神の寵愛を受けてしまった結果

sm視点

shk ここが今日からスマイルの部屋ね！

そういって連れてこられたのは、以下にもファンタジー漫画で王族が住んでいそうな部屋だった

sm たださっき会ったばかりの俺になんでそんなにするんだよ？

shk だってスマイル行く場所ないだろ？

sm まぁそうだけどさ……

shk あとさ、スマイルには俺の執事になって欲しいんだけどさ……いい？

sm 執事……？

そんな重要な役職に、前から居る使用人を差し置いて俺がなれるのか……？

shk スマイルが嫌なら大丈夫だよ。無理にしろとは言わないからさ

シャークんと仲良くなったのはいいものの、まだここが何処か分からない。それにシャークんの家以外にまだ建物が見つかっていないし、行く宛てがない

sm ……シャークんが言うなら…なる

shk まじ！？ありがとな

shk なら……、はい、これ

sm なにこれ？

渡されたのは、緑色のひし形が描かれた腕輪だった

sm 腕輪……？

shk そうそう。俺の執事っていう印ね！主従関係を示すために着けるやつだよ

shk ほら、俺とお揃い！

そう言って見せられたのは、俺と同じ柄の腕輪だった。だが色は紫で色違いのようだ

shk 大事に着けといてね？

sm わかった

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続く……