俺は、アニキを信頼しているのかもしれない。前のあのゲームの一件から、アニキは必要以上に俺にくっついてくるし薬もおねだりしなくてもくれる。正直顔が良いからいける。いつかはゲームで死ぬ運命だと思うけどなー。
ナ ヒョン!朝ご飯取りに行きましょ
サ あー良いぜ!
セ アンタ、ちょっとこっち来て。
ナ あ?何だよ。ヒョン、俺ちょっと行ってきますね!
サ おう!
ナ で、何の用だ?
セ アンタさ、サノスの事正直嫌いじゃないでしょ
ナ はぁ?
セ 信頼してないの?
ナ 俺は俺を信じるからな。
とても嘘をついた。本当は嫌いじゃない。でも、俺はこう言うキャラでいるから。
セ ああそうなのね。まぁそんな事はどうでも良くて、本題に入るけど。
なんだ?やけにコイツは真面目な顔をして俺に何かを伝えようとしている。
セ ミンスと話したんだけど、バツにしてよ。
ナ は、何でだよ。俺は金が欲しいんだ。
セ 金か命、どっちが良いの?
ナ でも、アニキを裏切る事になる
セ アンタから話してよ。
ナ …やってみる。ただし、アニキがいい反応じゃなかったら俺は丸派につく。いいな
セ 本当?ありがとね
ナ あぁ
ミ あ、あの
セ ミンス。もう終わったよ
ミ じゃあ行きましょう、!
クソ、こんなのアニキが許すわけないだろ?セミの野郎は何希望を持ってるんだよ。
ナ あ、ヒョンー
サ おう。お前の分も取ってやった!
ナ ありがとうございます
もし、俺がバツにしようとか言ったらアニキは怒るのかな。嫌われたくない、でもやっぱりアイツの言う通り、命か金だったら絶対に命の方に決まってる。
ナ ヒョン、!
サ あ?何だ
怖い。やっぱり嫌われたくない。でも言わなきゃ、もしかしたら理解してくれるかも。
ナ 次の投票、バツにしませんか?
サ お前、何言ってんだ?
え、と体が硬直した。やっぱりアニキはこの事を良く思うわけがない
ナ あの、えっと
サ …お前を、信頼したかったよ。
ベットから離れていくアニキ。嫌だ、離れていかないで。俺はアニキと薬が無いとやっていけない。てか、確実に死ぬ。
ナ あぁ…ヒョン、待って。
サ …
セ …ごめん。ナムギュ
ナ な、お前らいたのか
ミ サノスさんが…
ナ …良い。これで
セ アンタはどうするの?
ナ …バツにしようと思う。
セ え?本気?
これは俺が決める人生だ。こんなところで死ぬわけには行かないんだよ。
ナ その代わり!お前らは俺を守れよな。
セ や、無理だわ。ごめん
ナ はぁ?
ミ ごめん。できる限りで良いなら…
ナ …はぁ。
俺もやっぱり違うチームに入った方がいいのか…今から別のチームに入るってなるとどこが良いんだ…
デ あの!ナムギュさんですよね、?
ナ あ?誰お前。
デ デホって言います、!実はさっきの会話全部聞いてたんですけど…
ナ はぁ?盗み聞き?サイテークソゴミカス
デ う、言い過ぎ…
ナ あ。分かった。お前らのチームに入れてくれるって事?
デ え!?何で分かった!?
ナ あー、俺みんなの思考が見れるからな。
デ へ!?最強!!是非俺らのチームへ!!
コイツは凄いバカだな。まあ良いや。早速チームが決まって良かった。
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