこが変なの?おにーちゃん」
「…昔と違う」
「昔と今は変わるものだよ、おにーちゃん」
「…」
また何も喋らなくなっちゃった
お兄ちゃんだって俺のこと嫌いじゃん
昔は好きだったくせに
もっと俺のことを見てよ、苦しいよ、辛いよ
我慢とか、ずっとしてきたのにそれでもお兄ちゃんは見てくれないの?
お願いだから気付いて、見捨てないで、助けて
それももう、言えない
だって俺のことどーでもいいから、お兄ちゃんは
そうでしょ…..もういいよ
「ごちそうさま」
グサッグサッ
はぁっはぁっ
血が、綺麗だなぁ。
もっと、
もっと、、、
あ…。やっちゃった
なに、これ…血が止まらない
あーあ、死ぬのかな
視界がぼやけて….
バタンッ
「ん…」
「あれ、こ..こは?」
白い天井に俺は、たくさんの管で繋がれていた