Wki|おはよ〜
Mtk|あぁ、来たのね。
Mdr|待ってましたわよ。
Wki|なんか… 日本語おかしくない?笑
Mdr|気のせい、気のせい。
いつも通りの 平凡な日々
私は、この平和な日常が大好きだった
だけど
私の平和な日常の裏には
闇があった。
2年前、私が14歳の時だった
私の家庭は裕福な方で
両親共々医療関係の仕事に就いていた
私の両親は、
子供に自分の理想を押し付けてくる様な人だった
だから私は 完璧な子になるために
日々努力をして
常に成績トップを抑えてきたけど
ある日、失敗してしまった。
pp|なんでこんな問題も解けないんだ!
ガッシャン!!
Mdr|ごめんなさい、…
mm|はぁ、…がっかりした。
Mdr|お母さんっ、待って、!!
mm|私は、あんたのお母さんでも
なんでもない。もう赤の他人なの、分かる?
Mdr|え、…?
pp|出ていけ。
pp|今すぐに!!
完璧になれなかった私は
家から追い出されてしまった
どこにも行く宛てが なかった私は
ただ、終わりの見えない先へ
走り続けることしか出来なかった
ずっと、両親に愛されようと頑張っていたのに
今までの努力が 一瞬で崩れてしまった
そんな事を考えていたら
目から涙が溢れてしまって
私はすぐそばにあるベンチに座り
独り 寂しく 涙を流していた
Mdr|うぅっ、…(泣)
Mtk|…大丈夫?
Mdr|、誰…
Mtk|同じクラスの大森だけど。
Mtk|なに、どうしたの
Mdr|大森くん、?
私が泣いているところに
話しかけてくれたのは
同じクラスメイトの”大森元貴”くんだった
彼は普段、あまり学校に顔を出さない人で
彼と喋ることは滅多になかった
Mdr|なんでここに…
Mtk|気分転換に散歩してたら 声が聞こえて、
見に行ったら、ほら。ね、あの 泣いてたから。
Mdr|そっか、
…
Mtk|何があったのかは分からないし、
聞くつもりはないけどさ…
Mtk|明日学校来てよ
Mdr|えっ、?
Mtk|俺、待ってるし。
Mdr|…うん、
Mdr|もし行けなかったら、ごめんね。
Mtk|その時は、まぁ その時。
Mtk|とにかく、待ってるから
最初は変な人だとか
上から目線な人だと思った
けど、
私が泣いている理由を聞かなかったり
静かに傍にいてくれて
彼の暖かさが滲み出ていた
ガチャ
Mdr|お母さん、お父さん…
Mdr|本当に ごめんなさい、
もっと完璧な子になるから!
Mdr|見捨てないでください… (泣)
pp|…
mm|…
mm|はぁ、もういいわよ。
mm|今回は見逃してあげる、だけど…
次失敗した時は 本当に出て行ってもらうからね
pp|もう今日は寝ろ。
mdr|…!ありがとう、!
コメント
2件
やばい最高