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あてんしょんこの作品は本作と何ら関係もないお話です。
仄暗い話で終わります。性的描写もそれとなく入っていますがすぐ終わります。
一部暴力みたいな感じを匂わせた描写があります。
苦手な方は観ない事をおすすめします。
それでも大丈夫な方はどうぞお進み下さい。
『ふー、ふー・・・。』
静かな部屋に響く音。
湿った空気が辺りの温度を下げる。
ギシ、ギシっと見じろぐのを観るのは何度目だろうか。それこそ手首に跡が付く位に時間が経っている事は一目瞭然。
そんな事しても逃げ出せないのに。
一仕事終えて帰ってくればソレの顔を覆うベールを外す。ソレは突然の光に呆然とコチラを見つめていた。だが、徐々に慣れたのか狼狽の目で見つめ次にギシっと身体をよじくが、身体の自由を奪われているソレはかすりもしないでただ、自身の手首に跡を付けるだけだった。口端から垂れる唾液が頬をつたり吸い込まれるように舐め取る。
まるで猫の毛づくろいをするかのように頬周りを舐め取れば身体がびくびくと震えてるのがわかる。
『・・・可愛い。』
漏れ出た本音にソレは驚きの目でコチラを見つめた。何かを言いたいであろうソレに口に巻いてた布を解く。スルリと外れ言葉の自由が聞いてきたソレは掠れた声で問う。
『・・・・な・んっ。』
ちゅっとした音から徐々に舌を絡め漏れ出る音を逃さないようにぢゅるっと吸い上げる。簡単に真っ赤に染まる耳を横目で見ながら何故こんな事をしたのか振り返る。
きっかけは些細な事だった。
元々疎遠で幼少期とは違い接する機会がない中、
無邪気な深淵との闘い後、少しずつだが話しかけるようになった。向こうも最初は驚きの目を見せていたが一ヶ月も立ては慣れたのか普通に話しかけてくれた。どちらもあまり話をするというか、一方的に話してを繰り返ししてたが、疎遠からは脱却したであろう。だから・・・なのだろう。会うたびにもやもやが溢れでそうで。壊しそうで。いつかまた目の前から消えてしまうのではないかと。その気持ちが夢に反映されたのか知らないが
悪夢をみることになった。内容は全て・・・。
『・・・・・最悪だな。』
お陰で夜も眠れなくなるなると日常に支障をきたす。解決策はと頭の中で考えるがどれもいまいちパッとしない。そんな事を考えながらまた会う約束を取り付けて会いにいけば向こうは親しげな女性と会話している所を見てしまった。すぐに隠れて様子を伺えば若干女性の方が距離が近い気がする・・・。その瞬間自分のこの感情に嫌でも気づいてしまったのだ。
『・・・・そういう事か。』
なら話は簡単だ。閉じ込めて仕舞えばいいのだ。
トントンと物事が進みそして全ての準備が終わった頃、最後の仕上げとして誘いこみ閉じ込めて今に至る訳だ。
息遣いと共にどちらの唾液か分からぬ透明な糸がツゥーっと垂れ落ちる。ぐっと前に体重をかけてスルリとお腹をたどりベルトに手をかけガチャガチャとした音とともに布越しにあるモノをじっと見つめ、ほくそ笑む。想像しただけでもゾクゾクとした感覚が走り夢見心地の用な感覚になる。暑苦しい布を外してやれば既に膨らみつつあるモノが見えた。机の上にあるローションを取り手に乗せ粘ついた手でモノをグジュグジュと擦ればたちまちご立派なモノが熱を持ってダラダラとカウパーが垂れてくる。
『ふっ。ッ”!んっ。』
必死に声を抑え快楽を我慢してるのを見れば耳元に近づき名前を呼ぶ。びくっと身体が揺れ途端に喘ぎが微かに聞こえた。ギュッと下腹部のモノを力を込めてしまい
『は”ッ♡う”。』
お腹周りに生暖かい液が垂れてくる。
そろそろいいだろうと自身のズボンに手をかけ真っ裸になると未だ萎えぬソレに自身の後ろをあてがう。
『やめッ♡ンッ♡』
うるさいお口を塞ぎながらゆっくりと飲み込む。
慣らしてきたとはいえ予想外の大きさに内心ヒヤヒヤしながらもズブズブと進む。やがてゴチュンと音が鳴りお腹の圧迫感に何度も深呼吸をする。
『は”いった・・・。』
ある程度慣れれば腰に力を入れ動く。
『はっ♡どうだ。身内に犯されてる気分は。』
ゴリュッと良いところに当たりびくびくを震わせ
『ッ”!くっ。あ”ッ♡』
ドクリと自身のが垂れてくる。
『・・・ふぅ♡ふぅ♡ん”。』
息を整えてれば腰が急に動き熱いのが流れ、それにゾクゾクと身震いする。
『ふっ。んっあ”っ。はぁ♡』
散々熱い熱でドロドロに溶かされ体力も限界に近づき倒れ込む。意識も朦朧とする中で最後にと、目の前のソイツを見つめ微笑み言葉にする。
『・・・・愛してる。ーーー。』
意識を手放す時微かにニヤリと笑みを浮かべたのが見えた気がしたが眠気には勝てずそこで記憶が途絶えた。
?視点
『・・・・はぁ。やっとここまできてくれましたね。』
隣で眠るソレにねっとりとした目でじっくり見つめる。
いつまでも距離を取られてたあの頃と違い今目の前にいる存在に安堵とため息がでる。
『・・・・まさかここまで順調に進むとは思いませんでしたが・・・。』
シュルシュルと紐が解ける音と共に頬にキスをする。
『・・・少し待ってて下さいね。』
ガチャリと音がして扉を閉める。可愛い可愛いあの子に聞かせる訳にはいかない。そっと杖を握り不敵な笑みを浮かべる。
『お掃除しなくては。』
やっ!やめて!話が違うじゃない!
『目的は達成されましたので、貴方が生きてると都合が悪いんです。』
だからって!こんな!し、ひっ!
ドコッ!と音がして崩れ落ちる音がした。
『・・・・安心してください。貴方には感謝してるんです。だからひと思いに楽にしますね。』
ギチギチとした音のあとドサッと倒れる。
『・・・少々手こずりましたがよしとしましょう。
さて、帰らなくては。』
バタンと音と共にコツコツとした音が地下に響く。
目的の場所へ来るとスヤスヤと寝息をたてるソレにゾクリと心躍る。
『ふふっ。嗚呼愛しい愛しい私の子。』
右手で頬を撫でると赤い血が頬を濡らす。
先ほどお掃除した時に怪我をしたのだろう。
だがそんな事はどうでもいい。
カサついた口に塗り込むように手を添え微笑む。
ポタリポタリと血が垂れる中、口を開く。
『ようこそ私の鳥籠へ。これからが楽しみですね。』
逃がす事がないように外堀から埋めていった。
好意を持てるよう努力もした。あとは些細なきっかけを作れば良かった。見事にハマってくれた時は顔に出そうなのを抑えるのに必死だったが、計画は順調に進んで居た。
『呼びだしを食らった時は内心ヒヤヒヤしましたが・・
まさかあんなにも情熱的に求めて来るとは思っても居なかったが・・・。』
血で濡れた口にキスをする。
『んっ。はぁ♡』
眠りの中でも可愛らしい反応をするソレに虐めたくなる衝動を必死に抑える。
折角手に入れたのをそうやすやすと手放す事はしたくない。
『幸せになりましょうね。ワース。』
永遠にずっと。