潔蜂
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六限目終わりのチャイムが鳴る 。
「 ふいーー !! いっさぎー! 授業終わったね !! 」
「 疲れたなー 、 六限 歴史は眠すぎる 、 」
「 俺寝てたもん!!! 」
「 先生めっちゃ睨んでたぞ 。、 笑 」
他愛もない会話をしていたらいつの間にか掃除の時間になっていたらしい 。
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俺と蜂楽は 机運びだから 窓際で部活の様子を見てたり 話してたりした 。
「 あっ !! あれ凛ちゃんじゃない !!? 」
「 ホントだ 、 相変わらず 冴とバチバチなんだな 、、 」
机を運ぶ番になり 、 どちらが多く運べるか競うことになった
結果は俺の負け 。 異様に運ぶのが早くて1個差で負けてしまった。
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「 掃除おっわりーー !!! 」
ぐいーー 、 猫みたいな伸びして 話しかけてきた
「 机運びはやくね 、?? 一個差で負けるとか超悔しい 」
「 にゃはは 、 こういうのは速さが命なんだよ ー ッ ♪ 」
窓の縁に腰掛け ひら 、 と舞うカーテンに隠れてしまう 。
「 うにゃ !? 、 もーー、 カーテン 邪魔 、、 」
「 あっ !! 潔も入ろーよ !! 」
強引に ぐいっ と引っ張られ 蜂楽の隣にすわる 。
天真爛漫に笑ってる横顔を見て 少し 胸が高鳴ってしまう 。
「 、 蜂楽 嫌だったら殴って 、 」
「 んにゃ 、 急にどうしたのいさぎ__ 」
短い口吻と共に カーテンが舞い俺達を隠す 。
「 ぇ 、 潔 、 ? 」
「 _ ごめん 、 つい 、 」
「 … そーゆーこと 、 だよね 。 俺は 潔のこと 好きだよ 。 」
「 あんな事したのに 怒ってないのか ? 」
「 潔だから特別 !!! 」
” 仕返し !! ” そういうかのように 次は蜂楽から 口吻された 。
_ カーテンで隠れていたから 蜂楽の 紅くなった顔も 、 いたずらっ子のように べ、 と出した舌も 全部俺だけのが見れる 、 最高の想い出 になった 。
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