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「せーやくん、今日でおれのチ●コ爆発するかもしれん」
神妙な声で言うこじまに「いや爆発はせんやろ」と、少し早口のせーやがツッこむ。
いやでも、⋯爆発しそうなくらいではある。
はあはあとまだ上がる息のまま、せーやが向かい合って座るこじまを、ぐいと押した。
「せーやくん?」
「欲しい。じっとしとって」
くいっと下着の端をひっぱり、露出させた、⋯爆発しそうなペ●スの先端が、赤い口へ吸い込まれてゆく。
ちゅぷ、と水音がして唾液が溢れるとそのまま滑るように、飲み込んだ。
「ん``っ、んっ」
上下する頭からは、さらさらと髪の綺麗な音がして、その対比により興奮が増す。
「う、せーやくん」
苦しそうな我慢しているような声を聞き、気分を良くしたせーやは、喉の奥までペ●スを飲み込んだ。
キュッと喉が締まり、刺激を強めた。
「アカンアカン!いってまうて!」
慌てて引き剥がそうとするが、遅かった。
ビクビクと脈打ちながら、射精しているのがわかる。
「ん、んん」
せーやが口を押さえながら、見上げる。
「わー、ごめん、ぺっしなさいぺっ!」
こじまがおろおろとしていると、せーやはニヤリと舌を出し、掌に精液を垂らした。
「おれ別に嫌じゃないよ」
べろ、と掌の精液を舐めてみせると、そのまま濡れた手を自分のア●ルに当てた。
「んぅ、んっ」
指を出入りさせ、少し潤った。
「はぁ、はっ、なぁこじま。おれ、はやく欲しい。」
せーやは、枕にもたれ掛かり、大きく開いた片脚をこじまの肩に掛けた。
「見える?ここ、んッ、おれ、我慢でき、っへん⋯」
「み、見える。せーやくん⋯」
先程果てたはずの熱が、ぐんぐん回復していくのが分かる。
喘ぎながら乱れる恋人に、いますぐにでもいれたい。
でも。
見透かされたのか、せーやが笑顔で言い放つ。
「来る前に、準備しておいたからすぐいれて♡」
「あっ、あ``ッ!あぁ!あっ、こじまっ、良っ⋯あぁっ!」
酷く乱れた体を押さえ付け、逃げられないように腰を掴む。
「せーや、くん、すご、ッ⋯」
「アッあっあ、イくっ!いくぅうっ! 」
横を向いたせーやが、こじまの手首を噛んだ。
「んっ、ンんッ、うっ」
ビクンビクンと、体が震える度に、精液が散る。
快楽にあらがいながら、必死に恋人を受け入れる。
なんて可愛い。
でも、とめてあげられない。
「んぅっう、ふぅ、うんッ」
噛み付いたまま、敏感になった体でとまらない快楽を、なんとかのがそうとするが、無理だ。
「あ``っ、あか、んっ、気持ちよく、って⋯あッ頭⋯おかしく、なるっ!」
普段を思えば、もう充分おかしくなってる。
「せーやくん、めっちゃ可愛い」
「ひっ、アッあ、気持ち⋯い``っ!すきっ、こじ、まっ、好き、ぃ」
もはや、せーやの目は虚ろだ。
こじまももすぐに、限界をむかえた。
「せーやくん、ほんまに好き」
身体中が痛い。
筋肉痛のような痛みで目が覚める。
「んー、何時や」
スマホを探りあて、時間を確認すると案外早い時間だった。
となりでは、目が少し腫れたせーやが眠っている。
「可愛かったな⋯」
昨夜の事を思い出し、しみじみ思った。
ぐぅうぅぅ
「お腹すいたな⋯」
結局、昨日は晩御飯は食べ損なった。
「せーやくん、せーやくん、お腹すいた。モーニング行きましょうよ」
ポンポンと肩を叩いてみると、案外素直に起きた。
「うん⋯おれもお腹すいた⋯」
目を擦りながら、もそもそと起き上がる。
「あ!せーやくん、昨日のチョコ!あれほんまはアカンねんで!おれがアレルギーあったらどないすんねん」
思い出したように、こじまが早口で捲し立てた。彼らしい正義感と真面目さだ。
しかし、せーやはポカンとした顔で「⋯⋯⋯⋯あぁ」と、何かに気づいたように言った。
「あは、誰もこじまの食べたチョコやって言うてへんやん」
「えっ⋯⋯」
「おれは食べたけどな。プラシーボ凄いなお前」
ははは、と面白そうに笑うせーやに対して、こじまはびっくりに追いつけない。
「⋯⋯でもそう思うとったんやったら良かったわ。」
「え?」
「⋯ほんまは、いつでも昨日みたいに来て欲しいんやで」
「⋯⋯えっ、えっ?!」
「さ、ご飯食べにいこかー」
「えっ、えっ待ってせーやくん、せーやくん!」
この日以来、こじまに少し自信がついたと、なんとか。
〖おわり〗