Prologから見てねん
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母「おい桃ッ!!」
桃「はい」
母「塾の課題は終わったの!?」
桃「今日決めてた分は終わりました」
母「今日決めてた分?全部じゃないの?」
桃「えぁ…はい…」
母「今やっといた方が絶対後楽だからやっときなさい」
桃「わかりました」
あーぁ…また従っちゃったよ
まぁいっか…
どーせ自分で決めろって言われても困るし…
明日はまた学校…まぁいっか従ってるだけで生きてけるし
母「態度悪そうで頭悪い人とは関わっちゃダメだからね?」
桃「はい」
友達までこんな感じに決められて
みんなこんな決められてんの?
早く大人になりたい
桃「課題全部終わりました」
母「あら早いわね、けどもう寝る時間ね寝なさい」
桃「はい」
明日…大丈夫かな
不安を抱きながらお母さんがいるから大丈夫と自分で自分を安心させて眠りについた
母「おい桃ッ!!」
桃「ビクッ」
母「何時だと思ってんの!?もう家出る時間だけど!?」
桃「えッ!?今すぐ行きますっ!!」
最悪だぁ…ちょっと遅れちゃった…
青「…お前さぁ、今日遊べる?」
田中「そいつに聞いたってどーせ来ねぇってw」
桃「…ごめんなさい今日は課題があるので」
青「えぇーどーしても今日じゃなきゃ課題って出来ねぇの?」
田中「だからこいつどーせ来ねぇってw」
青「田中に聞いてねぇよ桃に聞いてんの」
桃「今日やんなきゃダメなんです」
青「毎日勉強してんだから今日ぐらいやんなくても変わんないやん?」
桃「でも親にやれって言われてるので…」
青「親にしたがってたら自分成長しないけど?」
桃「でもッ_」
青「そんな嫌ならええや、課題がんば」
なんなんだよあいつ…
俺は課題で忙しいってのに
そう考えて次の授業の為に音楽室の扉を開けようとした時、中から声が聞こえてきた
田中「なぁどこ行くー?」
青「俺行かん」
田中「はぁ?w」
青「あいつの世話、せなあかんっぽいからな」
…あいつ?
田中「あいつって誰?w」
青「んー…っとなぁ…今盗み聞きしとるやつニヤッ」
へ?
田中「ん?誰かいんの?」
やばいやばいやばいやばい_
【ガチャ】
田中「え乾の世話?」
青「まぁちょっと色々話さなあかんから」
田中「俺は家でゲームかなぁー」
青「お前家おってゲーム以外何もすることないやろw」
田中「ひでぇなぁーw 俺勉強とかも色々あるからーw」
青「えまじ?」
田中「真顔で言うなよw」
青「ごめんごめんw」
話に入る暇もなく2人に話に戻ってしまった
世話ってなんだよ世話って
俺は犬か?
モヤモヤしている気持ちでいっぱいだったけど
色々考えているうちにもう放課後になってしまった
青「じゃーな田中、森本達みたいにインフルかかんなよー?w」
田中「俺最強だから」
青「最弱の間違いじゃね??w」
田中「おい!!酷いぞw」
青「はいはいw 俺は桃の世話するからじゃーな」
田中「はいよーw」
【ガラッ】
青「っしー…じゃ桃、ゲーセン行くぞ」
桃「え?」
青「あ、それから俺のことは青呼び、タメ語な」
桃「いやでも_」
青「ええから、行くぞー」
桃「おー…?」
青「着いたでー!」
桃「ゲームセンター…広…」
青「なんやここきたことないん?」
桃「親がダメって言うからゲームセンターは外からちらっとぐらいしか…」
青「えぇ人生半分ぐらい損してる」
桃「そんな真顔で言われてもw」
青「じゃー18時までやりたいことやろーぜ」
桃「えいやだめッ!!」
青「まーた親か」
桃「みんなそうだよ!?」
青「みんな?それお前の考えやろ?」
桃「そう…だけど…ウルッ」
やば泣いちゃダメ絶対だめ
青「あぁー..ごめんな怖かったか…ヨシヨシ」
青「…泣いてええねんで?俺みたいに自由に生きたってええ、お前は誰や?」
俺は…
青「桃やろ?お前はお前の人生を歩んでったらええ、お前の…いや桃のことは桃が決めろ」
気づいたら俺は号泣、恥ずすぎる
親にバレたらどうしようという不安な気持ちが少し和らいだ気がした
青「んーじゃ今からテキトーに食べ歩きしよーぜ!w」
桃「えぇー…w」
青「えこれ食べよ!!」
桃「めっちゃ食べるじゃんw」
青「これもー!」
桃「美味しそ…」
18時になるまであっという間だった
でも今からはこの天国から地獄へ戻らなきゃ行けない
青「俺家まで送るわ」
桃「えいいよ??」
青「遠慮すんなって親怖い癖にw」
桃「もぉ…」
そこからはほぼ喋らずに家まで着いてしまった
桃「…じゃあまたね」
青「ん、家入り」
桃「ぅん…」
もっと一緒に居たかったなと心の中で呟いて重く感じる扉を開けた瞬間
【ベチンッ】
頬がヒリヒリする感覚に襲われた
母「あんた課題は?」
桃「…ごめんなさい」
青「謝る必要ないやろ桃は」
母「あんた誰よ」
青「桃の大事なお友達ですけど?」
母「なんでお母さんをこんなにも裏切るの!?」
桃「…」
青「なんも言うな桃、桃は辛かったんやろ?」
母「そんなことないわ!!」
青「いやまずまずな?あんた桃帰ってきた瞬間叩いたやろ?それから普通は子供心配するやろ?」
母「そんなの人によるのよッ!!」
青「まぁ多少はな、でも桃から色々聞いとんねんこっちは、だから俺は言える、あんたは親失格や」
母「もうなんなの!?」
青「1回頭冷やし、今日は俺の家で桃泊まってもらう」
母「はぁ!?」
桃「へ?」
青「あんたまだ何がなにかわかってないやろ?なんかあったらこっち連絡してくれたらええから」
そんなのお母さんが許すわけないじゃん
母「…わかったわよ行ってきなさい」
桃「えいいのっ!?」
母「お母さんも色々考えたいの時間を頂戴」
桃「…わかった、行ってくるね」
青「お預かり致します」
【ガチャ】
何いまさっきの敬語的な言葉使い…
青「っしゃーッ!!」
桃「え何に喜んでんの??」
青「桃と一緒におれんねんで?嬉しいに決まっとるやんw」
桃「えッ…/」
青「何照れとんw 可愛ええなぁw」
なんか遊んでた時の青と違う…/
青「行こかー」
桃「青の親はいいって言うの?」
青「あの人はいつもいいよーって言うから全然大丈夫やと思う」
桃「へぇー…」
青「あー…赫おるかも…」
桃「赫…?」
青「俺の弟…」
桃「大丈夫かなぁ…ボソッ」
青「まぁ機嫌良かったら大丈夫w」
桃「なら大丈夫かな …」
どんな人なんだろ…
【ガチャ】
青「ただいまぁ」
青母「おかえりなさい!もうそろそろ赫帰ってくるかも…今日機嫌悪かったから気をつけてね」
青「今日もかよ…w」
今日も…?
青母「今日は彼泊まるの?」
青「あー…ええか?」
青母「全然いいわよー!大歓迎!お名前は?」
桃「えと乾桃って言います」
青母「そんな固くしなくていいのよー?家だと思って!w」
青「ありがとうな、じゃ部屋行くわ」
青母「なんかあったら呼んでね〜」
青「はーい」
ほんとに居ていいのかな…
【ブーッ】(スマホの通知
桃「ん?」
スマホを見ると「今日は学習のことは考えず楽しみなさい」と来ていた
青「親もわかってくれたんかな?」
桃「…かな…?」
青「まぁええやん楽しもな〜」
桃「うんっ!✨️」
?「え、誰」
青「あーおかえり」
赫「まじ誰」
桃「えーっと乾桃って言います…!」
赫「へぇー…うるさくしないでね」
青「もぉ…赫、仲良くしぃや?」
赫「うるさい」
そう一言呟いてノートパソコンを開けて作業をし始めた
青「一緒の部屋でごめんなぁ…」
桃「いや大丈夫だよw」
赫「…カタカタ」
青「あ、お茶持ってくるわ」
桃「ありがと〜」
【ガチャ】
やばい2人きりなっちゃった…
すごい気まづいんだけど…
赫「…ねぇ桃君、数学出来る?」
桃「へ?できる…けど…」
赫「…教えて…下さい…/」
え可愛いんだけど何この子
桃「いいよいいよw」
桃「これがわかんない?」
赫「ぅん…」
桃「まぁまぁいいとこまで行ってんじゃん!!✨️」
赫「…そう?」
桃「まじで惜しかった…ここの面積が求めれるってことに気づけたら答えでるよ〜」
あ、やばい普通に接しすぎた
赫「教えてくれて…ありがとうございます…/」
もうここまで来たら…
桃「ためで話そうよ!」
赫「え…?」
桃「なんか敬語とタメ語混ざってて気持ち悪いじゃん?」
赫「…じゃあタメ語で…仲良くして欲しい…/」
桃「仲良くしよ〜♪」
【ガチャ】
青「えちょ赫?」
赫「…なに」
わぁお…別人じゃん…
青「いや…なんでもないんやけど…桃と話てたっぽいから…」
赫「…だってもう赫達友達なんだもんグイッ」
肩抱き寄せないでよ…はずいって…
青「にしても肩近すぎな?ちょっとは離れて」
赫「はぁい」
桃「…もっと話そうよ3人で」
赫青「へ?」
桃「あ、いや嫌ならいいんだけど…仲良くしたいなぁみたいな…?」
赫「…桃君が話したいなら…」
そう言って俺の隣に座ってきた
青「なんか…赫が大人しい…」
赫「なんだよ大人しいって」
桃「…ッw」
なんで笑っているのか分からないというようにキョトンとしたふたりがいた
桃「絶対ふたりもっと仲良くなれるってw」
青「え俺と赫が?」
赫「ないないw」
桃「あるって絶ッ対仲良く入れる!!」
青「桃次第かな〜?w」
赫「え俺!?w」
赫「桃が恋のキューピット的な存在になってよ、恋じゃないけどw」
桃「な…仲良くさせればいいの?」
青「仲良くさせてや?」
桃「はい…!」
できるかなぁ…
赫「ま普通に1日遊ぼ〜」
青「…そうやなw」
青が嬉しそうな顔してる…♪
桃「よーっし!!やるぞーッ!!」
赫青「おーッ?」
仲良し大作戦1
ゲーム!! 対戦ゲーム?みたいな12人でやるやつ!人数がたりない時はAIがやってくれるやつ!(?)
桃「まずはゲーム!!よくわかんないけどこれやって見る…?」
青「おぉー!やるか」
桃「うぅ…」
青「っしゃー!」
赫「最悪ー…」
結果
1位青
2位赫
12位桃
AIは強いことがわかった!!
桃「じゃあ次次!!」
青「おーっし!!」
赫「なんだろぉ…」
桃「…お菓子作り!!」
赫青「…え?」
桃「いいじゃんやろやろ!!」
仲良し大作戦2!!
クッキー作り!!!青達のお母さんに食べてもらう用!!
青「赫の顔牛乳ついてるんやけどー!!w」
赫「えちょ取れって!!/」
青「はいはいw」
桃「んふふ…w」
結果
青「っしゃぁ!!」
赫「え可愛くない!?」
桃「可愛すぎ…」
青母「…!美味しいわ!!✨️」
みんなでクッキー作ったら美味しくなるっ!
赫「次何する〜?」
青「ふぁぁ…」
桃「…んー…」
桃「寝よッ!!」
赫青「…へ?」
仲良し大作戦…3…
一緒に寝る…だけ…
赫「3人で寝たら暖かいね〜w」
青「寝よかー」
桃「…おやすみ」
赫青「おやすみ〜」
結果
仲良く…なれた…?
青「おーはーよ!!ギューッ」
赫「ねぇ桃君可哀想」
青「そんな言うなよーw」
桃「…んぁ…?」
赫「あ、おはよ桃君」
青「おぉ〜♪おはよ」
桃「あ帰んなきゃ…」
赫「あー…そっかもう桃君帰んなきゃなのかぁ…」
青「家まで送るわ」
赫「赫も」
桃「ありがと〜」
ほんとに…大丈夫かな
少し気まづい空気が流れ、家に着いてしまった
楽しかったなぁ…って1日思い返してすごく泣きそうになった
赫「ありがとね桃君」
桃「え?」
赫「勉強教えてくれたし青ともまた仲良くなれた、桃君の親に赫のお母さんが感謝のメッセージ送ったぐらい赫達救われたの」
桃「いや全然大したことしてないけどなw」
青「まぁまぁ、とりま桃のお母さんにも話聞かなあかんな」
桃「まぁ確かに…」
怖いけど…普通に帰れば大丈夫、今は2人もいる
そう踏切ってドアを開けた
桃母「おかえりなさい」
にこっとしたお母さんが立っていた
桃「た…だいま…」
なんか…慣れないなぁ
桃母「青君と赫君に色々昨日のこと教えて貰ったの、私桃のいい所を潰してしまってたのねごめんなさい」
なんていえばいいの…?わかんないって…
桃母「…今課題の為って1週間のうち1日だけ塾行ってないでしょ?」
桃「…うん」
桃母「1週間のうち3日間塾休んでその休日は自分でやること決めてフリーにしない?」
桃「えいいのッ!?」
桃母「えぇ、全然いいのよ」
青「桃は勉強以外にもいい所がいっぱいある桃の好きなように俺らと関わって欲しい」
…いいんだ、自分で選んでいいんだ
桃「うんっ!これからもよろしくね」
普通に笑って言うつもりが泣いちゃってちょっとはずいなぁw
赫「てことでこれどうぞ!!」
桃母「クッキー…?」
青「それ昨日の夜3人で作ったんすよw」
え持ってきてたの!?
桃母「ほんとにすごく仲良くしてたのね、よかったわ…w」
桃母「…これからは桃の好きなように、好きなことを全力でしなさい」
桃「…はい!」
Qこれは誰の人生?
今なら胸張って言える
A俺の人生
はーい
1週間かかりました〜!(((
おいって感じっしょ??
もうそろ6000字行くんだけど(((
長すぎてごめん♪(
まじすまん
今から選択肢の本編書きます
指定♡超えんの早すぎーーーー!!!((
コメント
6件
あーやばい最高最高まじ発狂案件だよ‼️😭 ももくん救われて良かったです…、青くんと赫くんの強力プレーがとてつもなく可愛い…お気に入りのシーンはもちろんお菓子作りです ((は ほんと最高っす
お〜✨️待ってたぞー👍️👍️ まさかの赤くんも救ってくれる感じね、、、💖💖 お母さんも良い親でよかったねえ(*´∀`*)