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「今日話してた男、誰だ?」
明日も2人とも会議なので仕事で早いので眠りにつくという頃、鳴海は保科に聞いた。
「…あぁ、弦くんとこの新人ですよ。僕の剣術について聞いてきてな」
「お前の?」
「せや、なんか美しいとか言っとったで」
「うつく…ハァ?!ボクのものだ!!」
「別に僕に対してちゃうやろ」
「うるさい!!!!」
まったくもうと保科は鳴海の頭を撫でる。子供をあやすようにぽんぽんとする。
「あんただけのものや、弦くん」
「宗四郎…」
鳴海は保科の首筋に顔を埋めて甘噛みをする。
「んっ…もう寝よ!」
「はーい」
鳴海はしゅんとなるが保科は鳴海を抱きしめ眠りにつく。
「あの!保科副隊長!!」
「ん?あ、昨日の」
昨日の新人が今日も話しかけてくる。まだ剣について話したいのだろう。
「そういえば昨日のはな…し…」
「どうかしたか?」
新人は保科の首筋に紅く染まった跡を見つけてしまう。そして保科の後ろでこちらをまるで怪獣を見るような目で見てくる鳴海の姿が…
新人は一瞬で物事を理解する。
「あっいえ!何でもなかったです!!失礼します!」
「あぁ、ちょなんやの?」
保科は昨日、寝てから鳴海にキスマークを付けられたことをまだ知らない。