初めまして!れもんです🍋💕
思いついたら気まぐれに書いています!楽しんでいただけたら嬉しいです!
未成年なのでR18作品は書きません🙅
WT、rd運営、ntjoその他実況者界隈の新参者です!
★WTのnmmn作品です。恋愛表現が少しあります
★🦈🐼です地雷注意!
★新参者ゆえに口調迷子・解釈不一致などあるかもです
★ノベル初心者なのでご指摘あればお願いします!
★お名前をお借りしていますが、ご本人様とは一切関係ありません。
shk視点
「おい、寝るなよ、、、ってあ”ー!こぼれるって‼w」
今日は久しぶりに6人揃っての宅飲み。静まり返った夜の気配をまとう外とは対照的に、半ば無理やり会場にされた俺の部屋は騒々しい。撮影もないから今日は全員ブレーキが壊れていた。
「こら!きりやん!踊るな!ww」
「あーー!スマイルが寝ちゃったよお、、起きてえ、、」
べろんべろんのきりやんと、静かに、しかししっかり酔いつぶれたスマイルをきんときとBroooockが介護している。
すでに時計の針は頂点から2周してしまった。空き缶の数が楽しかった時間を物語る。
「シャークんごめん、片付け頼める?俺こいつ引き受けるわ」
「僕もスマイルを見届けるよお」
「おー、わりいな。こっちは大丈夫だから」
バタバタと引き上げていく四人を送り出して、ふうと息をつく。とたんに静寂が訪れる_のではない。
「どうしたもんかね、、」
リビングに戻り、ソファで丸まっているパンダパーカーの男を見下ろしてため息をつく。
ほんのり赤い頬、無防備な寝顔。
何かしていないとおかしくなりそうで、お気に入りのグラスに水を注ぎ、ソファを背もたれにして床に座る。酔いすぎてなくてよかった、と寝息を聞きながら胸をなでおろす。
誕生日か、それとも企画か。いつだったかはうろ覚えだが、Nakamuからもらった萌黄色のグラス。透明なグラスにうっすら色づいているから、水を入れると透き通った発色になる。
『これ、しゃけの瞳の色みたいでしょ、めっちゃきれいだって思って』
愛おしいはしゃぎ声が再生される。なんで贈る側がそんなに笑顔なんだよと突っ込んだのはいつだったか。
氷がカラン、と軽快な音をたてて溶けていく。今の自分の思考のようにゆっくりと。
「ん、、しゃけ、、?」
グラスをじっと見つめていると後ろで声がした。ごしごしと目をこするNakamuはぽけっとした顔で俺を見ている。
「おはよ。気持ち悪くない?」
「うん、、、あいつらは?」
「もう帰ったよ。お前は寝てたから起こさなかった。」
「そっか、」
まだ意識が覚醒していないのだろうか、とろんとしてまばたきも遅い。しばらく固まった後、またソファに寝っ転がってしまった。
「おい、もういい時間だぞ」
「泊めてよ・・・。」
「着替えとか、、ないだろ」
眉間にしわを寄せて縮こまるNakamu。なんとも愛らしいが、今は心臓に悪い。
悪いほうの自分が出てくる前に帰ってもらわなければ、もう本当に危ないのに。こっちの気も知らないで。
もぞもぞずるNakamuの脇に手を入れ、立たせようとしたそのとき、逆にぐいっと引っ張られた。
「は、ちょっ、、!」
俺が上から覆いかぶさる形になってソファに収まった。
カチ、カチ、と秒針の刻む音、すぐ下で聞こえる呼吸音、速くなっていく自分の鼓動。それ以外には何も聞こえない。
全身の体温が上がるのがわかった。
「、、しゃけも寝ようよ」
Nakamuは俺の首に手をまわし、ふにゃりと微笑む。自分のではない甘ったるい香水の匂いが、脳を揺らす。
「、、何言ってんだよ」
「いいじゃん別に」
「良くねえよ、、っ!」
「なんでだよーー」
不貞腐れたような顔をする。俺が、どれだけ、
どれだけ耐えているか。
ほぼ衝動的に体が動いていた。首に巻き付いていた白い腕をつかみ、あいての頭の上で抑える。
ぐいっと、鼻先がかすめるくらいに顔を近づければ、びくっとなったのがわかってほんの少しの罪悪感に苛まれたが、もうそんな場合じゃない。
「、、、あんまそういうこと言うと何されるかわかんねえよ、Nakamu」
「へ、、、」
空いた片手で熱を持った首筋をなぞると、ぎゅっと体を強張らせたのが伝わった。
「、、、悪い。タクシー呼ぶから帰れ」
腕の拘束を解いてソファから降りようとすると、また腕をぐっと引っ張られた。思いもしなかった動きに驚いて、俺の足が机に当たった。からんころん、と空き缶が転がる音が静かな部屋で響く。これじゃ元通りの姿勢だ。
「、、っおい、だから、、」
言い終わらないうちに、視界が何かで埋まった。それがNakamuの顔で、唇が合わさっていることに、数秒遅れて気づいた。
耳が痛いほどの無音の部屋に、軽いリップ音が鳴る。このまま夜に溶けてしまいそうなほど暑いのは、自分のせいか、それとも目の前で顔を真っ赤にしているコイツのせいか。
「な、なに、、は?」
「しゃけなら、、いいけど」
「は、、」
「しゃけならいいっつってんだよ、、」
一回で聞き取れよ、なんて目を逸らすパンダの輪郭にそっと手を滑らす。こいつも子供じゃない。これから何が起こるのかなんて、容易に想像がつくだろう。それが分かって言ってるんなら、俺はこいつに敵いっこない。
「俺のものになる、って解釈でいいのかね」
意地悪く笑って見せると、Nakamuも目を細めて笑った。
「そうだよバカ」
ゆっくりと手を絡めてぎゅっと握る。さあ、もう少し夜を楽しむとしようか。
いかがでしたでしょうか!!
個人的にこういうエモさが好きです。笑
攻めshkってあんまり見ない気がする、結構好きなんだけどなーー
コメント、いいねいただけたらとっても嬉しいです!
次回もよろしくお願いします💕
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!