死に往く純白。

第一話

『神さま。』

神にも魔にも救われぬ、美しき聖なる命。

其の名は、｢ニイ・フィルアルト｣。───

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彼女は位の高い貴族の家の下に産まれ、

父と母と弟、そして数人の使用人達と共に平和な暮らしを送っていました。

父も母も弟も使用人達も皆優しく、

彼女は周りに心から愛されて育ちました。

彼女は、｢神に選ばれた｣と云われる、珊々と煌めく夜空色の眼と、

美しい純白の髪を持っていました。

故に、貴族という事も相まって、

幼いうちから国の大きな神事などの大役を務める事も多くありました。

あまり外へ出たがらず、誰かと喋ったり、目立つ事が苦手な性格の彼女は、

その度に心身を疲労させていました。

◆◇★◇◆

時間が経ち、彼女も段々と大人になり、

緊張や大衆への恐怖で震える声を、取り繕うのも上手になりました。

そして、国の神事や大きな祭りの重役として呼ばれる事も、

段々と多くなっていきました。

それに比例して、彼女は段々と、

多くの民の名声を得るようになって行きました。

何時しか彼女は、周囲の人間どころか 沢山の国民が

自分をしているということを理解していきました。

そして、その期待や責任に応えなければならないと、

既に壊れかけた心の声を無視して、

その日も教会の階段を登るのでした。

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作者の集中力とモチベが尽きたのでここらで終わります

続きはまたいつかきっと多分恐らくメイビー出ます(一年以内に出なかったら殺して下さい)

又、誤字脱字、文章が変な部分などあるかもしれませんが我慢してください

以上、風菜でした～

seeya！