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ひとりぼっち

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ひとりぼっち

1 - ひとりぼっち

♥

611

2024年10月20日

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「 ひとりぼっち 」


・青水

・視点チェンジあり

・病み系

・考察系統含

・過呼吸表現あり

・メリバ兼バドエン

・通報禁止❌







〰️


水side







昔から、僕は泣き虫だった。


昔から、僕はひとりぼっちだった。




母が病気で死んで、

それから父が狂った。

僕に対する暴力、罵声罵倒。

毎日毎日増えていく痣は変色して、全身にまとわりついた。













泣き虫の僕には、学校でも誰も近づかなかった。


別に、泣きたくて泣いてる訳じゃない。

勝手に涙が出てきて。

止まらなくなる。







ひとりぼっちで、苦しかった。










でも、一人だけ味方がいた。


僕の大好きな人。











水 「 いふく゛…っ、 」

水 「 くるし、ぃ゛……ポロポロ 」


青 「 辛いよな、 」

青 「 俺は離れたりせんから、大丈夫やよ。 」


水 「 ふっ゛、はっ゛… 」

水 「 ひゅ っっ゛… 」


青 「 ほとけ、深呼吸し? 」

青 「 余計つらなるで… 」


水 「 おいて、かないで…ポロポロ 」

水 「 ひとりに、しないで……っ゛ポロポロポロポロッ 」


青 「 ひとりにせぇへん。 」

青 「 ずっと傍におるから。 」


水 「 ひゅーっ゛、 はーっ゛ 」


青 「 大丈夫、大丈夫。 」


水 「 ごめ…っ ポロポロッ 」


青 「 謝らんでええ。笑 」







いふくんの笑顔が大好きだった。


いつも抱き締めてくれて。

あったかかった。

























だからもう、大丈夫。







〰️


青side








ほとけを救いたかった。



ずっと傍にいてやりたかった。



支えてあげたかった。



心から笑って欲しかった。







水 「 ねぇ、 」


水 「 いふくん。 」


青 「 ……? 」


水 「 傍に、居てくれるんだよね。 」


青 「 当たり前やん。 」


水 「 そっか。 」




水 「 そろそろ家帰るね…… 」

水 「 お母さんと、お父さんが待ってる… 」


青 「 …… 」

青 「 大丈夫、なんか…? 」


水 「 うん、 」

水 「 色々、ありがとう。 」


青 「 辛かったら逃げてええからな。 」


水 「 うん、ありがとう。 」





何かがひっかかってる。

なんとも言えないこの違和感。









分かんないけど、気づかないといけない気がする。




青 「 ほと、け…? 」

青 「 死なん、よな……? 」


水 「 …w 」

水 「 人間なんて、誰しもいつか死ぬよ…?w 」


青 「 そういうことやなくて…! 」


水 「 ………じゃあね。 」


青 「 まっ……!!! 」







何?


何がおかしいんだ…?




何の違和感…?







分かんない。



青 「 ほとけ……っ! 」




取り敢えず、ほとけを足止めしたくて。









青 「 また明日、って、言わへんの…?震 」


水 「 ………………… 」






水 「 愛してるよ。 」



青 「 ………!!! 」
















足、動けよ。


追いかけろよ。





なんで肝心なときに動かねぇんだよ。




けどもう、


段々と小さくなっていく背中に、追い付けない気がした。














〰️


第三者side











その日は、とても夕陽が綺麗な日だった。


穏やかで、暖かい日だった。






太陽が山に沈む頃の町の歩道橋は、たくさんの人で賑わっている。










その中に、一人ぽつんと佇む少年がいた。


小さな背中は苦しそうで、辛そうで。

一人では抱えきれないような “何か” を背負っていた。








けれど、顔は幸せそうだった。



太陽が完全に沈み、暗くなる。












そんな中、少年は闇夜に浮かぶ月のような明るい顔をして、

































































歩道橋を飛び越え、闇に堕ちていった。











〰️


青side










青 「 ………っ゛震 」




青 「 ずっと傍おる言うたやろ…っ 泣 」






青 「 自分から一人なってどないすんねん…っ 」













“ お母さんと、お父さんが待ってる…。 “




あとで気づいたこの違和感。







お母さんとこ、いくんやってんな。


荒れ狂ってるお父さんも、もうそろそろそっちいくんやろな。





青 「 置いていくなや……ポロポロッ 」






















ほとけを救いたかった。




ずっと傍にいてやりたかった。




支えてあげたかった。




心から笑って欲しかった。















けど俺は、結局何も出来なかった。







〰️


◎side












お母さんに、抱き締めてもらいたかった。


前みたいに、お父さんと楽しく話したかった。


学校になんて、行きたくなかった。




生きたくなかった。













君は、ずっと傍にいてくれるんでしょう…?




届かない距離だけど、それでも僕の心の中にずっといてくれるんでしょ……?






なら僕は、もう大丈夫。



今まで、ありがとう。














〰️









ごちゃごちゃ過ぎて申し訳ない🙏


腕落ちてるね👍🏻 ̖́-





久しぶりの作品がこんなに駄作でごめんなさい💦










時間がある時コメ欄にて解説させて頂きます🙌🏻





この作品はいかがでしたか?

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