あてんしょん
・lrty
・解釈違い、誤字、口調違いなどあるかもしれません。
・自己満です。
・tyが少し誘ってます
lrの口調本当に掴めてないです。難しいです。
ty『ローレンくーん?』
lr「っはあ!…ビビった…どうしたんですか、剣持さん。」
ty『んふふ、驚きすぎ。知ってる?ハグって安心する効果があるらしいですよ。」
ベランダに足を踏み出して、タバコを吸っている隣にいる君にもたれかかる。夜ということもあり、冷たい風が僕の頬を撫でた。
久々の泊まりなことも相まって2人とも浮かれていた。ローレンくんは同棲とかが苦手って言ってたから、同じ家には住んでない。僕の生活とかもあるし、ローレンくんのエデンの仕事もあるし…
lr「そうなんすね、剣持さん物知りだ。」
ty『‥まあ、うん…』
僕の最大限の誘いなんですけど。普通こういう場面ってハグしたりするもんじゃないの!?僕恋愛に疎いからわかんないけど!?
ty『あとは、頭撫でる?とか…オキシトシン、いわゆる幸福ホルモンっていうのが分泌されて心に余裕が生まれるんですよ。』
lr「頭、そっすかぁ…まぁ俺滅多に頭撫でられないすけどね、」
ty『僕が撫でてあげなくもないですよ。』
lr「届きます?身長的に。」
ty『届くだろ。僕の知り合い高身長ばっかなんだぞ。』
そう言うと乾いた笑いを落とすローレンくんに困惑する。
ty『……あと、手繋ぐと安心感とかがあるらしいですよ?』
lr「今日知識見せびらかしたい人ですか?」
ty『いやちげぇよ!!ローレッ…っすぅ…』
深呼吸。そうだよ僕。遠回しにいうのがいけないのか?直接行けってことか?遠回りより近道選んだ方がいいですよね。
もたれかかるのをやめて彼の服を引っ張る。翡翠の目と目が合う、その瞳は目尻が緩んでいて同じ翡翠色でも柔らかく見えた。
ty『……久々に、しない?』
lr「ん〜…何が?」
小悪魔っぽく僕に問う。
ty『…はぁ…言わすなよ。分かってるだろ。』
lr「ハグのところから分かってたっすけどね!」
ty『…じゃあ、はい。』
両手を広げる。
lr「エ゛ッ!?!?…マ?」
ty『声でかッ!?マです。』
ぎこちなく僕の腰に片手を回して、そっと抱きつく。僕もローレンくんの腰に両手を回すと耳元からため息が聞こえた。
ty『ため息つくと幸せ逃げますよ。』
lr「幸せなため息なんすよ!!でもやっぱこうしてみると身長ちっちぇすね。」
そう言って僕の頭を根本から優しく撫でる。
ty『侮辱だ。いっそのこと殺してくれ。』
lr「まあまあトントンすよ剣持さん。リビング出ましょうよ.寒いでしょ?」
ty『寒いと言えば寒いです。ハグしてたから気づかなかった、』
温もりが消える。服の隙間から冷たい風が入り込んで思わず身震いをする。隣で寒いよなーなんて言いながら僕の手をそっと握った。僕の手をよりかは少し大きい手が僕を包む。温もりが手から伝わってくる。そういうところがぁ…!
lr「剣持さん。目瞑って?」
ty『ん。』
言われた通りに目を瞑ると、ふぅーっと風みたいな、空気みたいなのが吹きかけられた。思わず目を開けるとタバコを口に咥えた彼の姿が映る。それと同時に火を消した。
ty『えぇ、なにぃ?なんか吹きかけられた、?』
lr「秘密。」
ty『気になるじゃねえか!』
lr「ま、タバコですよ。」
少し耳を赤くしながら言うローレンくんに思わずえ、と溢す。
ty『意味、教えろ。』
lr「マ?…エェ…」
少し屈んで僕の耳元で囁く。
lr「ーーーーーーって意味、…で、す……」
ty『…は、え?…』
僕の顔に熱が集まる。
夜なのに、 なぜか暑いのは気のせい。
意味を調べるのがめんどくさい方
タバコを顔に吹きかける=今夜あなたを抱きたい
地味にlrty好きなんです、同士いないかな。