天使×悪魔
R18
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駄作 えっちが書きたかった
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「奏斗ぉ、奏斗ってさ天使じゃん」
教会の一室でゆっくりと紅茶を飲んでいる時にかけられた一言。
「うん?そうだけど」
「性欲ってあんの?」
「っブッ!!」
思わず飲んでいた紅茶を吹き出す。
質問を投げかけてきた奴は「汚ぇなぁ、」などとあっけらかんとしている。
「いーや雲雀が悪くない?!なんなんだよ急に、」
「いや、ちょっと気になって、悪魔は三大欲求の塊みたいなとこあるけどさ、天使はどうなんかなって」
「えー…えーー…まじで個人差あると思うけどなぁ…僕は…不感症だし性欲も感じたことないかな、」
ハンカチを取り出して自身が吹き出した紅茶を拭いていきながら答える。
質問した等の本人は興味がなさそうに窓の外の鳥と戯れ始めている。
「…………そ、」
「聞いといてその反応はないんじゃないですか?雲雀君。 」
「…なんか、あまりに予想どうりでつまんなくってさぁ」
快楽主義者め。
「そういう雲雀はどうなのさ。」
「え?えー?言ったろ、悪魔は三大欲求の塊だって。」
「強いってこと?」
「かもな、」
「えぇ?」
雲雀は答えると手に乗せていた鳥を「さ、行く時間だよ」と声をかけて飛び立たせる。
こちらにくるっと向き直り鼻が当たるぐらいに顔を近づけられる。
「んな、なに 」
「俺ってさ、美人なんだって」
「はい?」
急にそんなことを言われても困る。
確かに雲雀は美人だ。10人が10人振り向いて2度見する程だろう。
高い鼻に、まつ毛の長いツリ目、愛嬌のある八重歯、サラサラの特徴的な髪。細い体躯。白い肌。
絶世の美男だろうな。
「だから、魔界にいると色々誘われたりすんの。俺はまぁ楽しけりゃいいから付き合うんだけど、最近楽しくなくなっちゃって。気持ちいいんだけどね」
「…………………………………は?」
思わず低い声が出る。部屋の空気が数度低くなった気がする程に自分は今怒りを覚えている。
「だからな、奏斗が暇なら、俺に付き合ってほしーーーー」
「…今、なんて、雲雀。お前、自分の体のことなんとも思ってないのか」
雲雀の手首を掴んで強く握り、壁に押し付ける。ダン、と音をたてると共に雲雀が少しだけ顔を歪める。
「い゛…いや、奏斗が嫌なら全然、強制したりしねぇし…」
「ちげぇよ、誰でもいいの?お前は」
「な、何そんな怒ってんだよ…当たり前だろ…俺が気持ちよければそれでいいんだから…」
これだから、悪魔は。
僕の気なんて知らずに、その綺麗な顔を涙と汗でぐしゃぐしゃにして快楽に歪んでいる姿を、大多数に見せた、と。
「いいよ、僕が相手してやる。」
「ホント!?やっちゃぁ!」
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「ひっ♡や、ぁ!♡も、やだ♡ん、んぅ゛〜〜〜♡はな゛してっ、かなど、っぁあ!♡やっ、ン゛ぁッ♡」
かれこれ数時間、ずっと奏斗の膝の上で後ろをいじられ続けている。
たまに胸の飾りを弄って潰して遊び出して、何度イッても終わらせてくれない。
挿入なんてしてないのに、普段の数十倍は気持ちいい。どうして、どうして、
「うんうんきもちいね〜」
何回もイッているのに関わらずこの男は笑顔で気持ちよさそうにしている俺を見つめる。
恥ずかしいのに、その視線でさえも気持ちよくて頭が本当に壊れてしまいそうだった。
「やだぁ、やだ、ごめ、ごめ、なさ、♡あぁっ♡コリコリすんの、やめ、てぇ♡」
「んっ♡あぁ♡…も、やだぁ、だめ、だめなのッ♡だめ、♡♡」
「ん?こっちもいじって欲しい?」
すると片手は胸へと伸びて、ぎゅ、と容赦なく親指で潰してくる
「アぁ゛ー♡や、だめッ♡やら、やらやらッ!♡♡もうそこいやッ♡あぁっ♡は、ぁうッ♡ 」
足をバタバタさせてもすぐに弱い所を押しつぶされて力が抜ける。グリグリと奏斗の肩口に顔を擦り付けて泣きじゃくっても止めてはくれない。
「はぁ…♡ほんとにかわいい…雲雀、かわいい」
「やッ♡いやぁっ♡も、ぜんりちゅせ、やめてっ♡♡はぁ、や、やら、ッ♡♡あ゛ぁッ♡ 」
「ね、もう僕以外にこういうことしちゃダメだからね」
「あっ♡や、やぁッ♡やめてっ、」
「聞いてる?ねぇ雲雀。」
グリグリと2本の指でしこりを挟み込んで中指で擦られる。
それをやられると自分の身体が言うことが効かなくなって逃げるようにぎくん、ぎくんと人形のように腰が揺れる。
「ア゛ぁぁあッ♡♡やら、またくるっ、おかしくなる♡っはぁ、やめ、もうやべでっ♡♡
ンぅ゛〜♡♡」
ぎゅ〜〜〜〜と奏斗の指を締め付けながら中でイク。ぎゅんぎゅんとナカが律動して身体中が痙攣する。
足はピンと伸びて指は丸まって。もう吊りそうだ。
「雲雀?聞いてる?僕だけでいいよね?」
「わ、わがっだ!かなとしか要らないッ!奏斗がいないとおれ、も、生きてけないッ」
極上の快楽を前に、半狂乱で答える。
自分でも何を言っているのか理解が出来ないけど、奏斗が微笑んでいるから、きっと間違えてない。
「そう、絶対に約束だよ、お前が破ったら……わかるよね?」
ずる、と指を抜かれてぴくんと体が跳ねる。それだけでもイッてしまいそうだ。
「あぅ…♡♡かな、と♡」
震える手で奏斗の頬に添えて、ちゅ、とキスをする。
「ん…雲雀?」
「かな、と、すきぃ…」
徐々に視界が暗くなって意識が遠のいていく、最後に奏斗がなにか呟いていたが、聞こえなかった。
「…気持ちいのが好きなだけだろ」
快楽主義の悪魔は、天使とはどうも合わない。
自分が良ければそれでいい悪魔と、自分を選んで欲しい天使は、相容れないのだと。
奏斗の言いつけを無視してバレてお仕置されるのはまた別の話ーーー
コメント
5件
つ、続きって書いていだだけたり???
すっごくえっっっっです。ありがとうございます。美味しいです。最高です、神です。