「 __ っ!! 」(飛び起き)
「 ……… はぁ 夢か 」
【 白うさぎにみとれて 】
創作キャラ物語 (立ち絵はSimejiにて)
グロ・嘔吐・虐待要素あり
「」主人公のらびん
天使種のうさぎ科 うさ耳が特徴
男の子だが可愛いものが好き 。 男の娘
『』らびんの姉 るめ
らびんの姉に当たる人物 。
天使種うさぎ科の家族から生まれたが天使種ネコ科
“ ” それ以外の人物
それでもいい方のみ お先にどうぞ
____
また 始まってしまった 。
また 見てしまった 。
これで何回目だ?
何度繰り返せば許されるのか 。
「 ___ はぁ 」
寝起きと言うのに出るのはため息ばかり
『 おーーい! ご飯出来てるよ! 』
「 ! 」
安心出来る姉の声 。
重い体をいやいや起こし リビングへ向かう 。
リビングに着いた 。 とてもいい香り 。
フレンチトーストだ 。
「 いただきまーす! 」
思いっきりフレンチトーストに噛み付く 。
はちみつがかかっていて 甘い 。
食べ終わり 自分の部屋へ向かう 。
スマホは極力見たくないし どうしようか 。
「 女の子に生まれたかったな …… 」
同時に過去の記憶がフラッシュバックする 。
「 いやだ! いたいっ … やめてよお母さんッ 」
” あんた如きがお母さんって呼ぶな!! “
「 いたい”っ! 誰かたすけて、” 」
___ ボキッ
何かが折れた音 。
それと同時に耳に激痛が走る 。
「 ッッッッ!!!!!!!!”“”“”” 」
「 ひゅーッッ”” 、 ひゅーッッッ”“” 」
右耳の感覚が何故か無くなる 。
__ いや 右耳が折れたから無くなったのか 。
「 ……………… 」
それっきり 人が怖くなってしまった
右耳は治りはしないものの しっかり機能はする 。
姉は物心つく前に出て行ってしまっていた 。
そのせいで余計に心への負担が大きかった 。
過激な暴力に 暴言 ほぼ監禁状態に過ぎない 。
母は女に産まれなかったボクを憎んでいるのだ 。
「 __ 嫌なこと思い出しちゃったなあ 」
折れたまま動かない右耳を触る 。
感覚は一切ない 。 音が聞こえるだけマシだ 。
「 あ バイトの時間だ 。 」
ボクはメイド服に腕を通す 。
重いバッグを持って外に出る 。
ふと 隣を見てみると姉に出逢った公園にいた 。
親が嫌になって飛び出した時のこと 。
この公園で独りブランコに乗っていた 。
そこに ネコ科 … うさぎ科の天敵がいた 。
ネコ科の女の子は優しく声を掛けてくれた 。
そしてどんどん打ち明けて言って 、
最終的に自分の実の姉だと知った 。
よく良く考えれば奇跡に過ぎない 。
ちなみに親はもう姉が警察に出したためいない 。
__ カランコロン
「 おはようございまーーす!!」
” おぉ! おはよう 、 らびん!”
「 今日もヨロシクお願いします!」
この人はマスター 。 要は店長 。
ここ 、 [ リボムエンヂェルカフェ ] の店長 。
「 ぅ” … やっと終わった” 」
” お疲れ様 。 これ 、 奢りだ 。 “
「 え! いいんですか!! 」
ポイッ 、 と投げられた物をキャッチする 。
そこには暖かいコーヒーが 。
” いつもお世話になっているからね “
「 お世話になってるのこっちですけど!? 」
まぁまぁ 、 と笑いながら言うマスター 。
少し申し訳なく思いながら蓋を開け 飲む 。
そのコーヒーはミルク入りながら 少し苦かった 。
Prolog1 fin
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