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『 水族館と動物園が一緒になっとるらしい。』
「 凄いね。」
『 どっちから行く。』
「 どっちでも、」
『 いいから決めろ。』
そういえば昔っから強引だったな弦くんは、…
「 じゃあ、水族館で、」
『 こっちやって。』
とことこ（（
「 あんまり混んでなくて良かった。」
『 せやな。』
『 水族館って暗いよな。』
お、いいとこに気づくじゃないですか。
「 それはね。暗くすることで水槽が目立ったりー、あとあと、 」
『 … ^^ 』
「 ぁ、ごめ 」
『 良い。続けろ。』
こういうとこあるよね、やっぱりツンデレなのかな。
「 クラゲきれー、… 」
『 ほんまやな。』
『 なんか、こいつら絡まってね、…？ 』
「 ラッコかわい！ 」
（ あおちゃんの方が可愛いけどな。）
『 サメかっけぇ、』
『 弦君も子供よな。』
『 は？ 』
「 かっこいいもんね。」
『 黙れ、⸝⸝ 』
「 ちょっと待って”も”って何？ 」
『 ん？なんの事ー？ 』
「 ヒトデ触れるらしい。」
『 ボクはやんないぞ。』
『 えー、せっかくやからやればええのに。』
「 なんかふにふにしてる。」
『 無理だ。気持ち悪い。』
『 ほんまや。ふにふにしとる。』
『 おえ、っ… 』
「 手洗ってこよー。」
「 またサメいるよ。」
『 あ”？だから？ 』
「 さっき夢中になってたじゃん。」
『 うるせ。』
『 サメかっけぇとか言っとったやん。』
『 うるせぇ！ 』
子供っぽいところあるよなー。
「 カニだ。」
『 足長ー！ 』
（ 美味そう。）
「 弦くん今美味しそうとか思ってるでしょ。」
『 思ってねぇよ？？ 』
『 絶対思っとったやん、その反応… 』
ーイルカのショーー
「 わー凄ーい！！ 」
『 飼育員溺れたらどうなるんやろ。』
「 やめてっ！？ 」
『 めっちゃ水かかった、…” 』
「 寒そうだね。」
『 余裕ぶっこいて一番当たるところにいたからやろ… 』
「 お昼ご飯何食べる？ 」
『 とりまサ○ゼ。』
『 ピザ食べる。』
「 あっちの方にあるらしい。」
『 行くぞ。』
『 んまんま。』
『 ほんまに子供やな。』
『 うるせぇ。』
「 んま。」
ちゅるちゅる（（ 麺
『 パスタ好きなん？ 』
「 好きです。」
ちゅる（（
『 麺、啜れへんの？？ 』
「 ん？ 」
『 …？ 』
「 啜れるよ。」
『 何か、手こずってない？ 』
「 気のせい気のせい。」
『 昔っから啜れないよな。麺。』
「 黙りなさい。」
ぱしっ（（
『 いだ、っ？！ 』
『 そ~なんや。』
『 よく知っとるな。』
『 フンっボクの方が付き合い長いからな！ 』
『 さよかー 』
「 １ヶ月くらいしか変わらないよ。」
宗四郎君は後から引っ越してきたので、確かに付き合いは弦くんの方が長い。
ていうかここ暑くない、？気のせいかな。パスタ暑かったし、それのせいか？？…
ぱたぱた（（
『 暑いん？ 』
「 ちょっとね。」
汗かいてきた、…汗ふきシート持ってきたっけ、持ってきてない気がする。
※毎度女子力高め。
じわ（（ 汗
「 ふ~、… 」
『 …、』
『 …、』
（ エロい、すっごいエロい、… ）
その後、外の空気を吸いに行っている時に二人に奢られて、凄く申し訳なさそうにしながら動物園に向かうことになったとさ。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡ 100
