1x1x1x1とシェドレツキーの事後
朝
「……っ、お前は……本当に……っ!!」
枕を投げたものの、腰の痛みと体のダルさに勝てず、シェドレツキーは息を切らしながらベッドに沈み込んだ。喉がまだガラガラで、怒鳴りつけるどころか、まともに声を出すことすら難しい。
1x1x1x1はそんなシェドレツキーを見下ろしながら、面白そうに笑った。
「はは、そんな声で怒られても迫力ねぇな」
「……うるさい……」
「ま、俺がやりすぎたのは認める。だから……風呂入れてやるよ」
「は……?」
1x1x1x1はそう言うと、シェドレツキーの服の袖を掴み、強引に引っ張ろうとする。しかし、シェドレツキーは一歩も動けず、ベッドに沈んだままだった。
「……お前、マジで歩けねぇのか?」
「……お前のせいだ……」
シェドレツキーが顔を赤くして呟くと、1x1x1x1は満足げに微笑み、ため息をつく。
「仕方ねぇな……」
そう言って、シェドレツキーの体をひょいっと持ち上げる。
「ちょっ……!?」
「はいはい、大人しくしろ」
文句を言おうとするシェドレツキーだったが、1x1x1x1の腕にすっぽりと収められると、無駄な抵抗をしても意味がないことを悟る。
「……恥ずかしい……」
「は?何が?」
「……お姫様抱っこなんて……っ!」
「歩けねぇんだから仕方ねぇだろ?」
1x1x1x1はそう言いながら、シェドレツキーの腰に片腕を回し、しっかりと支えながら浴室へ向かう。その途中──
「……っ」
シェドレツキーは何かを感じたように体を強ばらせた。
ぽとっ──
微かに、何かが床に落ちる音がする。
1x1x1x1は一瞬立ち止まり、ちらりと床を見た。そこには、白く濁った液体が小さく滴っていた。
「……」
シェドレツキーの顔がみるみる赤くなる。
「っ……!!見んな!!」
「……いや、シェド、お前……」
1x1x1x1は思わず口元を押さえ、くくっと笑う。
「……そんなに、昨日気持ちよかった?」
「っっ!!!」
シェドレツキーは恥ずかしさのあまり、1x1x1x1の胸元を必死に叩く。しかし、1x1x1x1はまるで動じず、むしろ余裕の笑みを浮かべるばかりだった。
「はいはい、大人しく風呂入るぞ。恥ずかしがるのは後でな?」
「……っ、バカ……」
シェドレツキーは顔を真っ赤にしながら、1x1x1x1の腕の中でぎゅっと目を瞑るしかなかった。
コメント
4件
アラヤダシェドちゃん最高ね
きゃー!!!!!!?最高!!!? フォロー失礼