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「俺のこと、好き?」
「おん、好きやで」
「えへへ、俺も好き」
共依存って、最高じゃない?
例え、無理矢理だとしてもね…,
隣の席の桃髪。可愛くて可愛くて、だけど君には他に愛する人が居るでしょ?
「なぁなぁさとみ〜?好きなやつおらんの?」
興味本位で聞いたぐらいだったけれど,君は照れたように答えるんだ。
「…,うんっ//ころん…が好き」
「ふ〜ん、…」
その視線の先には青髪がある。
その人一方通行って感じ。やだったから。
「そうなんや,あ!ゲーム教えてくれへん?」
「いいよ,じぇるの家でいい?」
「おん,待っとるわ」
「おっけー」
なぁ、さとみ…青髪に見せるような,恋した瞳を見せてや。好きって照れて,はにかんでよ。
「そうや,…いいこと考えた」
簡単に人の家に上がろうとするからそうなるんやからな。
「じぇる〜、来たよ!」
ドア越しに声が聞こえてドアを開ける。
「よお、さとみ…ゲームしよ」
「おう、」
「はい、お茶。喉乾くかもな〜って」
「あ、あんがと」
人から貰ったものは疑わないと。まぁ、まさかそんなことになるなんて思ってもないだろうからね。
ごくっと、口に含んだことを確認してからゲームをおっ始めた。
「ん、ごめっ…ねむ」
言い切る前に目を閉じた。完全に意識が飛んだことを確認して,ベッドに拘束した。
「ん,っ…ぅ」
起きると早速行為をおっ始める。
感じているのも可愛くて。俺のモノにしたいと言う欲が溢れてくる。
「ごめんな,…」
何時間かやり続ける。
すると流石に堕ちてきた。好き好きを連発し始めた。
「好きやで」
それを何度か続けるだけで簡単に堕ちる。
堕ちたら「スキ」って言ってくれるし,
元々嫉妬深い方だったらしいさとみなら尚更だ。これは,完全なる共依存。
それ以外の何者でもないよね。
胸も凍らせるほどの冷たい風が、窓の外でひゅぅう〜っと音を立てて吹くと,桃色の髪も、淋しげに揺れた気がした。