もう萎えた。
2000字書いたのに
消されて
あーーーーーーーーーまじでやめてほしいっす
とか思ってたらミスって雑談部屋に書いてた
何やってんだか
⚠
🌟🐙『』×🌩🦒「」
🐙に振り回されるお話。
一方的片思い🐙→両思い
視点ころころ変わる。
nmmn作品、ご本人様とは関係ありません。
🌩🦒side
午後6時、今日は任務も筋トレも終わって丁度ジム帰りの最中。
今日は早めに物事がスムーズに進んでとても気分がいい。何しようかな、ゲームでもしようかな〜とるんるんで足を進めると、突然1本の電話。
誰だろうか、ふとスマホに目を向けると
同期の西のヒーロー、星導ショウから連絡。
滅多に向こう側からは連絡が来ないので何なのだろうと通話に出た。
「ん、るべどうした〜?」
『あ、もしもし?星導です〜。リトって今暇してますか? 』
「え、?あー…うん、今ジム帰りで任務も終わったけどなんかあった?」
『あ、ほんとですか?
なら、今から海行きません?』
「…は?海??」
『はい、海です。』
なんせ今は大寒波が襲う真冬。
それなのに…海…??このタコ里帰りするつもりかよ…
「蛸壺に戻るつもり?」
『違いますよ、ただDyticaの皆にもかけてみたんですけど誰1人電話返してくれなくて…』
「…あぁ、お、俺今日この後忙しくてー…?」
『え…っと、ごめん…
もう家の前来てみちゃった…んですよね。』
「はぁあ…??まじで言ってる…?? 」
なんて勝手なやつだ、しかもかなり家も離れてるからすぐに帰れとも言えない。
仕方なく俺はいいよ、のYESを出すと、るべは嬉しそうに声を上げる。
「ん、じゃあ後ちょっとだから待っててくんない?」
『はいはーい!じゃあ待ってま〜す。』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おっ、ほんとにいたんじゃんw」
『ちょっと…遅いですよ、?1時間後には電車乗るんですからね。 』
「え、は、まじで言ってる!?
ちょ、準備してくるわ!!」
そう言って俺は大至急準備を始める。
るべを突然誘った罰として外に置いておこうとしたけど、『こっちだって寒いんです』とか言ってさすがに止められた。
ごめんってるべ。でも今から海行くんだぜ??
バックに作り置きのおにぎり、スマホ、パスポートに少しのお金と寒さ対策のカイロを持って
一応、海に行くとの事なので私服に着替える。
そして、コード、念の為マフラーを着用して出かける準備を。
「っし、OK!るべ行くぞ!!」
『は〜い、じゃあバスでまず近くの駅行きますよ。』
「…?え、海ってあの近くの海じゃ…??」
『え?違いますよ、真反対のあそこの海です。』
「はー!?!?嘘でしょ、まじで!?!?」
『バスも来ますし早く行きますよ〜。』
そう言って自由気ままな彼は手を引っ張ってバス停へ走っていった。
🐙🌟side
ガタンゴトンっと揺れる電車。
窓を見ると、7時だからか真っ暗
人のいない車内に俺とリト、2人だけの時間が過ぎる。
隣で腕を組みながらこくりこくりと今にも寝落ちしてしまいそうな君。
綺麗に通った横顔、目を閉じてると童顔で普段のうるさい彼とは思えないほど可愛らしい顔をしていて、いい意味で目に毒…と言ったところ。
『…眠いんですか、?』
なんて声を掛けると、はっと肩を揺らし重い瞼を開けるリト。
すると、目を擦りながらこう言った。
「ん…ぇえ、いや…違う…
少し疲れちゃっただけ…」
『…まだ海まで遠いから、寝てて大丈夫ですよ。
それとも、膝貸しますか?』
「ぇ…う、いいの…??」
珍しい。そのまま彼は眠気で頭が回っていないのか、しょぼしょぼとした目で俺の方に顔を向けて太ももに頭を乗せた。そうしてまた、今度はぐっすりと眠りに付く。 やっば、なんだこの破壊力。
一方、彼の相方のキリンちゃんは「リトが迷惑かけてごめんね…」と言わんばかりに下から覗いてきたから俺は優しくなだめてあげる。
こちらもリトにどこか似ていて、指で撫でてあげると幸せそうにする姿はどこかオレンジ髪の彼が脳内に過ぎる。可愛い。
電車に揺られて、約1時間。
針は既に8時を指していて海に来る時間ではないし、田舎の駅だからこれが終電。
つまり俺たちはもう帰れないことになる。
ここまで彼にもお金、時間を掛けさせて本当に申し訳ないが、今日思いを伝えると決心したんだ。
年始早々、絶対成功させてやる。
「うーわ…さんむ……」
『そうですね…マフラー貸しますか…?』
「いや、大丈夫…あんだけ甘えたからさ…?」
リトも起きて、駅から降りるとそこに広がるのは
からりとした冬の空気、ざーっとどこか懐かしい感じがする潮打ちのする音、そしてほんのり香る磯の匂い。
そして何より、冬の海だからめちゃくちゃ寒い。
『とりあえず…下降りますか、』
そう言って寒さで鼻を赤く染めるリトを横目に、俺は先に歩いて彼を先導した。
🌩🦒side
『…ねぇ、手繋ぎません?
めちゃくちゃ俺寒いんですけど…』
突然言われたるべからの手繋ぎ発言。
夜8時、海の近くに来て、照明も夜空に浮かぶ大きな満月、月明かりのみ。
なんだか、雰囲気がとてもセクシーで
断れない…というか、断りずらい、
普段なら笑って返すネタのようなこのセリフもロマンチックな雰囲気で受け入れられる感じだったから、ついOKと返してしまう。
『…ほ、ほんとですか…、?じゃあ失礼します』
「ッひ!?おま、手冷た…大丈夫…??」
『…今、喘ぎましt』
「っ”せ、違うから!!!!!」
あぁ、嘘全然ロマンチックじゃない
クソ脳内ピンクタコだった。
るべの手は思ってた以上に冷たくて、でもめちゃくちゃ指長くて男らしいと言えば男らしいし、ぇも女性的なすべすべした感じもあってゴツゴツした俺の手と正直正反対だと思う。
『…リト、手温かいですね。』
「るべは冷たすぎな、?俺があっためてやんよ」
そう言って両手でるべの白く長い手を包み込む。
と、しばらく無言が続く。
やっべ、気まず…。ちらっと彼の彼を見ると…
「…照れてる???」
『ぇ…、は?そんなことないですよ。
全く、全然?リトの目おかしいんじゃないですか。』
「は…??いやいやいや!?顔赤いけど!?
無理があるって!!!」
『寒いからですよ、ほら、手繋ぎながら海行きますよ。』
「ぇ、いや…どういうこと!?」
そのまま、俺は手を引っ張られながら海に連れられる。潮風がとても冷たく、キリンちゃんも寒そうにしているが、るべは構わずずんずんと海へ向かう。
と、突然オトモが胸元のキリンちゃんと掻っ攫って行く。
「え!?おいッ…キリンちゃん!!?」
『リト、静かに。』
冷淡と返事を返す、るべ。
え、マジで何しようとしてるの。
「!?ちょ、おまッ…濡れるって!!寒いよ!?」
『……』
そのまま彼は海に足を入れ…長いズボンは海水で濡れ、見てるだけでも寒そう。
と、思っていたら俺も続いて海へ足を居れる。
いや、抵抗しない俺も俺だけど冷たッ!?!?
「っ、るべ!!おま、何しようと…」
『…ごめん、心中とかは考えてないから安心してください。』
「いやでも…ッ、寒…い…」
『…リト、見てください。
満月です、海に映って…月明かりが凄くて…
言い表せないくらい、とても月が綺麗だと思いませんか?』
そう言われて、正面を向く。
確かに、周りには街頭も何も無くただただ水平線の上に大きな満月。そして散らばる一等星などの綺麗な星々。
彼に言われてやっと気付く綺麗な夜景。
都会では見ることが出来ないくらいの美しいものだったので、思わず寒さを忘れて…いや、もう寒すぎて感覚が無くなってきてるのかもしれない。
が、思わず見とれてしまう。
「っ…うん、めちゃくちゃ綺麗、
初めてこんな綺麗なの見たよ。」
『…リト、今日は伝えたいことがあったんです。
その、良いですか…?』
🐙🌟side
『…リト、見てください。
満月です、海に映って…月明かりが凄くて…
言い表せないくらい、とても月が綺麗だと思いませんか…?』
勇気をだして、わかる人にはわかる告白をする。
が…天然でそんなものも分からないであろう彼は、ただひたすら穢れもないきらきらとした目で俺を言った通り月を見つめる。
そうして、返ってきた言葉は
「うん、めちゃくちゃ綺麗、
初めてこんな綺麗なの見たよ。」
と、何とも彼らしい無責任な返事。
意味もわからずただ純粋な気持ちが込められている。とそれだけは俺にもわかった。
もうここまで来たなら言うしかないな、
と心で決心する。
すーっと軽く深呼吸をすると冷たい空気が鼻の奥をツンっと刺激した。
『…リト、今日は伝えたいことがあったんです。
その、良いですか…?』
そう言うと、不思議そうにハテナを浮かべ
何?と問いかける彼。
そんな察しの悪い所さえも愛らしいなぁ…なんて思う。
数秒、間が空きやっと決心した。
よし、言うぞ。
今から言うことがリトにとって気持ち悪いかもしれない。そうだったら逃げてもいいです。
実は、かなり前から貴方が好きでした。
もし良ければ… その、
こんな僕と 付き合ってくれませんか……?
ただひたすら、自分の想いをつたえる。
告白が終わると、一瞬だけ潮の音が止まり
全ての時間がピタッと奇跡的に止まったような気がした。
彼と目を合わせると、離せられないようにその綺麗な瞳に吸い寄せられる。
あぁ、何を考えてるのだろう、気持ち悪かったかな。振られるかもしれない。
そんな負の感情が脳内をぐるぐる渦巻いていると、返ってきた言葉は意外で、
「…っふ、わざわざそれする為にこれ誘ったの…?」
『へ……?』
「…告白中のるべさ、めちゃくちゃ綺麗で
かっこよかったよ。」
『…ぁ、ありがとう…ございます?』
「ははっ…俺さぁ、惚れちゃったわ…w」
そう言うと、一気に頬を恥ずかしそうに赤らめて
彼の目には涙がうるうると溜まっている。
綺麗な星光に照らされ、そんなことを言う
正反対の太陽のような明るい君は
俺にとっては、光源のように尊く大切な存在で。
君がいないとお先真っ暗、生きて行けなくて…
気付いてもらうために何度もアタックしてきた。
何回も交わされ、心も折れかけてて…今日もし振られたらここで死のうかと思うくらいに。
そんな彼から遂にOKを出されたんだ…
『っ…ぁあ、リトぉ…一生大切にします…
大好き、愛してますッ……!!!』
「ははっ…俺も大好きですよ〜ッ…」
星と、太陽。
その2つは出会うこともなく、すれ違うばかりで。
そんな2つが今日、奇跡的に重なり逢えたのだ。
この出来事を祝福するように、
月明かりが2人をいつまでも変わらぬ
光で照らし続けていた。
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