sharb
学パロ有り
新連載
はぁぁあッ…!
『今日も推しが尊い…!!』
毎日恒例、画面を見ながら推しを眺める。
その推しとは
主役は我々だ!に所属しているアイドル、
『シャオロン』。
やべぇ考えただけで鼻血出る。
そう。…俺はドルオタ。
天乃 ロボ太や。
クラスではアイドルオタク兼、クソ陰キャをしている。
そう言ってもまぁ…兄の影響で割と人気なゲーム実況者をしている訳で。有難くチャンネル登録者は200万人を超えた。
それは…皆に隠してるんやけどな。
…趣味でやってるだけやし。
学校から帰り、急いでチュイッターをチェックする。
えぇっと…フォロー中から…、、
wrwrd!「最新グッズ情報……」
と書かれていた。
rb「最新グッズ出たぁぁ!!!」
確か…明日は土曜!
休みやからグッズ買いに行けるな…!!
午後に撮影あるから
午前中に買い占めないと、、
rb「うわぁぁ…ッ今回のグッズもシャオロンのビジュ良すぎるんやけど、、、。やばッ!このポスター絶対欲しい…、、、」
独り言をぶつぶつぶつぶつと呟いて…
pn「ろぼたー?今配信してるからちょっとだけ静かにしてね〜」
隣の部屋からぺいんと兄さんの声が聞こえる
rb「はぁーい!ごめん兄さん!」
兄さん配信してたんだ…
と思い、ようつべを開き、確認してみる
まじやん。
ラジオやってた…!
パッと目に入ったコメント欄を見てみると
『まじで一緒に暮らしてるんだ…!クソっ尊い…』
『ロボロ君の兄さん呼び可愛すぎる』
『これだから推すのはやめらんねえよ…』
等の限界オタクコメが目に入る
うんうん分かるで。その気持ち
俺もシャオロン推すのやめらんねぇわ…!
rb「明日の為にはよ寝んとな、!」
うへぇ…シャオロンの為に…♡
___ピピ…ピピピピ!!!
rb「んぁ、…、ッ」
タイマーの音が聞こえる
はよ起きんと…。
朝、準備をしてから財布を持ち
駅まで急ぐ。
時計を確認すると『7:37』。
アニメ○トが開店するのは10:00…
rb「まだ時間あるやん。…カフェでなんか飲んでこ、…」
そう思い、近くのスタバへ歩いていく。
ガラッ…
朝早くだからなのか、人は少なかった。
えっと…バニラフラペチーノにチョコチップ追加…ッと。
rb「んー…ッ動画編集でもするかぁ~ッ、、」
そういえば兄さんに任せっきりやったわ、。
そろそろ俺もやんないと、、
バッグからパソコンを取り出し
動画編集ソフトを開く。
カチカチ…ッ
んぁ〜…、、
眠なってきた…、、。
rb「、10分…だけ、、」
そう呟いた瞬間
深い眠りについてしまった
『…ねーんねんころーりよ_____、。』
懐かしい。
よく昔兄さんに歌ってもらった記憶あるなぁ
最近はもうやって貰えてへんけど
また…____。
ッぱち…ッ、、
rb「ッん、、今何時やぁ…?」
10分って言ったけど、、
めっちゃ寝た気が…す、…
rb「え”ッ!?9時50分…ッやと!?」
時計を見た瞬間完全に終わったと錯覚する
アニメイト開店10時やぞ…ッ???
売り切れてまう、…!
とりあえず急がな!!
ガラッ…
「「ありがとうございましたー。」」
遠耳でそう聞こえたが無視して走り続ける
rb「ッはぁ…ッはぁ…ッ!はぁ!」
筋トレはしてるが運動は全くのためすぐ息が切れる
しかも結構人混んどるな…
兄さんに合わせて名古屋とかいう都会に住むんじゃなかった…
いやそんなことはどうでもええねん!!
はよはよはよ!!!
もうすぐで着く…というときに
視界のすぐ近くで黒いなにかがフラッと現れる
ドンッ…!
rb「い”ッ…ッてぇ!!」
誰かにぶつかった。
明らかに俺よりでかい人間…
少々腹が立って目を開けると
??「だ、大丈夫ですか?」
茶髪でセンター分け、童顔のくせに背が高い…
俺が何千、何万と見てきたこの人間…
rb「えぇ”ッッ!?」
シャオロンッ!?
rb「え…ッちょっとまって本人が目の前におる!?いやそんなはず…でもこの俺が間違えることなんてあらへんよな…ッ!?はよアニメイトいかんと売り切れてまう、でも目の前に本人…ッどうしようやばいぁぁあ”もうなんでこんな時にッ…!!!」
sha「…ッうぇ、、、俺の事知ってるん、ッ?」
rb「うぁ”ッ!!喋った…??」
sha「…ぁ?…もしかして…ロボロ…さん?」
rb「は」
なんで俺のYouTubeの名前を…?
sha「…そうですよね???」
rb「えぁッ…!はぃぃ…、、///」
sha「俺…じつは____…っ!で、!____……ッ!!!だから…ッあの、!!ーーー…♡」
あのシャオロンが俺に語りかけている、、!!!
頭になんも入ってこないねんけど
ちょっそろそろやばい…
時間もやばい、、!!
どうしよう脳がぁ…っ
rb「そそそそそそろそろグッズが間に合わないんで…ッあのまた!!!!ライブで!!!!応援してます!!!!」
そう言って思いっきり走り去る
「推しとの距離は画面越しで十分やぁぁあ!!!!!」
心の中でそう叫ぶ。
「…ふーん…♡」
微かにそう聞こえた気がした
ファンと推しは近づいてはならない。
それを守る。
これがホンマのオタクやで。
覚えとき?
rb「っはぁ…ッはぁ…!!!やっと着いた
!!はよいかな!」
ガララ…っ
店内で走るのは民度が下がる。
うんうん…守らな…
ふぅ…、、、。
……
rb「…売り切れてた…。…最悪やぁ、、、」
しょぼん…と落ち込みながら店を出る。
いやそんなことより推しと出会えた事に驚かな。
まじで実感ねぇーーー…、、、。
まぁええけど、、。
rb「ただいまー…。」
pn「ろぼたおかえりー!そろそろ撮影始まる…って言いたいところだけど…なんかろぼたの友達が来てるから!はやく部屋いきなー」
…ともだち?
俺に?クソ陰キャの俺に?
冗談はよしてくれよ兄さん……。
rb「…?分かったー」
誰やろ…
不思議に思いながら部屋に入る
ガチャ…ッ
sha「ろぼろぉ…!おかえり!」
rb「…は?」
sha「待ってたよ♡」
rb「…えッ…、?……夢にまで出てくるとか俺どんだけシャオロンのこと好きやねん…。…~…。世界一好きだけど、…!」
こんなことあるはずがない。
と、思い
手を顔まで持ってきて頬をつねる。
が、
痛い。
え?
痛い…。
sha「俺も世界一好きやで?ろぼろ」
rb「はぁぁぁあぁッ!?!?」
新連載。
マブの依存系にしたいと思っている
コメント
5件
くっっ………っ、まじでほんまこうゆうさ推しが自分のこと好きだったor知ってた系好きなんだよなぁ…!!!続き待ってます…!!!
ホント神作品です!!!! 続き楽しみです!!!!